更新日:2023 年 03 月 29 日

秘文とは

秘文 統合エンドポイント管理サービスは、脆弱性やセキュリティ設定に不備がない状態を常に維持できるようコントロール(ポスチャマネジメント)するクラウドサービスです。「可視化」「分析・評価」「対策」の3つのステップでセキュリティリスクへの対応力を高め、管理者の運用負荷を軽減します。

<主な機能>
【セキュリティリスクの可視化】
 PCやスマートデバイスのインベントリ情報だけでなく、OS/アプリケーションの脆弱性やOSのセキュリティ設定状況などもモニタリング

【リスクの分析・評価】
 OS/アプリケーションに脆弱性がないか毎日自動で診断。リスクの度合いも客観的に評価し、対応の優先順位を提示

【エンドポイントへの対策】
 Windows Updateの実施やOSの設定変更を自動で実施。自動是正できない場合はユーザ端末へアラートを通知

その他、秘文がこれまで提供してきた内部不正による情報漏洩防止対策機能や、IT資産管理機能、スマートデバイス管理機能もご提供しますので、これ一つでエンドポイントのセキュリティ対策が可能です。

さらに、「Okta Identity Cloud」との連携により、Oktaによるユーザー認証に加え、デバイスの特定まで実現可能です。これにより、個人所有のデバイスや、セキュリティ対策が不十分なデバイスからのアクセスを制御することができます。

※内部不正や盗難・紛失、情報漏洩、標的型サイバー攻撃などさまざまな脅威からお客様の大切なデータをお守りする機能を提供する従来のオンプレミス版の「秘文 Data Encryption」「秘文 Device Control」もございます。

秘文の満足度、評価について

秘文のITreviewユーザーの満足度は現在3.0となっており、同じ DLPのカテゴリーに所属する製品では8位、 暗号化のカテゴリーに所属する製品では21位、 ログ管理のカテゴリーに所属する製品では27位、 IT資産管理のカテゴリーに所属する製品では18位、 MDM・EMM(モバイルデバイス管理)のカテゴリーに所属する製品では25位、 脆弱性診断ツールのカテゴリーに所属する製品では12位、 となっています。

バッジ
満足度
満足度(大企業)
満足度(中堅企業)
満足度(中小企業)
3.0
3.0
2.9
3.1
レーダーチャート
機能への満足度
使いやすさ
導入のしやすさ
管理のしやすさ
サポート品質
価格
3.6
3.2
3.1
2.9
3.3
3.1

秘文の機能一覧

秘文は、暗号化の製品として、以下の機能を搭載しています。

  • ファイル暗号化
    ファイル/フォルダ単位で暗号化を行う
  • フルディスク暗号化
    OSなども含めHDDのドライブ全体を自動的に暗号化/復号を行いながら利用できるようにする
  • リムーバブルメディアの暗号化
    USBメモリ、メモリカード、外付けHDDなどへデータが書き込まれる際に自動的に暗号化を行う
  • ファイルサーバ暗号化
    ファイルサーバ上の共有フォルダを暗号化する

また、ログ管理の製品として、以下の機能を搭載しています。

  • ログの収集
    対象とする社内システムや各種ハードウェア、アプリケーション、ファイルへのアクセスログや操作ログを収集する
  • ログの保管
    収集したログデータの一元管理を行い、必要に応じて圧縮やアーカイブなどを施す
  • ログの分析
    収集したログデータを分析し、システム障害の調査や原因特定、不正アクセスなどの証跡管理に役立てる
  • ログレポート
    予め設定した項目や分析結果の内容を決められた日時に自動でレポートを作成、管理者に送信する

また、IT資産管理の製品として、以下の機能を搭載しています。

  • ハードウェア情報の取得と台帳管理
    コンピュータ名、IPアドレス、CPUの種類、メモリ容量、ディスク容量などのハードウェア情報を自動的に取得し、管理する
  • ソフトウェア情報の取得
    OSのバージョン、アップデートの適用状況、コンピュータ内部にある実行形式ファイルなどの情報を自動的に取得する
  • 更新プログラム管理と適用
    Windows更新プログラムやセキュリティパッチの適用状況を把握し、必要な更新プログラムを一斉に適用する
  • 周辺機器情報の取得
    ネットワークに接続されているプリンタ、複合機、ルーター、スイッチなどの周辺機器情報を自動的に取得する
  • デバイス情報の取得
    USBメモリ、光ディスクドライブ、デジタルカメラ、スマートフォンなどのデバイス情報を自動的に取得する
  • 死活監視
    プリンタやルーターなどSNMP対応機器を検知して死活監視を行う
  • 管理台帳の作成
    管理台帳を作成し、ライセンス情報の登録/割当、資産の棚卸しなどを行い、ソフトウェア資産管理に利用する
  • ライセンス登録
    ソフトウェアのライセンス数/種別、使用/管理部署など必要な情報を登録する
  • ライセンス利用状況
    保有ライセンス数とインストール数の過不足確認、アップグレード/ダウングレードなどの利用状況を把握する
  • 不要ソフトウェア廃棄
    ライセンス超過やライセンス切れなどにより不要になったソフトウェアをコンピュータからアンインストールする
  • 利用申請、承認
    ハードウェア/ソフトウェアの利用申請から承認までのプロセスを管理する
  • ログ管理
    アプリケーションの起動状況や外部との通信、特定のファイル操作、データの取り扱いなどコンピュータで実行されたさまざまな挙動をログとして記録し、管理する
  • アカウント管理
    業務アプリケーションやWebサービスなどのアカウント状況を把握する
  • ネットワーク検知
    ネットワークの接続状況を監視して情報収集を行い、管理対象外の不正な機器接続を検知、遮断する
  • 操作制限
    ファイルのアップロード、メール送信、印刷出力などの操作をクライアント コンピュータ単位、ユーザー単位で制限する
  • アラート表示
    違反行為があった際に、メッセージを送信してユーザーに注意を促す
  • サーバ/データベース監査
    サーバのログを収集し、権限のないユーザーからのアクセスやデータベースの使用状況などを把握する
  • レポート
    サーバやフォルダ、ファイルへの失敗アクセス状況をレポートとして可視化する

