「PR 」の記事一覧 | ITreview Labo https://www.itreview.jp/labo/archives/tag/pr ビジネスの課題と向き合うSaasメディア Fri, 24 Jul 2026 06:08:30 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.5.8 現場帳票システムの導入で陥りがちな失敗ポイントとは?シムトップス社に聞く、帳票デジタル化のコツと注意点を紹介! https://www.itreview.jp/labo/archives/24367 https://www.itreview.jp/labo/archives/24367#respond Mon, 29 Jun 2026 03:48:48 +0000 https://www.itreview.jp/labo/?p=24367 本記事では、現場帳票システム「i-Reporter」を提供する株式会社シムトップスに対して、現場帳票のデジタル化で失敗しやすいポイントをはじめ、帳票システムの「現場帳票型」と「Webフォーム型」の違いや使い分け、導入を成功させるための進め方、効果測定の方法まで、現場帳票システムを導入する前に知っておきたいポイントや気になる疑問について、詳しくお話を伺いました。

投稿 現場帳票システムの導入で陥りがちな失敗ポイントとは?シムトップス社に聞く、帳票デジタル化のコツと注意点を紹介!ITreview Labo に最初に表示されました。

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製造・建設・保守などの現場では、点検表や作業日報、品質検査表を紙やExcelで運用しているケースが少なくありません。こうした帳票業務では、記入や転記、集計に多くの手間がかかるほか、記入漏れや入力ミス、情報共有の遅れといった課題も生じてしまいます。こうした帳票業務の負担を軽減し、入力から集計、共有までを効率化する手段として活用されているのが現場帳票システムです。

しかし、現場帳票システムには、既存の帳票レイアウトをどこまで再現できるのか、現場の担当者が無理なく使いこなせるのかといった導入前の懸念があることもまた事実です。また「現場帳票型」と「Webフォーム型」では得意とする業務が異なるため、違いを理解せずに製品を選ぶと「必要な情報を確認しながら入力できない」や「従来の帳票形式で出力できない」といった事態になりかねません。

本記事では、現場帳票システム「i-Reporter」を提供する株式会社シムトップスに対して、現場帳票のデジタル化で失敗しやすいポイントをはじめ、帳票システムの「現場帳票型」と「Webフォーム型」の違いや使い分け、導入成功に向けた進め方、効果測定の方法まで、現場帳票システムを導入する前に知っておきたいポイントや気になる疑問について、詳しくお話を伺いました。

取材ベンダー情報

取材ベンダー:株式会社シムトップス
提供サービス:i-Reporter
取材協力者:企画・マーケティンググループ チームリーダー 前川 泰宏

現場帳票システム「i-Reporter(アイレポーター)」とは?

出典:https://i-reporter.jp/

i-Reporterは、工場・建設・保守などの現場で使われている紙やExcelの帳票を、タブレットなどで入力できる電子帳票に変換するための現場帳票システムです。

点検表、作業日報、検査記録、品質管理表、不具合報告書などを電子化し、現場での記録から承認、保存、集計、他システムへの連携までを一元化することができます。

ITreviewでは、本日時点(2026年6月24日)で「330件」のレビューが投稿されており、満足度も5点満点中「4.0」と高く、多くのユーザーから支持を集めている現場帳票システムです。

Q:現場帳票のデジタル化で、最も失敗しやすいポイントは何ですか?

 

前川氏

A:帳票作成ツールの導入で最も失敗しやすいのは「現場帳票型」と「Webフォーム型」の違いを理解せず、自社の業務課題に合わない帳票方式を選んでしまうことです。

当社が製造業の現場責任者111名を対象に実施した「現場帳票デジタル化の方式選定に関する実態調査」では、デジタル化の盲点として「帳票方式の理解不足」が浮き彫りになりました。

この調査では「導入前に2方式の違いを理解していなかった企業」が40.5%、「デジタル化で発生する課題を想定できていなかった企業」が48.2%、そのうち約3人に1人が運用初期段階で想定外のギャップに気づき、導入後に「違う方式にすればよかった」と感じた企業は87.4%にも上りました。

方式選定のミスマッチからは「工程間で情報がつながらない」や「入力中に関連情報が確認できない」といった現場課題や、帳票形式での出力不可、定着不全などが生じやすくなります。こうした調査結果からも、成功の分かれ目は「自社の帳票・業務特性に合わせた方式選定」であるといえます。

そのため、導入前には、項目数・一覧性・出力要件・工程連携を棚卸しし、「現場帳票型」と「Webフォーム型」それぞれの方式の強みと照合することで、現場が「続けられる」かを確認することが極めて重要になります。製品比較の前段階から方式比較を行っておくことが、現場定着のカギになります。

Q:現場帳票システムにおける「現場帳票型」と「Webフォーム型」の違いは何ですか?

 

前川氏

A:現場帳票システムにおける「現場帳票型」と「Webフォーム型」の違いは、デジタル化の思想と画面設計にあり、各社の帳票や業務によって適した方式は異なります。

現場帳票型 Webフォーム型
定義 既存の紙帳票やExcel帳票のレイアウトをそのまま再現し、デジタル化する方式。 1画面に少数の入力項目だけを表示し、 段階的にデータを入力・送信する方式。
特徴 現場で長年使い続けられてきた帳票の構成や記入ルールを維持することで、 運用を変えずにデジタル化を進めることができる。 Webブラウザベースで動作するため、専用アプリやソフトウェアのインストールを必要とせず、操作方法も簡単な製品が多い。
基本コンセプト ・既存の紙帳票のレイアウトを忠実に再現可能
・帳票形式での報告書作成・閲覧・出力が可能
・作業者が慣れた形式で移行の負担が少ない
・情報量が抑えられたシンプルな入力フォーム
・順次ページを切り替えるような入力プロセス
・シンプルな操作性で直感的に理解しやすい

現場帳票型は、紙やExcel帳票のレイアウトや記入ルールを維持し、複数項目を1画面で一覧入力できる方式です。帳票形式での報告・閲覧・出力が標準機能となり、前後工程をまたいだ記録や参照にも向いています。業務理解が必要な一方、現場の受け入れやすさに優れているところも特徴の一つです。

一方のWebフォーム型は、1画面に合計1〜9項目程度を表示し、段階的に帳票を入力・送信していくシンプルな方式です。ブラウザベースで動作することも大きな特徴で、直感的な操作が可能なため、フォームの作成から展開、項目変更なども、専門的な知識がなくても比較的容易に行うことができます。

そのため、どちらか一方が優れているというわけではなく、自社の帳票がどちらの思想に近いかを確認し、両方式の特性を理解したうえで選定を進めることが重要です。現場帳票型は帳票設計に時間を要しますが、Webフォーム型は短期展開に向いています。また、用途に応じた使い分けも有効です。

Q:現場帳票システムにおける「現場帳票型」のメリットは何ですか?

