投稿 「DMP」とは?マーケティングへの活かし方や導入のメリットを解説 は ITreview Labo に最初に表示されました。
]]>近年、Webマーケティングのトレンドとして広がりを見せるDMPですが、DMPについて詳しく理解している方はまだ少ないのではないでしょうか。そこで、本記事では、DMPの概要やマーケティングへの活用法、導入するメリットなどを解説します。Webマーケティングに携わっている方は、ぜひ参考にしてください。
DMPとは「Data Management Platform」の略称で、インターネット上にあるユーザーの行動履歴や購入履歴など、様々なデータを管理・分析してマーケティングに活かすための環境です。DMPを活用すると、自社で取得したユーザーデータと外部で取得したユーザーデータを分析して、マーケティング施策ができます。その結果、各ユーザーに適した広告やおすすめ商品の表示ができ、PV数の増加や離脱率の減少につながります。
DMPは、「オープンDMP」「プライベートDMP」の2種類に分けられます。以下、それぞれの特徴を説明します。
オープンDMPは、外部のデータを扱います。外部サイトから取得したユーザーの行動履歴や年齢、性別などの属性情報は全て匿名データとして扱うのが特徴で、自社だけでは把握できない情報を取得できるといったメリットがあります。
プライベートDMPは、オープンDMPのデータと自社独自で取得したユーザーの行動履歴や属性情報を組み合わせて保有・管理するプラットフォームを表します。自社の顧客情報をもとに自社に最適なマーケティングを行えるといったメリットがあります。
以上のように、オープンDMPとプライベートDMPは、それぞれ特徴やメリットに違いがあります。どちらを導入するのが良いのか、自社で扱うデータの範囲をもとに決めましょう。
DMPを導入するメリットには、以下のようなものがあります。
DMPを導入すると、自社だけでは入手が難しいユーザーデータを使用することでユーザーのターゲティングが可能です。ユーザーをより細かい属性単位でターゲティングでき、マーケティングの効率化につながります。また、素早くデータ取得・分析できることにより、工数の削減にもつながります。
DMPを導入することで、ユーザーの購入履歴や行動履歴、個人情報などの自社サイトで取得したデータとSNSなどから取得した外部データを一元管理できます。これにより、データ管理の手間が減り、総合的にデータ分析を行うことが可能です。
DMPを導入することで、Googleアナリティクスでは入手できない「ユーザーが自社サイトに訪れる直前に滞在していたサイト」「どのような経路をたどって自社サイトにたどり着いたのか」といったデータを取得できます。これにより、より正確なユーザーデータが取得可能となります。
以上のように、DMPには様々なメリットがあり、いずれもマーケティングの効率化につながります。
ではDMPをどのように活用すればよいのでしょうか。本項目では、DMPの基本機能と活用方法を解説します。
初めにDMPにデータを収集します。外部データはオープンDMPを活用してデータ取得し、社内データはWebサイト内にDMPのタグを埋め込むことにより取得します。
データの収集が完了したら、データを分析していきます。
データ分析では、「正規化」と「セグメント」が行われます。データの正規化とは、データを扱いやすい形に整えることです。あらゆるWebサイトの情報を利用して同一ユーザーを特定します。
データのセグメントとは、行動履歴にもとづいてユーザーを分類分けすることです。購入履歴やアクセス数など、あらゆるデータを用いてユーザーに点数を割り当て、分類します。
データ分析が完了したら、分析したデータを活用していきます。具体的には、セグメント化したユーザーごとにメルマガやリスティング広告を配信していきます。
セグメント化されたユーザーごとに行動を変化させられるため、よりユーザーが興味を引く行動が取れます。
DMPを導入する際は、下記のような点に注意しましょう。
DMPによる効果を最大限引き出すためには、DMPの導入目的を明確にする必要があります。「何となく効率化したいから」「何となくPV数を増やしたい」といった理由ではなく、自社サイトの状況をしっかりと把握し、分析した上で、導入目的を決めましょう。
DMPツールを導入する場合、初期費用や運用コストがかかります。せっかくツールを導入しても使いこなすことができないなど、払ったコスト分の結果が得られないのでは、意味がありません。コストに値する結果が得られそうか、DMPツールを導入する前にしっかりと検討しましょう。
DMPのメリットが理解できた方は、DMPツールを調べてみましょう。DMPツールを調べる際は、「ITreview」がおすすめです。ツールの詳細な情報が取得できるだけでなく、利用者の口コミも確認できます。
DMPツールは、Webマーケティングの効率化を考えている企業には、ピッタリのツールです。自社の状況を考えたうえで、最適なDMPツールを導入してください。
