非公開ユーザー
農林水産|社内情報システム(開発・運用管理)|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
SD-WANで利用
良いポイント
SD-WAN技術を採用しており、既存の回線を活かして導入することが可能です。実際、弊社の1拠点ではCATVの光回線を採用しています。
また、Web上のコントロールパネルから各拠点の通信状況を確認できるため、すべてではありませんが障害が発生した際の原因の切り分けが遠隔でできるなど、業務の負荷を軽減できます。
各拠点にはEdge装置と呼ばれる機器(ルーター)があり、コントロールパネルで設定した内容がこの装置に読み込まれる仕組みになっています。
改善してほしいポイント
2025年に大規模な障害が発生し、弊社の場合はすべての拠点間通信が停止、一部拠点でのインターネット通信が停止し、完全復旧まで2日以上かかる事態となりました。
大規模障害は上記1回だけですが、通信への影響はないものの、コントロールパネルの障害などが発生することが多いです。導入当初よりは少なくなっていますが、さらなる安定稼働を期待します。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
導入前は各拠点に自前で設置したルーターの拠点間通信機能で運用・管理していましたが、Web会議や各種クラウドサービスの利用が拡大する中で、拠点間の通信速度と遠方拠点のネットワーク管理に課題がありました。
Master’sONE CloudWANの導入により、拠点間通信の安定&高速化が実現し、拠点の通信状況の把握も可能となり、業務の効率化に繋がりました。
検討者へお勧めするポイント
2020年頃まではこのようなサービスは高額で、中小企業には中々手が出しづらかったですが、近年では似たようなサービスも増えてきて価格も低下しているようです。
同じような課題を持っている場合は、検討してもよいと思います。