 

前川氏

A:現場帳票型の最大のメリットは「長年現場で使い続けてきた帳票の資産を活かしながらデジタル化できる」という点です。

現場帳票型の1つ目のメリットとしては、既存の紙やExcel帳票のレイアウトをほぼそのまま再現できるため、新しい操作画面をイチから覚え直す負担が少なく、現場のストレスを最小化できるというものが挙げられます。DX推進担当者と現場作業者が同じ帳票を見ながら改善点を議論しやすいのも大きな利点の一つでしょう。

2つ目のメリットとしては、多数の項目を1画面で同時に確認・入力できるため、出荷検査や品質管理のように製品情報・検査項目・判定結果を照合しながら記録する業務に適してるというものが挙げられます。Webフォーム型では画面の切り替えが必要な場面も、現場帳票型なら一覧形式で入力できます。

3つ目のメリットとしては、前後工程をまたいだ記録・閲覧が可能で、製造履歴を1つの帳票に時系列で追記できるというものが挙げられます。製造日報、品質検査表、出荷検査表、不具合報告書など、項目数が多く帳票形式の出力が必要な業務に向いています。また、見た目が紙と同じなため、学習コストを削減しながら、タブレット入力にもスムーズに移行できるという点も、現場帳票型の大きな強みです。

i-Reporterの機能(現場帳票型)

前川氏

i-Reporterでは、帳票のExcelファイルを取り込み、そのままデジタル化することができます。Excelのセル配置をそのまま入力項目の配置に反映できるため、複数シートで日別や工程別の一覧を入力したり、帳票コピーによって継続的に記録したりも可能です。また、入力帳票はPDF・Excel形式で出力することができ、帳票レイアウトを維持した報告や提出にも役立ちます。加えて、Excelアドインと専用ツールを使用することで、レイアウトを出力することもできるため、修正後に改訂公開するといった運用も可能です。

該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

非公開ユーザー

現場作業の効率化
「Excel帳票をそのまま電子化できる。今まで使っていたExcelのレイアウトを背景として取り込めるため、帳票デザインを一から作り直す手間がいらない」
引用元:https://www.itreview.jp/products/i-reporter/reviews/234983

Q:現場帳票システムにおける「Webフォーム型」のメリットは何ですか?

 

前川氏

A:Webフォーム型の最大のメリットは「シンプルな入力方式によるミス削減と、迅速かつ柔軟に展開・変更できる」という点です。

Webフォーム型の1つ目のメリットとしては、1画面の項目数が少ないため、作業者は表示された項目に集中でき、見間違いや記入漏れが削減できるというものが挙げられます。設備点検や日常チェックなど、複雑な情報を扱わない業務で効果を発揮します。各項目にガイダンスを表示でき、誰でもスムーズに入力できます。

2つ目のメリットとしては、画面レイアウトがシンプルなため、フォームの作成・編集が比較的容易で、汎用テンプレートを活用すれば、IT部門に都度依頼しなくても現場のニーズに柔軟に対応できるというものが挙げられます。展開速度が速く、日々の運用改善が求められる現場で大きな効果を発揮します。

3つ目のメリットとしてはに、単一業務ごとにフォームを個別作成するため、一部項目の変更や追加を短期間で反映しやすく、改善活動を継続しやすいというものが挙げられます。また、メール通知と組み合わせれば、記録から対応までのリードタイム短縮も期待できます。日常点検や安全パトロール、体調チェックなど、少数項目で完結し、工程間連携や帳票出力を前提としない記録業務に適しています。

i-Reporterの機能(Webフォーム型)

前川氏

i-Reporterでは、少ない入力項目で構成したシンプルな帳票設計により、Webフォーム型相当の入力業務に対応します。i-Reporter(iOS/iPadOS版)のリスト形式表示では、1項目ずつ順番に入力する段階的なUIを採用しており、設備点検や始業点検でもミスが少ないのが特徴です。また、写真撮影入力項目では、現場の状況を画像データで添付することができます。登録したデータはデータベースへ保存され、CSV出力や検索を行うことも可能です。メール通知機能と組み合わせれば、入力完了時に関係者へ即時通知もできます。

該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

非公開ユーザー

ペーパーレス化の第一歩
「設備の日常点検では、異常に近い値が入力された際に管理者へメール通知が届くようになり、これまで気づきにくかった異常にもすぐ対応できるようになった」
引用元:https://www.itreview.jp/products/i-reporter/reviews/223271

Q:自社の業務には「現場帳票型」と「Webフォーム型」のどちらが向いていますか?