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]]>投稿 ユーザーデータをビジネスに役立てる!4つの目的別「DMP」ツールをピックアップ は ITreview Labo に最初に表示されました。
]]>近年、Webマーケティングのトレンドとして人気を集めるDMPツールですが、種類が多く、どれを選べば良いか迷っている人も少なくないでしょう。そこで本記事では、目的別におすすめのDMPツールを4つご紹介します。サイト運営に携わっている方は、ぜひ参考にしてください。
株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する「Salesforce Marketing Cloud」は、リアルタイムのユーザーデータを利用して最適なコミュニケーションを実現するツールです。Webメディアだけでなく、メールやSNSなどあらゆるメディアやデバイスのコミュニケーションを最適化できるのが特徴です。また、Slackとのデータ連携をスムーズに行えるといったメリットもあります。このような汎用性の高さから、世界中のユーザーに利用されています。
実際に、Salesforce Marketing Cloudを利用するユーザーからは、「他社製品と比較してデータコネクトが柔軟的で、利用可能チャネル数の豊富さ、ツール内でSQLを記載できる点からローデータを取り込むだけで、高度なシナリオ作成が可能」「メールやシナリオ作成のGUIが優れているため、直感的に操作できる」「メール作成もテンプレートが多く、必要に応じてコードを記述して対応可能なため、制作と管理工数をかなり削減できた」といった口コミが寄せられています。
ログリー株式会社が提供する「Juicer」は、無料で利用可能なDMPツールです。0円で利用できる基本プランには、「ペルソナ分析」「A/Bテスト」「ユーザー分析」などサイトの分析・改善に必要な基本機能が揃っています。コストを抑えてDMPに取り組みたい方におすすめのツールです。
実際に、Juicerを利用するユーザーからは、「基本機能は全て無料のため、導入しやすい」「万能でありながら、シンプルに使用できる高機能分析ツール」といった口コミが寄せられています。
株式会社データXが提供する「b→dash」は、ノーコードで利用可能なSaaS型マーケティングプラットフォームです。SQLやプログラミングなどの技術がなくても直感的に操作可能なため、エンジニアではない方でも簡単にデータを分析できます。また、BI機能やWeb接客機能など16種類もの機能がオールインワンで搭載されており、導入後別のツールを導入する必要はありません。
実際に、b→dashを利用するユーザーからは、「直感的な操作で日に日に使いこなすことができ、MAとBI両方で重宝している」「b→dashは、UI/UXが優れており、操作方法が分かりやすく、操作のガイドラインもあるため、セグメントデータの作成やシナリオの設定といった作業を誰でも簡単に行うことができる」「色々な機能が網羅されており、複数のツールを使い分ける必要がない点が良いと思う」と言った口コミが寄せられています。
b→dashは、業界業態に合わせたテンプレートがあることもあり、業界・業種問わず500社を超える企業に導入されています。テンプレートを選択するだけで誰でも簡単にデータマーケティングができるため、幅広い業界におすすめのツールだと言えるでしょう。
株式会社アクティブコアが提供する「アクティブコアマーケティングクラウド」は、200を超える企業に導入されている独自開発型のマーケティングプラットフォームです。導入・運用のサポート体制が充実しており、自社開発という強みを活かして「導入プランのご提案」「導入設定」「メールサポート」「定期メンテナンス」「トレーニングセミナー」の5つのサポートを準備しています。
株式会社アクティブコアが提供する「アクティブコアマーケティングクラウド」は、200を超える企業に導入されている独自開発型のマーケティングプラットフォームです。導入・運用のサポート体制が充実しており、自社開発という強みを活かして「導入プランのご提案」「導入設定」「メールサポート」「定期メンテナンス」「トレーニングセミナー」の5つのサポートを準備しています。
実際に、アクティブコアマーケティングクラウドを利用しているユーザーからは、「システム系に詳しくないマーケット担当者でも簡単に操作でき、心配な際はサポートしてくれるため、安心して利用できる」「アクセス解析、レコメンド表示、MAが全て1つのプラットフォームで管理できるため、ユーザーの行動履歴を可視化できる」「使い勝手がよく、スキルがない人でも簡単に操作可能な点が良いと思う」といった口コミが寄せられています。
各ツールの特徴が理解できた方は、複数の製品をITreviewのサイトで比較しましょう。比較することで、より製品の特徴が分かり自社に最適なDMPツールを選定できます。自社の現状を把握した上でしっかりと比較・検討して、最適なDMPツールを導入してください。
