インプレッションいんぷれっしょん
・正式名称:impression(imp / imps)
概要
インプレッション(impression)とは、Webサイトに掲載される広告の効果を計る指標の一つで、広告が表示された回数のこと。広告枠が設定されたWebページを訪問者が閲覧し、広告が1回表示されることを1インプレッションという。“imp” あるいは “imps” (複数形)と略記されることもある。広告表示以外でも、「ブラウザで表示されること」という意味で「インプレッション」の用語を使う場合もある。
特徴
1インプレッションがもたらす効果は、広告が掲載されるメディアによって左右され、同じインプレッション(数)でも、年齢層や性別が商材のターゲットにマッチしているかなどによってそのインプレッション(数)の価値は変わる。そのインプレッションにどれほどの価値があるのかをクリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)などの指標を使って分析することで、インターネット広告の効果を上げる施策を考えることができる。
利用されるシーン・解決できる課題
インプレッションが重要視される理由は、デジタル広告の出稿料、配信料がインプレッション1回あたりの金額が広告費計算の基本となっているからである。一般的にはインプレッション1回あたりの広告掲載コスト=コスト・パー・インプレッション(CPI)で広告コストが適正であるかを検討する。また、デジタル広告は、規模や掲載メディアによって1000インプレッションあたりの広告コスト=コストパーミル(CPM)で予算を考えることもある。インプレッションの数え方に関しては、各媒体によって異なるため注意が必要である。