「入退室管理システム 」の記事一覧 | ITreview Labo https://www.itreview.jp/labo/archives/category/security/endpoint-security/entrance-exit-control ビジネスの課題と向き合うSaasメディア Wed, 22 Feb 2023 08:40:38 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.5.6 顔認証が使える入退室管理システム5選 https://www.itreview.jp/labo/archives/13610 https://www.itreview.jp/labo/archives/13610#respond Wed, 22 Feb 2023 08:40:36 +0000 https://www.itreview.jp/labo/?p=13610 空港での搭乗やライブ会場の入場、マンションのエントランスなど、顔認証によってパスワードや鍵を必要としないスマートな入退場が現実のものになってきました。 しかし、顔認証の入退室管理システムをいざ調べてみると、あまりにも製品 […]

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空港での搭乗やライブ会場の入場、マンションのエントランスなど、顔認証によってパスワードや鍵を必要としないスマートな入退場が現実のものになってきました。

しかし、顔認証の入退室管理システムをいざ調べてみると、あまりにも製品の数が多くて困った人も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、顔認証が使える入退室管理システム5選を目的別にご紹介します。

顔認証が選ばれる理由

顔認証とは、パスワードやICカードを利用せずに個人を識別する生体認証の一種です。目や鼻などの特徴を読み取ることで個人を判別します。AIを活用したディープラーニングによって、認証精度はここ数年で飛躍的に向上しました。

ITリテラシーの高いオフィスやマンションでは、顔認証を導入したスマートロックを実現しており、利便性とセキュリティの高さから人気を集めています。

ICカードやパスワード紛失のリスクがない

ICカードやパスワードなどの認証は、紛失や盗難といった人的リスクにさらされており、セキュリティ面に不安を抱える方もいます。一方、顔認証は持ち運びの必要がない人間の顔を認証キーとして使いますので、紛失や盗難といったリスクは起こりえません。

鍵を落として自宅へ帰れなかったり、部下がICカードを紛失して社員総出で捜索したりするリスクを抱える必要がなくなります。

セキュリティ効果が高い

顔認証は、セキュリティ効果が高いのも特徴です。パスコードの推測やコピーが不可能であり、不正やなりすましが困難であるからです。2023年現在では、本人を認証しない「本人拒否率(FRR)」を0.1%まで下げながら、間違えて他人を認証する「他人受入率(FAR)」をわずか0.001%まで高めています。

利用者の心理的な負担を軽減できる

顔での判別は、日常的に人間が無意識に行っている動作であり、利用者にとって心理的な負担が少ない認証であると言われています。オフィスやマンションなどのエントランスに設置しても、ユーザーにストレスをかけにくい認証方式です。

入退室ログを記録できる

顔認証は、鍵を持たずにスマートに認証できると同時に、入退室管理システムでログ情報も自然と集めることができます。入退室のログ記録には、不審者や内部犯行者に対して犯行を諦めさせる事前防止策としての効果も期待できるでしょう。不正が発覚した後であっても、ログ記録から関係する人物を特定することが可能です。

検温機能・非接触といった感染対策に使える

顔認証のシステムには検温機能を持つものもあり、非接触で利用できることから感染対策としての効果も期待できます。ドアの鍵やICカードリーダーといった接触感染の温床になる場所を非接触にできるため、クラスター発生のリスクを軽減できるでしょう。

また、エントランスに顔認証システムを置くことで、アポイントを遠隔で受け付けることができ、受付の人員配置を減らす効果も期待できます。

専用装置がなくても導入できる

顔認証による受付と入室ログの記録だけであれば、手持ちのタブレットにアプリをインストールすることで導入できます。スマートロックや認証ゲートなどと組み合わせれば、ドアの開錠に利用することも可能です。

自前のタブレットにアプリを導入して、入場ログの記録と同時に検温するシステムも作ることができるでしょう。

目的別に選ぶ顔認証が使える入退室管理システム

ITreviewが紹介する製品の中から、目的別に顔認証が使える入退室管理システムを5つご紹介します。

1.集団の認証で評価が高いシステムなら「NeoFace KAOATO」

NeoFace KAOATOは、NECソリューションイノベータ株式会社が提供する顔認証パッケージソフトウェアです。顔認証の精度は米国NIST(アメリカ国立標準技術研究所)にて毎年のように審査をしています。NISTに評価を受けた顔認証システムの中でも特に1:Nの集団での認証で評価を受けているのが、NECの顔認証システムです。

既存開き扉・自動開閉装置・セキュリティゲートなどと連携可能であり、開錠機能付きの入退室管理システムを作り上げることもできます。ITリテラシーが高く入退室管理のセキュリティを高めたい企業におすすめです。

2.1対1の認証精度で評価が高いシステムなら「KPASクラウド」

KPASクラウドは、パナソニック コネクト株式会社が提供する顔認証クラウドサービスです。加齢による変化などにも対応する性能を有しており、写真を指定して認証する1:1の認証で米国NISTより高い評価を受けています。顔認証で開錠する事例もあるため、入退室管理システムとしても利用できます。