また、MDM・EMM(モバイルデバイス管理)の製品として、以下の機能を搭載しています。

  • モバイルデバイス情報
    OS(Android、iOS、Windowsなど)とOSバージョン、機種・モデル名(iPhone、iPadなど)、プロセッサ名などさまざまなデバイス固有の情報を取得する
  • アプリ一覧
    デバイスにインストールされているアプリとバージョンを一覧表示する
  • 位置情報
    GPS機能や携帯電話の電波による測位機能を利用し、デバイスの位置情報(緯度・経度)を取得する。地図上に位置を表示するものもある
  • キッティング/アプリ配信
    複数のデバイスに対し、同じシステム設定、同じアプリの配布などのキッティング作業を一斉に実施する
  • アラート
    携帯電話の電波やWi-Fiが届かない場所にあり、MDM・EMMで管理できないデバイスを検知して通知する
  • パスワード
    パスワードの長さや文字種(英大文字小文字、数字、記号)などパスワードの設定ルールを適用する
  • ネットワーク設定
    Wi-Fi接続設定、VPN設定、メール設定、ブックマーク設定、プロキシ設定などを適用する
  • MAM(モバイルアプリケーション管理)
    業務に必要なアプリケーションに対して、アクセス制限やデータ保護の設定などを行う
  • MCM(モバイルコンテンツ管理)
    業務に必要なデータに対して、アクセス制限や閲覧・編集制御などを行う
  • レポート
    管理するモバイルデバイスに関するさまざまな情報(起動中のデバイス数、制御内容)などをレポートに表示する
  • ログ管理
    MDM・EMMが制御したジョブや成功/失敗などのログ情報を表示する
  • ポリシー・階層管理
    組織の拠点、部署などの単位でグループを作成し、階層的に管理する。それぞれのグループごとに詳細なポリシーを個別設定し、自動的に適用できる
  • 権限設定
    組織の拠点、部署などの単位でグループを作成し、階層的に管理する。それぞれのグループごとに詳細なポリシーを個別設定し、自動的に適用できる
  • ハードウェア機能制限
    カメラ、Wi-Fi、Bluetooth、microSDなどデバイスのハードウェア機能を制限する
  • アプリ制限
    新規アプリのインストール、アプリストアの利用、プリインストールアプリの利用を制限する
  • Wi-Fi SSID制限
    Wi-Fi接続先を制御し、セキュリティ上の問題があるフリーWi-Fiなどへのアクセスを禁止する
  • ポリシー違反検知
    デバイスの設定状況を監視し、違反する設定や利用を検知してアラートで通知する
  • リモートロック
    遠隔操作でデバイスを利用できない状態にする
  • リモートワイプ
    遠隔操作でデバイスを初期化(工場出荷状態にリセット)する
  • アップデート
    OSやアプリの最新バージョンが公開された際に、自動的にアップデートを適用する
秘文の機能と評価点はこちら

秘文を導入して得られた効果やメリット

ツールは導入するだけでなく、その後どんな影響があったのかが一番重要となります。 では、秘文を導入することでどんな効果や、メリットがあるのでしょうか?
実際に投稿されたレビューからその一部をご紹介します。

システム利用において顧客データなどを勝手に持ち出すことができないように制御をかけることが可能になりセキュリティ面を担保できた。
https://www.itreview.jp/products/hibun/reviews/29374
ファイルの暗号化、メールの暗号化、パソコンログインやパソコンそのもののセキュリティ対策にとても優れています。 ファイルの暗号化やウィルス対策メールへのセキュリティ対策、ファイルサーバ同士のファイルコピーなどに対するセキュリティ対策で十分な機能や効果が得られます
https://www.itreview.jp/products/hibun/reviews/119452
セキュリティに関してやや脆弱性に不安を感じる機器について、外部と接続して業務をおこなわなければならないとき、暗号化を利用した。これがないと業務は達成できなかったと思う。
https://www.itreview.jp/products/hibun/reviews/118857
さらにレビューを読む

秘文の価格

更新日:2023 年 02 月 03 日
秘文 統合エンドポイント管理サービス(標準価格)
1,520,000円 / 年 / 100台(税抜)
最小契約数は、クライアントPC100台です。保守サービス費用を含みます。

まとめ

秘文の紹介はいかがでしたでしょうか?
今回紹介したレビュー以外のレビューや企業からの情報などは以下で紹介しています。
製品の導入や比較に、ぜひご覧ください。

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