フィールドセールスふぃーるどせーるす
・正式名称:Field Sales
概要
フィールドセールスとは、会社の外で直接見込み客やクライアントへ訪問して営業活動を行う営業職のことを指す。アウトサイドセールスと呼ぶこともある。いわゆる外回りを行う営業職のこと。企業によっては役割分担されていることもあるが、アポイントの取得から顧客を訪問しての商品説明、商談、クロージング、アフターフォローといった幅広い業務を担当することが多い。
アポイントの取得方法によらず、直接顧客を訪問してアプローチを行う手法の営業職のことを、フィールドセールスと呼ぶ。
特徴
従来では商談とつながる案件は、アポイントの質に関わらずすべて営業職であるフィールドセールスが担当してきた。そのため、移動時間によるアポイント数の制限が生まれ、効率的な営業活動が難しいという課題がある。現在ではオンラインで行える商談ツールも普及してはいるものの、資料を用いての説明には直接対面した方が伝わりやすいことが多く、また、相手の反応に応じたアプローチをしやすいこともあって、直接訪問をするフィールドセールスの重要性は依然として高い。
利用されるシーン
BtoB、BtoCを問わず、フィールドセールスは顧客獲得や売上アップのために欠かせない存在だ。
しかし、少子化と高齢化により、労働人口が減少している日本においては、効率よく売上を上げるための施策が必要となる。Web上のやり取りで完結できることに対してはインサイドセールスが行う、アポイント取得に特化したアポンインターの役割を設けるなどして、顧客に最も近い距離でアプローチが可能なフィールドセールスの利点を活かした体制づくりが、今後ますます求められるだろう。