 

前川氏

A:自社の業務に向いている方式は、帳票の特性と運用要件で判断します。まずは自社の業務を棚卸しし、マッチした方式を採用することが重要です。

比較項目 現場帳票型 Webフォーム型
適した業務 ・PDFなどの帳票形式での報告・提出が必要な業務
・入力項目が多く各工程間で連携が必要な業務
・PDFなどの帳票形式での出力・印刷が不要な業務
・工程間の連携が不要かつ単独で完結する業務
主な利用シーン ・ほかの入力項目も同時に参照したい
・既存の帳票レイアウトを維持したい
・前後の各工程で情報を引き継ぎたい
・記入漏れなどの人的ミスを削減したい
・短期間で多数のフォームを展開したい
・入力項目の変更にも柔軟に対応したい
主な利用用途 ・品質検査表
・製造日報
・出荷検査表
・不具合報告書 など
・日常点検
・始業終業点検
・体調チェック
・安全パトロール など

現場帳票型が向くのは、ほかの入力項目も同時に参照したい、既存の帳票レイアウトを維持したい、前後の各工程で情報を引き継ぎたい、といった業務です。品質検査表や製造日報、出荷検査表や不具合報告書などが代表的な使用例です。

Webフォーム型が向くのは、記入漏れなどの人的ミスを削減したい、短期間で多数のフォームを展開したい、入力項目の変更にも柔軟に対応したい、といった業務です。体調チェックや安全パトロール、始業点検などが代表的な使用例です。

いずれにせよ、適切な方式を判断するためには、入力項目数、一覧性、帳票出力の要否、工程連携、変更頻度、現場のITリテラシー、外部システム連携の有無を棚卸しし、業務ごとに最適な方式を選ぶことが重要です。また、両方に該当する帳票がある場合は、併用や段階的な使い分けも検討してみてください。現場の声を反映した選定がシステム定着の鍵です。

Q:現場帳票システムでは「現場帳票型」と「Webフォーム型」を併用できますか?

 

前川氏

A:はい。現場帳票型とWebフォーム型を併用することも可能です。むしろ業務ごとに使い分ける設計が望ましい場合が多くあります。

例えば、製造日報や品質検査表のように項目数が多く帳票形式の出力が必要な業務には現場帳票型を、体調チェックや安全パトロールのように少数項目で完結する出力が不要な業務にはWebフォーム型を、といったように、業務や帳票によって使い分ける方法がオススメです。

長期的な定着の鍵は、単一方式に縛られず、業務特性に応じた柔軟な設計を選べるかにあります。両方式を1つのプラットフォーム上で運用できるかどうかも、製品選定時の重要な確認ポイントです。データを分断せず一元管理できる基盤の選定が、将来の拡張にも有利に働きます。

i-Reporterの機能(両方式対応)

前川氏

i-Reporterでは、現場帳票型を基本軸としつつ、Excelを使ってノーコードでWebフォームのようなシンプルな入力画面を設計することができる点が特徴です。1つのプラットフォーム上で複雑な帳票とシンプルな登録フォームを共存させながら、データを一元的に管理することができるため、導入初期は点検記録から始め、徐々に製造日報や検査表へ展開するといった段階的な拡大もスムーズに行うことができます。身近な紙帳票の電子化からデータ登録票としての活用まで、用途を変化させながら運用を広げられるでしょう。

該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

非公開ユーザー

データ収集の改善
「登録用のフォームを作ってサーバー上のデータテーブルへリアルタイムにデータを蓄積していくことができるため、使い方を変化させていくことも可能」
引用元:https://www.itreview.jp/products/i-reporter/reviews/234000

Q:現場帳票システムを導入するとき、どのような帳票や業務を棚卸しすべきですか?

 

前川氏

A:現場帳票システムを導入する前の棚卸しは、自部門だけでなく他部門も含め、現場作業者と管理部門へのヒアリングから始めます。

まずは現場で使っている紙・Excel帳票を洗い出し、日報、検査報告書、入出庫管理表、棚卸チェック表などを一覧化します。特に優先度が高いのは、Excelや基幹システムへの転記が発生している帳票や、データの分析・共有を迅速に行いたい帳票です。紙で「現場記録→転記→上位登録→承認」という三重作業になっている業務は、転記工数や承認待ち時間の削減が大きな成果につながります。

あわせて、各拠点や部門間の類似帳票の共通化可否、記入時・記入後の改善ポイント、改善目的から逆算した入力項目の取捨選択、担当者ごとに異なる記載方法の統一、品番・設備・工程などのマスターデータ整備、生産管理などの周辺システムとの連携可否も整理しておくのがオススメです。

余白へのメモ書きの有無や、監査・法令で求められる記録要件も確認しておきましょう。記録ミス・検索時間・保管コストが発生している業務を、作業実績、品質検査、保守点検、入出庫などの記録業務別に分類し、優先順位と費用対効果試算につなげることが、成功する導入準備の第一歩です。

Q:現場帳票システムを導入するとき、最初はどの帳票や業務から始めるべきですか?

 

前川氏

A:現場帳票システムを最初に導入したときのデジタル化の対象は、自社がデジタル化で達成したい目的に合わせて選ぶべきです。

現場帳票のデジタル化には、転記・検索・紙削減などの短期的に効果が出やすい「基本的な目的」と、不良率低減・設備稼働率向上・トレーサビリティなどの中長期で効果が出る「本質的な目的」があり、最初は前者に直結する帳票から始めるのが鉄則です。最初から難関帳票へ挑むと設計と定着に時間がかかり、初動の成果が実感できるまでに一定の期間を要する一方、シンプルで効果が見えやすい帳票から成功体験を積み、横展開した事例は多数あります。

具体的には、既存のExcel帳票をそのまま電子化できる業務や、紙で「現場記録→転記→上位登録→承認」という三重作業になっている記録が優先的にデジタル化したい候補です。見た目や流れを大きく変えない紙ベースの帳票から始めることで、現場の抵抗を最小限に定着させることができます。

また、1拠点・1部門・1帳票に絞ったトライアルから徐々に展開していく方法も王道です。スモールスタートで現場の受容を確認し、転記ミス削減や承認待ち短縮などの定量効果を示してから、製造日報や品質検査などの本質的な目的につながる帳票へ広げる進め方は、定着とROIの両立に有効です。

Q:現場帳票システムを比較するとき、重視すべき判断軸や比較軸は何ですか?

