インベントリいんべんとり
・正式名称:inventory
概要
インベントリ(inventory)とは、端末、ネットワーク、あるいは部署に格納、保存されたデータの「種類」や「項目」など各種データを一覧にしたもの。財産目録(財産目録の作成)、資産台帳、在庫、棚卸し(をする)、一覧表などの意味を持つ英単語が由来である。情報システム分野ではパソコン、サーバー、ネットワーク機器、プリンターやソフトウェア等、情報システムに関連する項目をまとめた、IT情報資産の台帳・目録のことを意味する。
特徴
管理システムでは、ソフトウェア、PC、サーバー、ストレージなどのハードウェアやルータ、スイッチなどのネットワーク機器、ネットワークに接続されている周辺機器のインベントリ情報を自動収集することで、資産情報として管理をすることができる。インベントリの作成・管理や情報収集を自動化したり支援するソフトウェアを用いることもある。
利用されるシーン・解決できる課題
ハードウェアやソフトウェアの一覧だけではなく、機器の設置個所・利用者、利用履歴、ライセンス期限管理(ソフトウェア)、などといった様々な情報をデータベースにまとめることで、IT資産管理が円滑に行え、資産管理に活かすこともできるようになる。