投稿 ユーザーデータをビジネスに役立てる!4つの目的別「DMP」ツールをピックアップ は ITreview Labo に最初に表示されました。
]]>投稿 広告運用の目的をおさらい!目的別に使える運用ツールの機能をピックアップ は ITreview Labo に最初に表示されました。
]]>広告運用ツールを導入することで、売上を伸ばしたいと考えている企業は多いでしょう。売上を伸ばすために役立つ機能には以下の3つが挙げられます。
広告別効果測定機能は、出稿広告がどの程度成果を挙げたのか測定する機能です。広告効果測定の指標には、「CV数」「クリック率」「訪問者数」などの数値が使用されます。売上を伸ばすためには、広告運用ツールの効果測定機能を使用して、数値を上げていく必要があります。
SEO効果測定とは、SEO対策をした前後で数値がどのように変化したか測定する機能です。SEO効果測定に使用される指標には、「キーワード順位(検索順位)」「離脱率」「滞在時間」「直帰率」などがあります。Webサイトでは、検索順位の高いサイトの方がクリックされる確率が大きい傾向にあります。seoClarityが2021年に公開した調査によると、日本では検索順位1位だとクリック率は13.94%、2位の場合7.52%、3位だと4.68%という結果が出ています。
出典:2021 CTR Research Study: The Largest Ever for SEO
当然、クリック数が大きい方が広告の成果も大きいため、売上を伸ばすためには、SEO効果測定の値は非常に重要です。
近年メルマガやSNSを利用して、広告を出稿する企業が増えています。特にInstagramやTwitter、YouTubeなど様々なSNSが発達している現代では、SNSで如何に上手く広告運用できるかで売上が大きく変わります。そんなときに重要になってくるのが、メルマガ・SNS効果測定です。メルマガ・SNS効果測定とは、メルマガ・SNSに対してユーザーがどのように反応したかを数値化して、メルマガ・SNSに対する効果を測定するものです。メルマガ・SNS効果測定では、「開封率」「CVR(コンバージョン率)」「登録者数」などの値を見ます。
以上のように、売上を伸ばすためには、様々な効果測定機能を使用して、数値を上げていく努力が必要です。
広告運用の担当者は、費用対効果の報告のために進捗率や成果をレポートにまとめて決済者に提示する必要があります。しかし、Excelやスプレッドシートで資料を作成するのは時間がかかり大変です。
そんなときに役立つのが、レポート機能です。レポート機能では、初心者でも簡単に分かりやすい資料作成が可能です。また最近では、自動でレポートを作成してくれる機能もあり、担当者の負担を減らすことができるでしょう。
ユーザーの行動が分析できれば、Webサイトの集客率や広告のクリック率を増加させることが可能です。ユーザーの行動を分析するために役立つ機能は以下の3つです。
時間帯・エリア分析では、何時にどこで広告を視聴または、広告をユーザーがクリックしたのかを数値で表します。また、男女比や年齢を確認できるツールもあります。ユーザーの反応を適切に把握することで、広告の視聴数が最も多い時間を狙って広告を出稿可能です。
ユーザー行動分析とは、Webサイトにアクセスしたユーザーの行動を分析する機能です。サイトに訪れたユーザーがどのページにどれくらいの時間滞在し、どのページへと遷移したのか分かります。ユーザー行動分析を行うことで、ユーザーのニーズを知ることができ、よりユーザーが求めている広告を出稿可能です。
デバイス効果測定とは、ユーザーがスマホやPCなどどのデバイスから広告にアクセスしているか、またCV数やクリック数が良いのはどのデバイスかを測定する機能です。自分が運用している広告がどのデバイスからクリックされやすいのかを知っておくことで、そのデバイスに適した形で広告を出稿できます。
このようにユーザーの行動を分析することで、よりユーザーが求めているモノが把握でき、広告の質を高められます。
Webサイト内で影響力が強いのはどのコンテンツなのかを把握したい場合は、以下の2機能が有効的です。
アトリビューション分析とは、ユーザーがコンバージョンに至るまでのプロセスを評価し数値化する分析方法です。アトリビューション分析を行うことで、どの要素が広告の成果につながったのか分かります。反対に、アトリビューション分析を行わなかった場合、顧客のニーズや成果に繋がる重要な点を見逃してしまう恐れがあります。
コンテンツ分析とは、WebサイトまたはSNS上のコンテンツを分析することです。コンテンツ分析をすることで、コンテンツの効果比較ができたり、数字が伸びているようであれば要因の分析ができます。