 

前川氏

A:現場帳票システムを比較するとき、機能比較表の○×だけで選んでしまうと現場定着に失敗しやすくなります。重視すべき判断軸は「方式選定」と「現場適合性」そして「導入後の継続成果」の三層で整理できます。

第一に、自社業務に「現場帳票型」と「Webフォーム型」のどちらが適するかを見極め、既存帳票の再現性、入力方式・一覧性、帳票形式での出力、工程をまたぐ情報共有、展開速度、市民開発のしやすさ、現場受け入れなど、方式ごとの強みと業務特性の一致を確認してください。

第二に、必要な入力機能の有無、オフライン対応、権限管理、現場作業者での画面改修のしやすさなど、現場が「使いやすいか」を確認する必要があります。それに加えて、他システムとの組み合わせで「使いやすいか」も非常に重要な評価点です。入力の柔軟性を現場帳票システムで担保しつつ、他システムや生成AIでのデータ活用の柔軟性を評価します。

データ活用については、昨今、現場帳票システム内で、簡易な可視化を行えることも多いですが、可視化が固定だと、現場ごとに違うニーズ(製造KPI・経営KPI)に対応できません。よって、入力の柔軟性と同じくらい、可視化や分析システム、AIとの連携の柔軟性も重要です。

第三に、昨今ではツールの重要性が「使うこと」から「成果を出し続けること」へと変わっています。導入後に相談できる社外の仲間がいるか、他社の実践事例にアクセスできるか、「こうしてほしい」が製品に反映される仕組みがあるか。学び続け・協働し・サイロを越えられる環境を得られるかも見比べてください。では見えない差が、持続的なDXの成否を左右します。

i-Reporterの機能(UI/UX設計)

前川氏

i-Reporterが現場に浸透しやすい最大の理由は「使い慣れた帳票を変えずにそのまま電子化できる設計思想」にあります。実際に、ITreviewの312件のレビュー中、86件(27.3%)が「紙をそのまま電子化できる」点を高く評価しています。Excelファイルの取り込みで既存フォーマットを簡単に再現できるため、紙の記録書に記入する感覚のまま利用でき、必須入力・上下限チェック・入力順制御・マスタ連動・バーコード読取・写真添付により、紙以上に抜け漏れなく記録することができます。また、プログラミング不要で学習コストが低く、Excelを使った現場主体の帳票改修も可能。操作教育が少なく済む点ところも好評です。

該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

非公開ユーザー

現場の「見える化」から行動につながる帳票デジタル化ツール
「紙帳票の延長感覚で入力でき、ITに詳しくない現場でも定着しやすい。点検結果・記録・写真・コメントを一元管理でき、「どれが最新かわからない」といった混乱を防げる」
引用元:https://www.itreview.jp/products/i-reporter/reviews/223120

Q:現場帳票システムの導入効果は、どのような指標(KPI)で判断すべきですか?

 

前川氏

A:帳票作成ツールの導入効果は、導入前にベースライン(現状)を計測し、PoC期間や本番運用後にBefore/Afterで比較して判断します。定量KPIは、自社の困りごとに合わせて、以下の7領域から選定する方法がオススメです。

計測項目 計測対象
①:転記・二重入力 1枚あたりの時間・1日の枚数
②:集計・ファイリング 1日あたりの作業時間
③:品質・設備トラブルの原因究明 1件あたりの時間・月間の件数
④:承認・押印 リードタイム・件数
⑤:点検・巡回の報告書作成 1件あたりの時間
⑥:記入ミス・記入漏れ 修正件数・修正時間
⑦:印刷・保管 月間枚数・占有スペース

時間KPIは人件費単価で金額を換算し、年間削減額・投資回収期間・損益分岐などから経営判断につなげます。定性KPIは帳票回収率・現場利用率、リアルタイム可視化による改善サイクルの加速も重要な要素になってくるでしょう。

また、KPIは帳票ごとに設定し、短期(1〜3か月)と中期(6〜12か月)で段階的に評価することも大切です。まずは導入前の現状値を記録しておくことで、導入前後での変化を定量的に示すことが、費用対効果を説明するうえでは欠かせません。

まとめ:システム導入の成否を分けるのは「業務に合った方式選定」

本記事では、現場帳票システム「i-Reporter(アイレポーター)」を提供する株式会社シムトップスに対して、現場帳票のデジタル化で失敗しやすいポイントをはじめ、帳票システムの「現場帳票型」と「Webフォーム型」の違いや使い分け、導入を成功させるための進め方、効果測定の方法まで、現場帳票システムを導入する前に知っておきたいポイントや気になる疑問について、詳しくお話しを伺いました。

現場帳票システムの導入で重要なのは、紙やExcelの帳票を単にタブレットへ置き換えることではありません。あらかじめ、自社の帳票レイアウトや入力方法、前後工程との情報連携、出力・印刷の必要性などを整理し、それぞれの帳票や業務に合った記入方式を選ぶことが重要です。

また、実際の導入にあたっては、導入の効果を確認しやすく、現場の抵抗も少ない帳票からスモールスタートし、転記・集計時間や入力ミス、承認時間、印刷・保管コストなどを導入前後で比較することで、改善効果を確認しながら段階的に展開範囲を広げる方法がベストでしょう。

シムトップス社の提供する「i-Reporter」は、既存のExcel帳票をそのまま活用できる現場帳票型に加え、シンプルな入力業務に適したWebフォーム型の両方に対応しています。また、帳票のレイアウトや業務内容に応じて使い分けられるため、現場の運用を大きく変えることなく、段階的にデジタル化を進められるのが特長です。帳票業務の効率化を検討している方は、自社の業務にどのように活用できるのか、ぜひ一度「i-Reporter」の導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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【secondz digital社に聞く】なぜ生成AIの回答に自社の情報が引用されないのか?AEO対策のコツとKPI設計の考え方を紹介 https://www.itreview.jp/labo/archives/24047 https://www.itreview.jp/labo/archives/24047#respond Mon, 15 Jun 2026 00:54:54 +0000 https://www.itreview.jp/labo/?p=24047 本記事では、生成AI上での自社ブランドの見え方を可視化できるAEOツール『secondz Agentsense』を提供するsecondz digital株式会社に対して、なぜ生成AIの回答に自社の情報が引用されないのかや、引用されやすいコンテンツの特徴、さらには、各AIプラットフォームの対策優先度からKPIの設計方法まで、AEO対策を始める前に必ず知っておきたいポイントや考え方などについて、詳しくお話を伺いました。

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生成AIの普及によって、BtoBの情報収集活動は大きな転換期を迎えています。

