MPSえむぴーえす

・正式名称: Managed Print Service

概要

MPS(Managed Print Service)とは、プリンターや複合機などOA機器の機能の重複や必要台数の超過等、企業のコスト削減と生産性向上を目的に、大手複合機メーカーや大手IT機器メーカーが提唱しているサービスのこと。
現在の出力環境の問題点を様々な角度から可視化し、改善し、最適化した出力環境の管理と運用をサポートするもの。

特徴

MPSの基本的な流れは、現状の出力環境を分析・可視化し、可視化によって明らかになったデータから出力環境の最適化を行うことである。

分析・可視化では、機器の管理状態、特定の複合機の利用集中度、セキュリティ、出力コスト、配置レイアウト等、様々な角度から問題点を抽出し、改善するため、単なるコスト削減だけでなく、生産性向上やセキュリティ向上に繋がる。
また、日々の運用管理サポートでは、消耗品の発注管理やトラブル対応など、目に見えないコストの削減を支援する。

メーカーはそれぞれ自社の強みを活かしたサービスを提供しており、プロダクションプリントと組み合わせたり、モバイル環境と組み合わせたり、ネットワーク機器全体の管理と組み合わせたり、プリント出力の範囲を超えたトータルソリューションを展開している。