MDAえむでぃーえー
・正式名称:Model Driven Architecture(モデル駆動型アーキテクチャ)
概要
MDA(Model Driven Architecture)とは、オブジェクト指向技術の推進・標準化を目的としたアメリカの非営利国際的コンソーシアムOMG(Object Management Group)が提唱するソフトウェア開発手法のこと。MDAはオブジェクト指向プログラミングのフレームワークではなく、UML(Unified Modeling Language:統一モデリング言語)などを用いたモデルを中心としたソフトウェア開発の方法論である。
特徴
MDAでは、まず業務を分析したモデルCIM(Computation Independent Model)を作成する。次にプログラミング言語やOS、ミドルウェアに依存しないモデルPIM(Platform Independent Model)を作成、これを基に特定のプラットフォームに依存したモデルPSM(platform specific model)を作成する。そしてPSMから、ツールを使ってソースコードを生成する。このように、MDAは抽象度の高いモデルから作成して開発を進める(モデル駆動型)ことで効率的な開発を目指しているが、モデル間の自動変換など課題も多いとされている。