企業がSaaSやソフトウェアを選定する際、従来までは検索エンジンで複数の製品を見比べ、製品サイトや比較サイトなどを行き来しながら候補を絞り込むのが一般的でした。しかし現在では、ChatGPTやCopilotGeminiやPerplexity、といった生成AIに質問し、AIがまとめた回答をもとに、候補となるサービスや比較のポイントを把握する選定行動が常識となりつつあります。

また、製品を提供するベンダーにとっては「検索結果では上位なのに、生成AIの回答では自社の製品が候補に挙がらない」や「競合の製品は引用されているのに、自社の製品は引用されない」、あるいは「古い料金情報や誤った機能説明がAI回答に含まれてしまう」など、こうした状態が続けば、ユーザーが問い合わせや商談に入る前の段階で候補から外れてしまう可能性があります。

そこで昨今、大きな注目を集めているのが、AEO(回答エンジン最適化:Answer Engine Optimization)やLLMO(大規模言語モデル最適化:Large Language Model Optimization)と呼ばれる新しい「生成AI最適化」の領域です。果たして、生成AIに正しく理解され、適切な文脈で引用されるためには、企業は一体どのような情報を整備し、どのように成果を測定するべきなのでしょうか?

本記事では、生成AI上での自社ブランドの見え方を可視化できるAEOツール『secondz Agentsense』を提供するsecondz digital株式会社に対して、なぜ生成AIの回答に自社の情報が引用されないのかや、引用されやすいコンテンツの特徴、さらには、各AIプラットフォームの対策優先度からKPIの設計方法まで、AEO対策を始める前に必ず知っておきたいポイントや考え方などについて、詳しくお話を伺いました。

提供ベンダー情報

提供ベンダー:secondz digital株式会社
提供サービス:secondz Agentsense
取材協力者:代表取締役 板井 龍也

AEOツール「secondz Agentsense」とは?

出典:https://secondz.digital/lp-aeo-01

secondz Agentsenseは、ChatGPTやCopilot、Google AI Modeなどの生成AI・AI検索上で、自社サービスや競合サービスがどのように表示・引用・評価されているかを可視化することができるAEOツールです。

調査対象となるプロンプトの設計、自社と競合の出現状況の比較、引用元URLや回答文脈の確認、ポジティブ/ネガティブな評価、誤情報の有無、施策前後の変化などを把握し、AEOに向けたコンテンツの改善やサイトの改善につなげることができます。

Q:生成AIの回答に自社の情報が引用されない原因は?

 

板井氏

A:生成AIの回答に自社の情報が出てこない理由は、単に「AIが見つけてくれない」や「サービスの知名度が低い」からではありません。生成AIが参照しやすい情報源として、世に出ているコンテンツが充実していないことが、引用されない大きな要因といえるでしょう。

例えば、公式サイトの説明が抽象的で、料金・機能・導入効果・利用シーン・他社との違いが明確に書かれていない場合、生成AIの回答根拠としては使いにくくなってしまいます。また、自社サイトだけではなく、比較サイトやレビューなどの第三者情報が少ない場合も、生成AIの回答では取り上げられにくくなる傾向にあります。

加えて、もう一つ重要なのは、ユーザーが実際に投げかけるプロンプト(質問文)との関連性です。例えば「おすすめの〇〇は?」や「A社とB社の違いは?」、「〇〇の選び方は?」といった質問に対して、回答材料となる情報がページ単位、見出し単位、FAQ単位で整理されていなければ、生成AIにとって引用しやすい情報とはいえません。

弊社では、AEO対策の第一歩は「生成AIの回答に出ていない」という結果だけを見ることではなく、その背景にある情報不足や構造上の課題を見つけることだと考えています。たとえSEOでの順位や流入があるページであっても、生成AIが比較・要約しやすい材料が不足していれば、生成AI上では十分に評価されない可能性があるということです。

Q:生成AIの回答に引用されやすいコンテンツの特徴は?

 

板井氏

A:生成AIの回答に引用されやすいコンテンツの特徴としては、ユーザーの質問に対して「そのまま判断材料として使える情報が整理されている」という特徴が挙げられます。例えば、FAQ形式の説明、料金や機能の明記、導入効果、業界別の利用シーンなどが整備されたページが引用される傾向にあります。

従来のSEOコンテンツでは、ユーザーの検索キーワード(検索意図)に対して網羅的に情報を届けることが、検索流入を獲得するための手段として長年重要視されてきました。一方でAEOでは、生成AIが回答を組み立てるときに「この情報は根拠として使いやすい」と判断できるかが、引用を勝ち取るための重要な要素になってきます。

例えば「おすすめの〇〇は?」という質問では、生成AIは単に製品名を探すのではなく、どの製品がどのような用途に向いているのか、どのようなメリット・デメリットがあるのか、業界別の利用シーンはどうかなどをまとめようとします。そのとき、サービスページに特徴だけが書かれていても、回答の材料としては弱くなってしまうわけです。

つまり、AEOを目的としたコンテンツ設計とは、単なる記事の追加ではなく、生成AIがユーザーに説明しやすい「判断材料」を整える作業であるといえます。そのため、サービスページ・比較ページ、料金・機能ページ、導入事例、第三者のレビュー情報など、各ページに点在する情報をつなぎ合わせた、一貫した情報設計が大きなポイントになります。

AEO対策のポイントは「複数チャネルの情報に一貫性を持たせて再整備する取り組み」と語る板井氏

Q:AEO対策では、どのプロンプト(質問文)から調査するべき?

