SOAえすおーえー、そーあ

・正式名称: Service-Oriented Architecture

概要

SOA(Service-Oriented Architecture)とは、大規模なコンピュータ・システムを構築する際の手法の一つ。ネットワーク上の共通の通信言語を使用するサービスインタフェースを介して利用者側から見たソフトウェアの機能(顧客与信、住宅ローン申請など)を1つのサービス単位として組み合わせて構築していく方法である。サービス指向アーキテクチャという。

特徴

SOAは、サービスを提供するソフトウェアの独立性が高く、互いの依存性が低くなるように設計されるため、柔軟な入れ替えや部分的修正などに対応できる。また、異なるサービス間の連携のためにSOAP(Simple Object Access Protocol)、REST(Representational State Transfer)などの標準化された通信プロトコル(通信規約)を利用する。

SOAPはXML(Extensible Markup Language)を利用してサービスを提供するが、拡張性が高い分複雑になる可能性がある。RESTはシンプルなURL(Uniform Resource Locator)を使ってサービスを受けることができ、データもCSV(Comma Separated Value)やJSON(JavaScript Object Notation)などアプリケーションで使用している言語で簡単に解析できるフォーマットで受け取ることができる。