分析したデータを外部ツールに読み込ませるために、CSVファイルなどで出力したいと考えている方もいるでしょう。その際には、エクスポート機能が便利です。エクスポート機能を使用すれば、一瞬でCSVファイルが作成できるため、外部ツールに読み込ませるために新たにデータを用意する必要はありません。
広告運用ツールには、目的別に様々な機能が搭載されています。自社に合った広告運用ツールを選ぶためには、まずは、自社で広告運用ツールを利用する目的を明確にしましょう。目的が明確になったら、複数の広告運用ツールを比較してみてください。
比較には、「ITreview Grid」がオススメです。気になる広告運用ツールを複数個選定するだけで、すぐに比較表が作成できます。また、ITreviewのサイトに集まった広告運用ツールに対するレビューも役立つでしょう。
投稿 広告運用の目的をおさらい!目的別に使える運用ツールの機能をピックアップ は ITreview Labo に最初に表示されました。
]]>投稿 広告運用ツールの使える6つの機能でPDCAを回す は ITreview Labo に最初に表示されました。
]]>従来のメディアに加えて、SNSマーケティングという言葉が生まれたように、数年ごとに巨大プラットフォームが誕生する昨今、複数の広告媒体を手動で管理するのは非効率です。管理する媒体が増加するほど、手間や時間を取られ、ミスや間違いが増加する傾向にあります。
多くの広告運用ツールには、データの一元管理機能があり、複数のメディアをまとめて1つの画面で管理できます。これにより、担当者はアカウントを切り替えてログインする手間が省けるため業務効率化につながります。
進捗率の管理は、作業が滞りなく進められているか確認するために必須です。また、上司やクライアントへの報告のためにも進捗管理は大切です。
Excelやスプレッドシートを利用して進捗率を管理している企業も少なくありませんが、広告運用ツールを利用して進捗を管理することも可能です。また、複数媒体の進捗率を管理する場合、媒体ごとに進捗率を一人で管理してまとめるのには手間がかかります。
一方で、広告運用ツールであれば、媒体ごとの進捗管理機能が搭載されているため、進捗管理が乱雑になる心配がありません。
多くの企業では、出稿している広告の進捗に問題はないか、運用成果を順調に出せているかレポートにまとめています。しかし、進捗率や成果等をまとめる作業は予想以上に時間を取られるものです。
そんなときに役に立つのが、レポート機能です。レポート機能では、具体的に以下の点などを確認できます。
広告運用ツールを使用すれば、グラフや表などでデータを視覚化することが容易なため、管理画面を眺めているだけでは気づくことのできなかった問題点も発見できます。また、どのような運用をすれば結果に結びつきやすいのか、過去のデータを分かりやすくデータにまとめておくことも可能です。
広告運用において、初心者と経験者では、作業のスピードだけでなく、広告運用結果にも大きな差が生じてしまいます。その問題は、広告運用自動化機能を使用することで解消できます。
広告運用ツールの中には、広告運用自動化できる製品があり、「広告運用作業」と「運用レポート作成」の2種類を自動化可能です。「広告運用作業」の自動化では、リスティング広告やSNS広告の作業、広告出稿予約やキーワード設定などの業務を自動化することが可能です。「運用レポート作成」の自動化に関しては、進捗や運用結果をレポートにまとめる作業を自動で行ってくれます。
広告運用ツールの使用方法さえ理解できれば、これら2つの自動化機能を利用することで広告運用経験者でも未経験者でも結果に差が生じることはありません。
広告運用時には、「成果が伸びているか」「集客できているか」のデータを分析する必要があります。そんなときに役立つ機能が、「SEO効果測定」「広告別効果測定」機能です。
「SEO効果測定」とは、SEO対策を行った前後で、検索順位やCV数に変化が現れたか測定する機能です。一方、「広告別効果測定」とは、SNSやWebサイトに出稿した広告がどの程度成果を出したか、広告別に効果を測定できる機能です。2機能とも広告運用には、欠かせません。
ユーザー分析機能を使用することで、どの時間帯にユーザーの広告クリック率が高いのか、どこのエリアから広告がクリックされる可能性が高いのか確認できます。
また、PCやスマホなどどのようなデバイスから広告にアクセスされる可能性が高いのか確認できるため、ユーザーの行動に合わせた広告運用が可能です。
広告運用ツールの使える機能について理解できた方は、複数の広告運用ツールを比較してみましょう。比較には、「ITreview Grid」を使用するのが良いでしょう。人気の広告運用ツールを視覚的に比較できるだけでなく、レビューコメントも参考になります。
広告運用ツールと一言でいっても、様々な種類や特徴があります。必要な機能を分析したのち、自社に合った広告運用ツールを選定しましょう。
投稿 広告運用ツールの使える6つの機能でPDCAを回す は ITreview Labo に最初に表示されました。
