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【CAD実用辞典】CAD導入に失敗しないためのポイント。目的や種類、コストによる選び方を解説

CAD

 建築関連やデザイン設計などで活用されるCAD。手間や時間がかかる手書きと比べて設計作業を効率化できるため、製品開発や設計部門で多く導入されています。

 手間や時間がかかる手書きと比べて設計作業を効率化できるため、製品開発や設計部門で多く導入されています。しかし、CADには種類があるほか製品によって機能性が異なるため、自社の業務に適したCAD選定が重要です。

 導入したものの「一部の機能しか利用していない」「多くを導入したせいでコスト負担が大きくなった」とならないために、導入目的やコストなどを考慮して選定しましょう。

 本記事では、CAD導入に失敗しないためのポイントを解説します。

まずは導入目的を明確にする

 CADにはさまざま種類が存在するため、選定を誤ると機能をうまく活用できないなどの問題につながりやすくなります。

 自社の設計業務を効率化できるCADを導入するためには、「どのような業務に活用したいのか」「設計業務における課題は何なのか」を明確にしておくことが重要です。

 建築設計に活用したい場合であれば、窓や階段、配管などの設計に使用する機能の充実、建具や面積の測定、建築法に基づいた規制対応などが求められるでしょう。製品開発の分野では、機械設計や3Dモデルを活用したシミュレーション機能なども有効といえます。

現状の課題に応じた選定が必要

 CADの導入目的を明確にする上で、自社の課題を把握することは欠かせません。業種や活用現場によって有効なCADは異なるため、現在の設計業務やワークフローに改善点がないか考えてみましょう。

 例えば、設計作業に時間と労力がかかっている場合には、作図補助機能が充実したCADを導入することで、作業時間や作業人数が削減できるかもしれません。製品の品質を高めたい場合には、3Dモデルなどの高機能な3D CADも有効といえるでしょう。また、3Dモデルデータを他部署と共有することで、よりスピーディーな情報共有が可能となるため、作業工程を削減できる場合もあります。

 設計担当者のニーズを捉えるとともに、現在のワークフローに改善点がないかをなどを確認し、社内全体でCADの活用方法を検討しましょう。

2D CADと3D CAD、どちらを選ぶべきか

 ものづくりの現場に大きく貢献した2D CAD。しかし、近年ではPC上で立体図面を作成できる3D CADを導入する企業が増えてきました。平面の図面作成が可能な2D CADですが、3D CADでは3Dモデルを活用した設計や見積りが可能となるため、完成形をイメージしやすく、人的ミスや設計工数を大幅に削減できるという魅力があります。

 機能性の違いとしては、2D CADは、建築設計図などの平面での図面作成に向いています。初期段階の設計図や検討図として表現しやすいという特長があります。ただし、構想設計などを行うには施策段階で多くの検証や修正が必要になるため、完成までの工数が増えやすくなります。また、2D図面だけでは部品同士の干渉や重心などを把握しづらいため、手戻りが発生する可能性も高いといえるでしょう。

 一方3D CADでは、立体的な3Dモデルデータを作成するため、複雑な立体でも形状を把握しやすい特長があります。重心や質量などの算出が容易になるほか、実際に動きを確認できることで部品の干渉などを検証しやすくなるため、試作品の作成や修正にかかる作業が軽減され、手戻りが起きにくくなります。

 このように、2D CADと3D CADでは機能性や特長が異なるため、有効活用できる現場にも違いがあります。建築設計や設備設計には2D CADが便利ですが、製造設計では製造プロセスを効率化できる3D CADを利用する価値が十分にあるでしょう。

 どちらが自社の業務改善に必要であるかを考え、それぞれの機能を最大限に生かせるようにしましょう。

導入コストや導入現場も考慮する

 CADの選定時には、導入コストも検討しましょう。機能性を強化した有償版CADでは永久ライセンスが一般的ですが、なかには月額制などのサブスクリプションもあります。永久ライセンスでは初期費用が高めに設定されていることが多く、サブスクリプションでは低価格で利用できるプランも見られます。

 また、インストールするPCに対して1つのライセンスが必要になる場合もあれば、インターネット環境があればどのPCでも利用できるクラウド型CADもあります。それぞれ初期費用やライセンス更新時のコストが異なるため、現場のニーズを踏まえて検討しましょう。3D CADは2D CADよりも高額になりやすいため、利用人数やコストを考慮した計画的な導入が重要です。


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