 

板井氏

A:AEO対策では「購買検討に近いプロンプト(質問文)」から調査するのがおすすめです。例えば「おすすめの〇〇は?」や「A社とB社の違いは?」といった質問は、ユーザーが比較や候補選定に入っている状態で使われやすいため、優先的に対策するべき質問になります。

上記のような比較段階や候補選定で使われるプロンプト(質問文)で自社の名前が出てこないという場合には、それはすでに商談前の段階で選定の候補から外されている可能性があります。反対に、自社が適切な文脈・タイミングで紹介されていれば、生成AIに引用・推薦されることが、新たな認知接点や比較検討の入口になるということです。

具体的なプロンプトの設計方法については、まずは業界やペルソナ、検討フェーズごとに質問を分けることが重要です。同じ「おすすめ」でも、個人向けと法人向け、新規検討者向けと乗り換え検討者向けでは、生成AIの回答内容や引用元が変化します。また、認知段階・比較段階・導入直前の質問でも、表示される企業や評価文脈は大きく異なります。

AEO対策におけるプロンプト設計の工程は、その後のコンテンツ改善の精度を大きく左右する重要な作業です。この最初のプロンプト設計がズレてしまうと、どれだけ回答結果を分析しても、実際のユーザー行動とは異なる示唆になってしまいます。そのため、まずはCVや売上に近い質問から調査し、どのプロンプトで競合に負けているかを確認することが重要です。

secondz Agentsenseのプロンプト調査機能

secondz Agentsenseでは、設定したプロンプトごとに生成AIの回答を取得し、自社と競合の出現状況や引用元を横断的に確認することができます。質問ごとに回答内容の差分を見られるため、どのプロンプトで自社が出ていないのか、どのプロンプトから優先的に対策するべきかを判断しやすくなります。

該当機能に関するレビュー(抜粋)

非公開ユーザー

AEO(AI対策)を本格的に行うには必須のツールです
「自社の情報の取り扱いに課題がないか、どのような解決策を講じるべきかが明確になり、具体的に動き出すことが可能」「改善に向けた施策が明確になった」
引用元:https://www.itreview.jp/products/agentsense/reviews/242172

Q:AEO対策では、どのコンテンツから改善を実施するべき?

 

板井氏

A:AEO対策では「売上や問い合わせなどのCVに近いページ」から改善するのがおすすめです。具体的には、サービスページ、料金・機能ページ、比較ページ、FAQ、導入事例、業界別ページなどが、生成AIの回答の中で意図した形で引用されているかを確認しましょう。

生成AIが「おすすめ」「違い」「選び方」「導入メリット」といった質問に答える場合、抽象的なコラム記事よりも、ユーザーの意思決定に直結する情報を参照する傾向にあります。特にBtoBでは、料金体系、対応機能、導入効果、業界別の課題、既存システムとの連携、サポート体制などが候補選定に大きな影響を及ぼします。

具体的な改善方法としては、まずは「競合は引用されているのに自社は引用されていないテーマ」を洗い出し、足りない情報をページ単位、見出し単位、FAQ単位で追加していきます。例えば、料金が曖昧であれば料金ページを補強する、比較軸が弱ければ比較表を追加する、といった具合です。こうした改善を売上に近いページから順番に進めます。

AEO対策は、ただやみくもにコンテンツを増やす施策ではありません。肝心なのは、生成AIが比較・要約しやすい材料を、ユーザーの意思決定に近い場所へ置いておくことです。自社サイトやFAQ、導入事例や外部レビューといった複数のページに対して、情報に一貫性を持たせることで、生成AIにとってもユーザーにとっても理解しやすい情報設計になります。

secondz Agentsenseのコンテンツ改善機能

secondz Agentsenseでは、プロンプトごとの自社・競合の出現状況や引用元を確認しながらコンテンツの改善を進めることができます。どのページが回答に使われていないのか、競合だけが引用されているテーマは何かを把握できるため、改善対象をページ単位・テーマ単位で絞り込みやすくなります。

該当機能に関するレビュー(抜粋)

非公開ユーザー

見えない引用、見抜けない競合、見過ごせないリスクを把握する
「このようなプロンプトで引用・参照されたいという意図を込めたプロンプトに対する回答内での自社の出現動向を把握できる」「テーマに沿って、想定プロンプトが自動で作成される(修正も可能)」
引用元:https://www.itreview.jp/products/agentsense/reviews/236467

Q:AEO対策では、どのAIプラットフォームまで確認するべき?

 

板井氏

A:AEO対策では「ユーザーがどのAIを使って情報収集活動を行っているのか」を前提に計測対象の範囲を決定するべきです。すべてのAIを均等に見るのではなく、顧客の利用シーンに近いAIプラットフォームから優先して確認するのが現実的です。

例えば、調査段階や比較の起点ではChatGPTが使われることが多く、業務利用や社内共有の文脈ではCopilot、検索行動に近い場面ではGoogle AI OverviewsやGoogle AI Modeといったように、それぞれのAIプラットフォームごとで、利用するユーザー層やタイミング、利用シーンなどは微妙に異なってきます。

また、同じ質問でも、各生成AIごとに回答内容、引用元、自社と競合の出方などは変化するため、1つのAIプラットフォームだけを指標としてしまうと、実際の検討行動とのズレが生じてしまいます。ユーザーの情報収集行動が複数の生成AIに分散している以上、主要な接点ごとに自社の見え方を確認する必要があります。

AEOの調査範囲は、広ければよいというものではありません。GeminiやGoogle AI Overviewsなども市場上は確認対象になりますが、まずは自社のターゲット顧客が利用している可能性の高いAIプラットフォームから計測を始め、プロンプトや競合比較の精度を高めながら、段階的に対象範囲を拡大していくのがおすすめです。

secondz Agentsenseの対応AIプラットフォーム

secondz Agentsenseでは、現在(2026年6月時点)、ChatGPT、Copilot、Google AI Modeの3つのAIプラットフォームに対応し、Perplexityも近日対応予定です。生成AI時代における新たな購買・認知プロセスの中で、自社のブランドがどのような立ち位置にあるかを定量的に把握することができます。

該当機能に関するレビュー(抜粋)

非公開ユーザー

AI検索時に、どう見えているかがわかりやすく把握できる
「ChatGPTやCopilotといった生成AI時代における新たな購買・認知プロセスにおける自社ブランドの立ち位置を定量的に把握できるようになった」
引用元:https://www.itreview.jp/products/agentsense/reviews/238503

Q:AEO対策では、自社と競合のどの差分を比較して見るべき?