]]>投稿 広告運用ツールのメリット6つ|ポータルサイトやSNSの広告運用を効率化 は ITreview Labo に最初に表示されました。
]]>いまや多数の企業で導入されている広告運用ツールですが、メリットを正確に把握できているのでしょうか。そこで本記事では、運用ツールを導入する6つのメリットをご紹介します。
広告運用では、コンバージョン率やクリック率を定期的に集計し、より成果を出すために運用を改善していく必要があります。そのために欠かせないのが、Web広告を客観的に評価できるようにすることです。施策の内容と数字を並べることで、次回の広告施策に対しての改善点が見えてきます。
もし、他社の広告運用を代行している企業であれば、コンバージョン率やクリック率によって「クライアントの売上増加」にどの程度貢献できたか、正確なデータを提示する必要があります。
このように、データ収集と分析は広告運用に必要不可欠です。広告運用ツールを導入すれば、素早く正確なデータの収集と分析が可能になります。
広告運用には膨大な業務があります。前述のデータ分析のほかに、運用結果の報告、競合他社の広告分析、次回の広告戦略の立案・企画、クリエイティブチェックなどがあります。これらの業務を担当する社員の負担は相当なものです。これらの問題を解決するためには、1つひとつの作業を効率化し、工数削減を図る必要があります。
広告運用ツールの導入により、広告の管理やデータ収集などの業務を効率化が可能に。より生産性の高い作業に注力できるようになるでしょう。
広告戦略では、複数の広告を同時に運用するケースがほとんどです。最近では、InstagramやYouTube、TwitterなどさまざまなSNSがあり、複数のメディアを活用しているケースがほとんどです。その場合、担当者は手動でアカウントを切り替えてログインを繰り返す必要があります。アカウントの切り替えが面倒なだけでなく、レポートも別々になってしまい、無駄が多い管理方法です。さらに、管理する媒体が増えれば増えるほど余計に時間がかかります。
多くの広告運用ツールにはデータの一元管理機能があり、アカウントを手動で切り替えなくてもチェックが可能です。広告の運用媒体数が多いとなれば、こうした機能は意外と助けになるはずです。
Excel等で独自のマクロを組んでデータを管理する場合、担当者によってはデータ管理方法に少なからず相違点が生まれるため、引継ぎがしにくい傾向にあります。広告運用に関しても、初心者と経験者で運用成績に大きな差が生まれてしまいます。
広告運用ツールなら、データ管理の仕方が統一されるため引継ぎが容易に。経験値に左右される部分が少なくなり、「アイデアはいいんだけど実務が苦手」という人材でもアサインしやすくなるでしょう。
広告運用ツールを導入することで、以下の業務の工数を削減できます。
工数を削減できると、広告運用ツールを導入する前と比較して、1人が受け持てるキャパ数が増加します。
PDCAサイクルとは、PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(確認)、ACT(改善)の頭文字を取った言葉です。これら4つの要因を1サイクルとして複数サイクル回し、より良い結果につなげていくという手法です。PDCAサイクルは多くの企業で導入されており、効果についても証明されています。
広告運用ツールを導入すれば、PDCA1つひとつの要素を効率的に行えるため、PDCAサイクルの高速化につながります。その結果、より短期間で効率的に成果を出せます。
広告運用ツールのメリットを理解できたら、複数のツールを比較してみましょう。比較することで、それぞれの広告運用ツールの特徴がより明確になります。
広告運用ツールの比較には「ITreview Grid」がおすすめです。「ITreview Grid」とは、ITreviewサイトに集まったレビューから、製品の認知度と満足度を四象限マップに表示する機能です。四象限マップで比較できるため、視覚的に違いを把握できます。「ITreview Grid」でさまざまな製品を比較して、自社に合った広告運用ツールを見つけてみてください。
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]]>投稿 CPA(顧客獲得単価)とは?計算方法から改善のアイデアまで解説 は ITreview Labo に最初に表示されました。
]]>本記事では、CPAの意味から計算方法や改善方法、類似の指標について解説します。
CPAは「Cost Per Acquisition」もしくは「Cost Per Action」の略で、「顧客獲得単価」や「コンバージョン単価」と呼ばれ、新規顧客を獲得するために費やしたコストを示します。一般的には1人の顧客や1件の成約を獲得するためにかかった広告費を指します。
CPAは広告の費用対効果を把握できる指標なので、たとえば広告の出稿量が増えたとしても、CPAが低ければ費用対効果が高く広告費以上のリターンを得ていると判断できます。