3.手間をかけずに安価で導入するなら「bitlock PRO」

bitlock PROは、株式会社ビットキーが提供する法人向けのスマートロック入退室管理システムです。今ある扉の鍵のつまみ(サムターン)に粘着テープで貼り付けるだけで入退室管理システムを手軽に導入できます。

初期費用0円、月額5,000円〜とリーズナブルな価格で導入できるのも魅力です。月額5,000円のオプション機能によって顔認証も導入できるため、顔認証が使える入退室管理システムを安価で導入したい企業におすすめです。bitlock GATEを用意することで、既存の自動ドアにスマートロックを取り付けることもできます。

4.アプリで手軽に導入するなら「FreeiD」

FreeiDは、DXYZ株式会社が提供する顔認証システムです。FreeiDのアプリを導入すれば、今お持ちのタブレットやスマホを入退室管理システムとして使用できます。オフィスの受付や保育園、マンションの入退室管理にも導入事例があり、自動開錠にも対応しています。入店時に顔認証を実施して、顔認証決済で無人店舗を経営するといった利用方法も可能です。

5.専用端末とセットで導入するなら「Safie Entrance2」

Safie Entrance2は、セーフィー株式会社が提供するクラウド型入退室管理サービスです。専用の端末を用いて顔認証を行い、電気錠とドアコントローラを接続して入退室する仕組みを採用しています。専用端末は109,230円~、ドアコントローラは43,780円〜、月額16,500円で100顔まで利用可能です。

顔認証を導入してオフィスのセキュリティを強化しよう

顔認証の導入には、アプリでの導入、専用端末の購入、スマートロックのオプション機能などのさまざまな選択肢があります。顔認証の精度を評価する米国NISTで高い評価を受けている企業の製品であれば、信頼性の高いシステムを構築できるでしょう。既存のドアを改造することなく導入しやすい製品もあるので、自社の目的に合わせたサービスを選定してください。

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入退室管理システムとは?認証の種類や勤怠ツールとの連携など注目ツールをピックアップ https://www.itreview.jp/labo/archives/11977 https://www.itreview.jp/labo/archives/11977#respond Mon, 28 Nov 2022 05:14:45 +0000 https://www.itreview.jp/labo/?p=11977 近年、プライバシーマーク(Pマーク)やISMSなどでセキュリティを見直す企業が増えています。オフィス内では機密性の高い情報が扱われているため、コンピュータやネットワーク上だけでなく、外部からの不正な入室も防がなければいけ […]

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近年、プライバシーマーク(Pマーク)やISMSなどでセキュリティを見直す企業が増えています。オフィス内では機密性の高い情報が扱われているため、コンピュータやネットワーク上だけでなく、外部からの不正な入室も防がなければいけません。しかし、入退室の管理においては手書きや口頭で運用されることが多く、管理が煩雑で正確性に欠けるといった課題があります。

そのような状況の中で注目されているのが入退室管理システムです。これまでのアナログによる管理がなくなるだけでなく、社外・社内ともにセキュリティを強化することができます。今回は入退室管理の必要性や認証方法について詳しく解説し、おすすめのツールもいくつか紹介します。

入退室管理システムとは?

入退室管理システムとは「誰が」「いつ」「どこに」出入りしたのか管理するものです。従来のような紙への記入が不要となり、建物やフロアなどに設置された認証機器で入退室を記録します。全て履歴として一括管理できるようになり、入室時刻や滞在時間なども把握可能です。

また認証にはICカード、スマーフォン、生体認証などさまざまな方法が用いられ、個人を識別して入退室の許可・制限を行います。それぞれ鍵と同じ開閉の役割を持っているため、より強固なセキュリティ環境が実現できます。

近年、入退室管理システムは企業以外でも、国の研究機関や大学などさまざまな場所で利用されています。その理由は、単なる部外者の侵入を防ぐ目的だけでなく、内部の人間による情報の持ち出しや特定エリアへのアクセス状況を確認するためです。

入退室管理が必要とされる理由

入退室管理が必要とされる理由はさまざまで、以下のような目的で利用されます。

部外者の侵入防止

社員が安心して働ける場所を整えるには、オフィスの安全性は重要です。誰でも自由に出入りできるような環境では、いつ外部の人間に侵入され機密情報を盗み出されるか分かりません。とくに取引先や配送会社、ビル管理会社など出入りの多い企業では、正確に入退室を管理する必要があります。

社内外の情報漏えい対策

一般的に、情報漏洩の原因はコンピュータウイルスかハッキングによるものと思われがちですが、実は3割近くが内部人間による持ち出しや不正行為によるものです。

出典:2018年 情報セキュリティインシデントに 関する調査結果 ~個人情報漏えい編~ (速報版) |NPO日本ネットワーク協会

このことから企業は機密情報にアクセスできるエリアや部屋を明確に区別し、そこに入退室する人物を細かくチェックしなければいけません。

情報漏洩は企業にとって大きな損失です。一度起きてしまうと、賠償の問題だけでなく企業の信用が損なわれてしまいます。外部・内部ともに強力な情報漏洩対策が必要です。

なりすましや共連れ入室を抑制

入退室で不正が発生する原因のなかには、他者の暗証番号を使ったなりすましや、入室許可者が第三者を招き入れる共連れ入室があります。いずれの場合もセキュリティに対する意識の低さから発生するものです。社員への注意喚起だけでなく、不正が起きにくい環境づくりも重要です。