 

板井氏

A:AEO対策では、自社がAI回答に出ているかどうかだけでなく「競合と比べてどのような文脈で語られているか」を確認するべきです。比較する差分は、出現率、引用頻度、引用元URL、回答内の表示順、メリットやデメリット、ポジティブ/ネガティブな文脈などです。

特に重要なのは、競合が「どの情報源から生成AIの回答に引用されているか」を確認することです。競合のサービスページが引用されているのか、比較サイトやレビューサイトから引用されているのか、導入事例や外部メディアから引用されているのかによって、自社が強化するべきページやコンテンツは変わります。

そのため、自社のサイトだけを改善しても、外部のサイトの情報で競合に負けていれば、生成AIの回答では優位に立ちにくくなってしまいます。逆に、競合が特定のテーマで頻繁に引用されている理由を分析することができれば、自社に足りない情報や訴求、証拠や第三者評価、コンテンツの構造などが自然と見えてきます。

AEOの競合分析は、単なる順位比較ではありません。生成AIが自社と競合をどう分類し、どの文脈で推薦し、どの情報を根拠にしているのかを理解する取り組みです。その示唆は、AEO対策だけではなく、サービスページや営業資料、ホワイトペーパーや広告訴求の改善にも活用できるため、マーケティング戦略そのものの見直しと言い換えてもいいでしょう。

secondz Agentsenseの競合分析機能

secondz Agentsenseでは、自社と競合の出現状況、引用元URL、回答内での扱われ方を簡単に比較することができます。競合が生成AIの回答に表示される際の参照元を確認することで、自社に不足している比較情報や導入事例、FAQや外部のレビュー評価などを整理しやすくなります。

該当機能に関するレビュー(抜粋)

非公開ユーザー

AI検索時に、どう見えているかがわかりやすく把握できる
「自社と競合がAIエージェント上でどのように扱われているかを同一条件で確認でき、感覚論ではなくデータに基づいた議論や意思決定が可能になる」
引用元:https://www.itreview.jp/products/agentsense/reviews/238503

Q:AEO対策では、どの指標(KPI・KGI)を重視するべき?

 

板井氏

A:AEO対策では、まずは「どの質問で自社が引用されているか」や「競合と比較してどう評価されているか」を重視するべきです。回答に自社が出ていても、それが「おすすめ候補」として出ているのか「注意点があるサービス」として出ているのかでは、意味合いが大きく異なります。

AEO対策の効果については、まず最初に見るべき指標は「AI回答への出現率、引用率、引用元数、回答内の表示順、競合との比較、ポジティブ/ネガティブな文脈、誤情報の有無」です。特に初期段階では、いきなりCVを見るよりも「どのような文脈で引用されているか」を確認することが重要になります。

こうした引用状況を改善していく過程において、指名検索やAI経由流入、問い合わせ、商談、受注などの既存のマーケティングKPIへ徐々に接続していくというのが現実的な方法です。そのため、AEOのKPIは「可視性と信頼性」に、KGIは「事業成果」に分けて設計を進めていくと、施策の良し悪しを判断しやすくなります。

AEO対策は、短期的には「どの回答に出ているか」や「どの情報が引用されているか」を改善し、中長期的には「商談や売上への貢献」を見ていく施策です。いきなり売上への貢献度を測りたくなる気持ちもわかりますが、まずは可視性・信頼性の改善と事業成果への貢献度を分けて捉えることで、社内への説明も通りやすくなります。

secondz Agentsenseの効果測定機能

secondz Agentsenseでは、AI回答への出現状況、引用元、競合比較、回答文脈の変化を定点観測する機能が備わっています。また、施策の前後で「どのプロンプトの回答が変わったか」を追うことができるため、時系列順の参照元の変化やAEO施策の成果を継続的に評価しやすくなります。

該当機能に関するレビュー(抜粋)

非公開ユーザー

AI検索時に、どう見えているかがわかりやすく把握できる
「AIエージェント上での認知・好感度と、実際の流入・CV・売上など既存のKPIを並べて表示できるビューが欲しい」「Before/After機能で認知度・好感度・参照元の変化を時系列で確認したい」
引用元:https://www.itreview.jp/products/agentsense/reviews/238503

Q:AEO施策とSEO施策は、どう連携して進めるべき?

 

板井氏

A:AEO施策とSEO施策は、別物として切り離すよりも「既存のSEO資産をAIに参照されやすい形へ作り替える方向」で進めるべきです。すでに検索流入を獲得しているページがあるなら、FAQ、比較情報、導入効果、料金・機能、業界別の使われ方などを追加していきます。

AEO施策においては、SEOで上位の記事がそのまま生成AIに引用されるとは限りません。SEOは検索順位や流入数を取るための設計が中心でしたが、AEOでは、AIが比較・要約・推薦しやすいように情報を整備していくことが重要です。それらの情報が不足しているページは、AEO向けに再設計する必要があります。

具体的なSEOとの接続方法としては、まずは「SEOで流入があるページ、CVに近いページ、競合が引用されているテーマ」の順番で改善を実施していく方法がおすすめです。新規記事を増やす前に、既存ページの見出し、表、FAQ、事例の粒度を整えるだけでも、生成AIにとっては引用しやすいコンテンツに変化します。

勘違いしてほしくないのは、AEOはSEOを置き換えるものではないということです。検索流入を獲得するためのSEO資産を「AI回答でも活用される情報資産へと拡張する取り組み」がAEO施策です。SEO担当、コンテンツ担当、広報、営業企画などの各部署が連携し、ユーザーの意思決定に必要な情報を一貫して整備することが求められます。

secondz AgentsenseのSEO連携機能

secondz Agentsenseでは、どのプロンプトで競合が出ているか、どの引用元が使われているかを確認することができます。SEOで獲得しているキーワードと、AI回答で使われるプロンプトの差分を見ながら、既存ページに追加するべき情報を整理できるため、SEO資産をAEO施策へ転用しやすくなります。

該当機能に関するレビュー(抜粋)

非公開ユーザー

AEO(AI対策)を本格的に行うには必須のツールです
「FAQのコンテンツを増やす、サービス紹介ページの構成を見直すなど、SEO対策の延長としてAI向けの施策も行われている」
引用元:https://www.itreview.jp/products/agentsense/reviews/242172

Q:誤情報や古い情報が引用されている場合は、どのように対処するべき?