このときのリターンとは、商品・サービスの購入や入会、サンプルや資料の申し込みを示します。
広告の費用対効果を数値で確認できなければ、その広告の運用を継続すべきかどうか、あるいは強化すべきかどうかの判断ができません。
そのため、CPAを使用して、広告でコンバージョンが獲得できているかどうかを確認する必要があります。
コンバージョン(Conversion)とは「変換」や「転換」「交換」を表す英語ですが、マーケティングでは広告によって商品・サービスの購入や、入会や資料取り寄せなど、広告主にとって価値のある行動に至ることを意味します。
CPAの値が小さければ、少ない広告費で多くのコンバージョンを獲得できたことを意味します。逆にCPAの値が大きくなることは、コンバージョンを獲得するための広告費がかさんでおり、費用対効果が低いことを意味します。
したがって、CPAの値が大きい場合は、広告の運営に関して改善すべき点があること判断して見直しを行う必要があります。
CPAはコンバージョン1件当たりの広告費を求める次の式で算出できます。
CPA = 広告費 ÷ コンバージョン件数
たとえば、ある月に広告費を50万円投入した結果として新規顧客を5人獲得できていれば、
CPA = 50万円 ÷ 5人 = 10万円
とCPAが10万円になります。そして次の月に70万円の広告費を投入した結果、新規顧客を10人獲得できていれば、
CPA = 70万円 ÷ 10人 = 7万円
とCPAが7万円になります。
この結果から、前の月のほうが広告費は安く済んでいますが、費用対効果はあとの月のほうが高かったことになり、効果的な広告運用ができたことがわかります。
費用対効果の高い広告運用を行うために、目標CPAを算出しておく必要があります。
目標CPAを設定するためには、商品原価や人件費、広告費などを算出しておきます。
広告は利益を上げるために行う施策ですから、目標CPAは利益が出ることを前提に設定します。そのために、採算が合わなくなる限界CPAをあらかじめ算出しておく必要があります。
しかし、コンバージョンに直接利益が出ない資料請求や無料トライアルの申し込みなどを設定している場合は、必ずしも直接的な利益が出る設定をする必要はありません。
以下、限界CPAと目標CPAについて解説します。
限界CPAは、コンバージョン1件にかけられる広告費の上限です。式は次のとおりです。
限界CPA = 売上単価 - 原価 - 経費
たとえば、売上単価が2万円で原価が7,000円、経費が3,000円だとすると、限界CPAは1万円になります。1万円はあくまで上限値ですから、この上限まで広告費をかけては利益がなくなってしまうことに注意が必要です。
また、限界CPAは損益分岐点ですから次の式でも算出できます。
限界CPA = 顧客単価 × 利益率
前出の例をこの計算方法に当てはめると、顧客単価は2万円で利益率は50%でしたから、やはり限界CPAは1万円になります。
ただし、会員登録や資料請求、無料トライアルなど、直接利益が出ないコンバージョンを設定している場合は、成約率を加味した計算式になります。
限界CPA = 顧客単価 × 利益率 × 成約率
目標CPAはコンバージョン1件あたりにかけられる費用の目標額なので、計算式は次のとおりです。
目標CPA = 限界CPA - 確保したい利益
たとえば、限界CPAが1万円で7,000円の利益を確保した場合の目標CPAは3,000円となります。
つまり、利益の何%を広告費に当てるのかによって目標CPAを設定するので、次の計算式にもなります。
目標CPA = 限界CPA × 広告費の割合
たとえば、2万円の商品で利益率50%の限界CPAは1万円です。この中から確保したい利益が70%だとすると、広告費には30%を当てられるので、目標CPAは3,000円となります。
コンバージョンが売上になる場合の目標CPAは比較的シンプルに算出できます。
たとえば、商材の価格が3万円、製造原価が9,000円、人件費が6,000円の場合、
限界CPA = 売上単価 - 原価 - 経費 = 3万円 - 9,000円 - 6,000円
なので、限界CPAは1万5,000円となります。
確保したい利益が8,000円だった場合、
目標CPA = 限界CPA - 確保したい利益 = 1万5,000円 - 8,000円
なので、目標CPAは7,000円となります。
コンバージョンが直接売上にならない場合の目標CPAは次のように算出できます。
たとえば、コンバージョンが資料請求で、成約率が資料請求者の50%とします。商材は8万円で製造原価が3万円、人件費などの経費に1万円かかっている場合、限界CPAは次の式で求められます。
限界CPA =(売上単価 - 原価 - 経費)× 成約率 =(8万円 - 3万円 - 1万円)× 50%
したがって限界CPAは2万円となります。
目標とする利益を1万円とした場合、