入退室管理システムで利用される認証方法

入退室管理システムの認証方法には以下のようなものがあります。

・暗証番号

ドア近くに設置したテンキーを用いて開錠する方法です。コストを抑えられシンプルで導入しやすいことにより、古くから利用されています。認証アイテムが不要なため、鍵の盗難や紛失リスクもありません。

暗証番号は全員が共通で同じ番号を使う場合と、個人毎に番号を発行するものがあります。いずれも外部への流出リスクがあり、セキュリティ面が十分とは言えません。とくに共通で使う場合は、定期的に番号を変更して対策を講じる必要があります。

・ICカード

ICカードはドアに取り付けた認証装置にカードをかざして認証する方法です。操作する必要がないため、テンキーによる暗証番号に比べてスムーズに入室できます。ICチップを埋め込んだ社員証、もしくは個人の所有する交通系ICカードをそのまま使え、比較的低コストで導入可能です。またカードには個人情報が登録され機密性が高いという特性から、他者への貸し借りが発生しにくくなります。

ICチップは偽造されにくい点でリスクが低いものの、持ち歩かなければならないので置き忘れや紛失・盗難が発生する可能性があります。問題が起きた場合はカードの再発行が必要になり、異動や退職時も認証情報のメンテナンスが必要です。

・スマートフォン

個人が所有、もしくは会社から支給されたスマートフォンを使って認証する方法です。専用のアプリをインストールすることで、ドアの開錠が可能となります。スムーズな入室、個人を特定した入退室管理が行えるだけでなく、鍵として使用するカード類の管理が不要です。

常に身に付けるか置き場所が把握されていることが多いため、ICカードに比べて紛失や盗難のリスクは低いと言えるでしょう。ただし、本体の故障や電池切れ等が発生した際は入室できないデメリットがあります。

・生体認証

生体認証はバイオメトリクス認証とも呼ばれ、指紋や顔、静静脈、網膜などを用いて認証する方法です。身体的特徴を認証情報として使用するため、確実に個人を特定し高い精度で入退室管理を行えます。また認証アイテムが不要であることから、紛失・盗難のリスクやなりすましを防ぐことが可能です。

非常に高セキュリティである一方、導入と運用面ではコストが高額になることがあります。また一人ひとりの認証情報を登録するのに手間がかかるのも、デメリットだと言えるでしょう。

入退室管理でおすすめのツールをピックアップ!

ここでは勤怠管理に連携できる入退室管理など、おすすめのツールを3つ紹介します。

Akerun入退室管理システム

株式会社photosynthが提供する「Akerun入退室管理システム」は、既存のドアに後付けでスマートロックの設置が可能です。ICカードやアプリによるスマートキーでドアを制御し、入退室の情報は全てクラウドで管理されます。累計導入実績は7,000社にのぼり、PマークやISMSへの対応及び勤怠連携でも活用されています。

・利用者レビュー

事務所への出勤退勤時に利用しています。外部の人も勝手に入れないようにセキュリティも万全ですし、Akerunで簡単に入室退室できます。また勤怠システムとも連携できるので、正しい勤怠が取れます。

引用:https://www.itreview.jp/products/akerunnyutaishitsukanrisystem/reviews/135980

bitlock PRO

株式会社ビットキーが提供する「bitlock PRO」は、今ある扉に貼り付けるだけのスマートロックです。工事不要で低コストで取り付けられ、ICカードやスマートフォンのアプリで解錠することができます。オプションで顔認証にも対応しており、高いセキュリティ環境を整えられます。

公式:https://www.bitlock.workhub.site/

カギカン

Qrio株式会社が提供する「カギカン」は、アプリ・ICカード・PINコードなど複数の解錠方法に対応したスマートロックです。初期費用と工事費用が不要で、専用の管理画面から利用シーンに最適な合カギを発行可能です。レンタルプランであれば、機器の故障、不具合時は無料交換に対応しています。

公式:https://kagican.jp/

ITreviewで入退室管理システムを探してみよう

会計や給与など一般的な業務に比べ、入退室の管理はシステム化がやや遅れている部分です。しかし企業のコンプライアンスという観点からも、入退室におけるセキュリティ強化は今後ますます重要性が増していきます。

入退室管理システムを使えば社外・社内ともにセキュリティを高められ、従業員全員の動きを履歴管理できるようになります。入退室のデータは勤怠管理にも活用でき、労務管理の効率化にもつながります。入退室管理システムに興味がある方は、ぜひ「ITreview」で製品を比較検討してみてください。

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