 

板井氏

A:誤情報や古い情報が引用されている場合、まず最初にやるべきことは「どの情報源が原因になっているか」を特定することです。自社サイトの古いページなのか、第三者メディアなのか、比較サイトなのか、あるいはレビューページなのかで、次の打ち手は変わります。

まずは自社サイトが原因の場合ですが、これはサービスページ、FAQ、料金・機能ページ、導入事例などを更新し、現在の情報を明確に書き直す手法が有効です。特に、料金や対応範囲、導入実績や機能名に関しては、そのまま比較検討に直結する情報であるため、古い情報が残ったままになっていると、誤解やクレームにもつながりやすくなります。

次に、外部サイトが原因の場合ですが、これは修正依頼や最新情報の発信、レビューや第三者情報の更新を呼びかけることで解決を図ることができます。生成AIの回答は、自社サイトだけで構成されるわけではなく、外部の情報源に古い説明が残っていれば、それが回答の材料になり続ける可能性があるため、外部サイトの監視も重要になってきます。

また、誤情報ではなくても、AI回答上で不利な文脈が出ている場合は、判断材料を補うべきです。例えば「料金が高い」と出ているなら、サポート範囲や機能差、品質面の違いを公式ページやFAQに明記し、AIが価格だけでなく価値まで説明できる状態にします。主要プロンプトを継続的に確認し、再発していないか、回答文脈が改善しているかを継続的に監視することも重要です。

secondz Agentsenseの誤情報対策機能

secondz Agentsenseでは、AI回答の内容、引用元URL、出現数、引用されているキーワードなどを確認することができるため、生成AIが誤った情報やネガティブな情報を生成・拡散するリスクのモニタリングとしても活用することができ、原因の切り分けから修正後の変化確認までが進めやすくなります。

該当機能に関するレビュー(抜粋)

非公開ユーザー

見えない引用、見抜けない競合、見過ごせないリスクを把握する
「引用されているキーワード・出現数・文脈のポジティブ/ネガティブ評価、誤情報の有無を把握できる」「AIが誤ったネガティブ情報を生成・拡散するリスクに対するモニタリングにも使える」
引用元:https://www.itreview.jp/products/agentsense/reviews/236467

Q:AEO対策ツールを選ぶときに確認するべきポイントは?

 

板井氏

A:AEO対策ツールを選ぶときは、単にAI回答を確認できるかではなく「事業上重要なブランド、商材、競合、プロンプトを継続的に見られるか」を重視するべきです。特にエンタープライズ企業では、対象ブランドや競合、商材、確認するべき質問が多くなるため、個別に確認するだけでは運用が回らなくなります。

特に重要なのは、調査して終わりではなく、どの質問で負けていて、どの情報源を修正するべきかまで見えることです。AEOは可視化だけでは成果につながりません。可視化した結果を、サイト改善、FAQ整備、比較ページ作成、導入事例追加、外部情報整備といった実装に移して初めて成果が出る施策です。

加えて、社内説明や顧客報告に使う場合は、レポートの見やすさや改善優先度の出し方なども確認するべきです。ダッシュボードが複雑すぎると、レポート作成だけで止まり、改善実装まで進みにくくなります。現場担当者が継続的に使えるUIであるか、プロンプトを管理しやすいかも大切な指標になります。

AEO対策ツールは、監視のためだけに導入するものではありません。AI検索上での自社の見え方を把握し、コンテンツやサイト、外部情報の改善につなげるための運用基盤として導入するものです。生成AIが購買検討の入口になりつつある今、企業には「AIにどう見られているか」を継続的に確認する視点が求められます。

secondz Agentsenseのレポート機能

secondz Agentsenseでは、主要AIの回答確認に加えて、プロンプト管理、自社と競合の比較、引用元URLを確認するができます。また、管理画面やダッシュボードのUIもシンプルでわかりやすい設計になっているため、使いこなすまでの学習コストが低く、誰でも直感的に操作することができます。

該当機能に関するレビュー(抜粋)

非公開ユーザー

AI検索時に、どう見えているかがわかりやすく把握できる
「改善提案エージェント」「UIがシンプルでわかりやすい」「改善すべきポイントが自分で分析等を行わなくても確認できる」
引用元:https://www.itreview.jp/products/agentsense/reviews/238503

まとめ:AEOは「生成AIに選ばれるための情報設計」を見直す取り組み

生成AIの回答に自社の情報が表示・引用されるかどうかは、今後のBtoBマーケティングにおいて無視できないテーマになりつつあります。ユーザーがAIに質問し、候補製品や比較軸を把握するようになれば、AI回答に出てこない企業は、調査活動の段階で検討対象から外れてしまう可能性があるからです。

AEO対策で重要なのは、AIに自社の名前を出してもらうことではありません。肝心なのは「どの質問で、どの文脈で、どの情報源を根拠に、自社がどのように語られているか」を把握することです。そのうえで、サービスページ、FAQ、比較ページ、導入事例、外部レビューなどを整備し、生成AIにもユーザーにも伝わりやすい情報構造を整備していく必要があります。

secondz AgentsenseのようなAEOツールは、生成AI上での自社と競合の見え方を可視化し、改善対象を特定するための一助として活躍することでしょう。SEOで蓄積してきたコンテンツ資産を活かしながら、AI時代の情報収集に対応するためにも、まずは自社が引用されたプロンプトで、どのように表示・引用されているかを確認することからスタートしてみてはいかがでしょうか?

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https://www.itreview.jp/labo/archives/24047/feed 0 AEO・GEO・LLMOツール aeo 本記事では、生成AI上での自社ブランドの見え方を可視化できるAEOツール『secondz Agentsense』を提供するsecondz digital株式会社に対して、なぜ生成AIの回答に自社の情報が引用されないのかや、引用されやすいコンテンツの特徴、さらには、各AIプラットフォームの対策優先度からKPIの設計方法まで、AEO対策を始める前に必ず知っておきたいポイントや考え方などについて、詳しくお話を伺いました。 ]]> https://www.itreview.jp/labo/wp-content/uploads/2026/06/secondz-digitalサムネイル-300x169.jpg