目標CPA =(限界CPA - 確保したい利益)× 成約率=(2万円 - 1万円)× 50%
ですので、5,000円となります。
広告の費用対効果を高めるためにはCPA改善する必要があります。つまり、CPAを低く抑えるのです。
以下、CPAを改善する方法を解説します。
CPCは「Cost Per Click」の略で、クリック当たりの広告費を表し「広告費用 ÷ クリック数」で算出できます。つまり、CPCの値が小さいほど、低い広告費で多くの反応を得られたことになり、費用対効果が高いことを示します。
広告の費用対効果を高めてCPCを下げるためには、ユーザーの注意や興味を引くクリエイティブ(広告用に作成した成果物)になっているかどうか、あるいはターゲットに届いているのかどうかを見直す必要があります。
また、一度効果があったからといって同じクリエイティブを使用し続けると新鮮さが失われてくるため、CPCが高まってしまう可能性もあります。クリエイティブは定期的に新しくすることが望ましいでしょう。
特にリスティング広告では「品質スコア」を上げることでGoogle広告における評価が上がり、表示順位によい効果があります。品質スコアを上げるためには、キーワードと広告の関連性を見直したり、移動先のランディングページの利便性(見やすさや読み込み速度など)を見直したりする必要があります。
さらに、広告の掲載順位を決める要素である入札単価の上限を低く設定することでも広告コストが下がり、CPCを下げる可能性があります。ただし、この方法では同時に掲載順位と露出度が下がってしまうリスクもあるので、慎重さが必要です。
長期間広告文を変更せずに使用していると、広告文がターゲットやキーワードに合わなくなってしまい、コンバージョンを減らしてしまうことがあります。ターゲットを取り巻く環境などが変化することで、ターゲットが興味をもつ対象も変化し、競合の増加と競合の戦略の変化によりキーワードの重要性が変化するためです。それを防ぐためにも、広告文は定期的に見直す必要があります。
広告がクリックされても成約につながっていない場合は、商材を購入する動機をもつユーザーが求めているキーワードと関連性が薄いキーワードを設定している可能性がありますので、見直しが必要です。
その場合は、関連性の薄いキーワードを除外設定することも検討してみます。無駄にクリックされることを防ぐことで、広告費の無駄を削減できる可能性があります。
一方、クリック自体が少ない場合は、適切なキーワードが設定されていない可能性があります。キーワードを新たに選定し直すことも検討すべきです。
広告文やキーワードを見直した結果、クリックはされるようになったが成約には至らない、という場合は、そもそものターゲットの選定に問題がなかったかを見直します。
つまり、実際にクリックしているユーザーが想定していたターゲットと異なっていたり、あるいは想定していたターゲットのニーズと商材が応えられるニーズが適合していなかったりする可能性もあります。その場合は、たとえクリックされるような広告文やキーワードが選定されていても、肝心の商材の特性がターゲットに響いていない可能性があります。
広告がクリックされているにもかかわらず成約率が上がらない場合は、クリックした移動先が適切かどうかを見直す必要もあります。
たとえば、ダイエットサプリの広告に興味をもってクリックしたのに、健康食品全般を扱うECサイトのトップページに誘導されても、ユーザーは困惑したり面倒に思ったりして離脱してしまう可能性があります。
LP(Landing Page:ランディングページ)とは、広告をクリックした直後にユーザーが閲覧するWebページを示します。つまり、ユーザーが着地する(landing)ページを示します。
LPには通常、広告で紹介した商品の説明ページや会員登録を促すページ、あるいは資料を請求するページなどが作成されます。
このとき、LPが広告に興味をもったユーザーにとって違和感がなく、コンバージョンに結びつく内容になっているかを見直す必要があります。
インターネットでの広告には、Web検索サイトやSNSなどさまざまな媒体があり、これらの媒体への広告出稿や分析などの運用を手作業で行っていたのでは効率が悪くなります。
そこで、これらの運用管理や分析を自動化することで、広告担当者の労力を削減し、運用コストを抑えるために、広告運用ツールを活用することが考えられます。
広告運用ツールの比較検討を行うためにも、ITreviewの「広告運用の比較・ランキング・おすすめ製品一覧」をぜひ、参考にしてください。
広告を運営するに当たって、CPA以外にも覚えておきたい類似の指標がありますので紹介します。
CPO | 広告費 ÷ 受注件数 |
CPR | 広告費 ÷ 登録や申し込み件数 |
CPC | 広告費 ÷ 獲得したクリック数 |
ROAS | 売上 ÷ 広告費 × 100 |
CTR | クリック数 ÷ インプレッション数 × 100 |
