非公開ユーザー
食料品・酒屋|社内情報システム(CIO・マネージャ)|300-1000人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 無償利用
IDE(統合開発環境)で利用
良いポイント
無償のオープンソースIDEでありながら、Java Webプロジェクトの解析やコード参照に必要な機能が一通り揃っている点が評価できます。
現在、他の開発者が構築したJava(Struts 1.3+Seasar2+JSP)のレガシーシステムを、Python/Flaskで再構築するプロジェクトに関わっており、旧システムのコード理解のためにNetBeansを使用しました。
JSPファイルはシンタックスハイライト付きで読みやすく、プロジェクトのフォルダ構造も左パネルのツリーで直感的に把握できます。
また、画面下部のNavigatorパネルがHTMLのDOM構造をリアルタイムで表示してくれるため、複雑なJSPテンプレートの構成を視覚的に確認できた点は特に有用でした。
複数ファイルをタブで同時に開ける点も、新旧コードを見比べながら作業する際に便利です。
改善してほしいポイント
既存プロジェクトの取り込みにはハードルを感じました。通常の「Open Project」ではNetBeans形式のプロジェクトファイルがないと認識されず、別メニューの「New Project with Existing Sources」から取り込む必要があります。この点は初見では気づきにくく、ドキュメントや画面上の案内があると親切だと思います。また、既存プロジェクトをIDE上で正しく認識させるためには、Tomcatサーバーの登録やライブラリの手動設定など、複数の設定ステップが必要でした。コード閲覧が目的であれば、より簡易なインポートフローが用意されると利用者の裾野が広がるのではないかと感じます。一部のファイルでパースエラーが表示される点も気になりました。実際の作業には支障はありませんでしたが、エラー表示が多いと初心者には不安を与えかねないため、警告レベルの調整や非表示オプションがあると良いと思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
Struts 1.3+Seasar2+JSPというEOL済みのレガシー技術で構築された業務用Webシステムを、Python/Flaskでゼロから再構築するプロジェクトに取り組んでいます。オリジナルの開発者が不在のため、旧システムのビジネスロジックや画面構成を把握することが課題になっていました。NetBeansを使うことで、JSPファイルやプロジェクト構成をモジュール単位に整理しながら確認でき、画面構成や処理の流れを効率よく理解できました。現在はClaude Codeで既存ソースコードを解析・リファクタリングする機会も多く、事前にNetBeansでプロジェクト全体の構造を把握しておくことで、AIによるコード解析や新システムへの機能移植もスムーズに進められています.
検討者へお勧めするポイント
Java製のWebシステムを保守・引き継ぐ立場の方や、既存コードを読み解きながら新システムへの移植を進めている方にお勧めします。
特に、オリジナルの開発者が不在でソースコードの全体像を把握する必要がある場面では、JSPファイルのシンタックスハイライトやプロジェクト構成をツリー表示で確認できる点が役立ちます。
完全無償で利用できるため、まず試してみることへの障壁がない点も魅力です。ただし、既存プロジェクトの取り込みには複数の設定ステップが必要なため、Javaプロジェクトの基本的な構成を理解している方がスムーズに利用できると思います。
Java開発環境として利用するだけでなく、レガシーシステムの解析やコード理解、リプレースプロジェクトにおける参照ツールとしても十分活用できるIDEです。