CVR | コンバージョン数 ÷ サイトへのアクセス数(訪問数) × 100 |
CPOは「Cost Per Order」の略でOrderは注文の意味ですから、1件の受注を得るためにかかるコストを表します。計算式は次のとおりです。
CPO = 広告費 ÷ 受注件数
たとえば、20万円の広告費をかけて5件の受注をすればCPOは4万円です。
CPAがコンバージョンあたりの広告費であったのに対し、CPOは受注当たりの広告費となります。コンバージョンには問い合わせや資料請求などを設定することもできますが、受注を設定した場合はCPAとCPOは同じになります。
CPRは「Cost Per Response」の略で、Responseとは無料の登録や申し込みなどの反応を示します。つまり1件の登録や申し込みを得るためにかかるコストを表します。計算式は次のとおりです。
CPR = 広告費 ÷ 登録や申し込み件数
たとえば、10万円の広告費をかけて4件の無料サンプルの申し込みを獲得できた場合のCPRは2万5,000円となります。コンバージョンに無料登録や無料サンプル申し込み数を設定した場合は、CPAとCPRは等しくなります。
CPCは「Cost Per Click」の略で、ユーザーからのクリックを1回得るためにかかる費用を表します。計算式は次のとおりです。
CPC = 広告費 ÷ 獲得したクリック数
たとえば、30万円の広告費を費やして獲得したクリックが2,000回だったとき、CPCは150となります。これは、1回のクリックを獲得するために150円の広告費を費やしたことを表します。
注意しなければならないのは、クリックしたユーザーが必ずしも商品やサービスを購入したり無料サンプルの申し込みをしたりするわけではないため、CPCが下がったからといって、広告の効果が高かったとは評価できないことです。
ROASは「Return On Advertising Spend」の略で、広告費の回収率を表します。計算式は次のとおりです。
ROAS = 売上 ÷ 広告費 × 100
たとえば、60万円の広告費をかけて120万円の売上があったとき、ROASは200%となります。つまり、広告費に費やした金額の2倍の売上があったことを示します。
ROASは、総合的な広告の効果を示す指標といえます。
CTRは「Click Through Rate」の略で、インプレッション数(ユーザーに広告が表示された回数)に対して、クリックされた回数の割合を表します。CTRの計算式は次のとおりです。
CTR = クリック数 ÷ インプレッション数 × 100
たとえば、広告が1万回表示された内、クリックされた回数が200回の場合は、CTRは2%となります。また、商品の購入ページやイベントの申し込みページのURLを記載したメールを2万件配信したときに、URLをクリックしたユーザーが500人いた場合、CTRは2.5%となります。
CVRは「Conversion Rate」の略で、顧客転換率と呼ばれます。Webサイトへのアクセスの内、登録や申し込みなどのコンバージョンが発生した割合を示します。計算式は次のとおりです。
CVR = コンバージョン数 ÷ サイトへのアクセス数(訪問数)× 100
たとえば、無料サンプルの申し込みサイトへのアクセス数が2万だったときに、実際に申し込まれた数が500件の場合、CVRは2.5%となります。
CPAの低さだけに注目してしまうと、広告効果を正しく把握できない場合があります。
近年、カスタマージャーニーが複雑になってきています。カスタマージャーニーとは、ユーザーが商品やサービスを認知することから検討、そして購入へ至るまでの顧客体験を示します。
たとえば、自社の製品を購入した顧客は、検索で見つけたリスティング広告をクリックしたことで自社オウンドメディアを閲覧することになり、その結果表示されるようになったリターゲティング広告をクリックしてたどり着いたLPから商品を購入したかもしれません。
しかし、ここでCPAを算出すると、LPに対するコスト評価しかできません。実際には、リスティング広告が決め手だったのかもしれませんし、オウンドメディアで醸成された信頼感が購入に踏み切らせたかもしれないのです。
このようにCPAというのは、直前の広告の効果しか測れないことを理解しておく必要があります。
CPAは広告を運営するうえで費用対効果を把握するためには重要な指標です。しかしCPAを下げることだけに固執すると、コンバージョンと売上を下げてしまう可能性もあります。
広告を評価する際には、CPOやCPR 、CPC、ROAS、CTR、CVRなどの指標にも注意を払いつつ、さらにカスタマージャーニーも考慮したうえで、複合的な検証を行う必要があります。
投稿 CPA(顧客獲得単価)とは?計算方法から改善のアイデアまで解説 は ITreview Labo に最初に表示されました。
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