山本 小太郎
パーソルテクノロジースタッフ株式会社|ソフトウェア・SI|その他情報システム関連職|1000人以上|ユーザー(利用者)
その他 システム運用で利用
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
前任者からファイルサーバ管理を引き継いだ際に、アクセス権設定状況が無茶苦茶で対応に苦慮していた際に出会ったソフト。GUIを用いて、フォルダごとのグループ、グループメンバー、アクセス権を簡単に可視化することができる。
サーバ全体だけで無く、指定したパス以下の情報のみ取得可。
また、フィルタを駆使することで、上位から継承されたアクセス権やフォルダを、リストアップ対象から除外することもできる。結果はGUIでツリー形式、リスト形式で表示される。
有償版だと、CSV・エクセル・HTMLでエクスポートができるようになる。
価格が安価。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
有償版の機能となるが、独自形式でエクスポートすると、その後CSV・エクセル・HTMLへ変換して出力できて便利なのだが、その際に、グループメンバーのDisplay Nameが表示されないのが残念。
ADのNameは表示されるが誰かわからないので、別途DBを使ってDisplay Nameを付与している。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
Windowsファイルサーバのアクセス権管理をエクセル台帳で行っているとして、その台帳と実際のアクセス権設定状況に齟齬が発生しているケースにしばしば出会う。設定ミスだったり、ユーザーの異動、組織変更、アカウント削除等と原因は様々だろう。会社によっては、台帳だけ作って後は何もしていないケースも見られる。
サーバのアクセス権設定状況は、PowerShellスクリプトやDOSバッチ、3rdParty製ソフトでも確認可能だが、このソフトはGUIで取得したいパスだけ指定して目的を果たせる。
有償版だとエクセル等へエクスポートできるので、その形式でアクセス権設定台帳を作成しておけば、
台帳と実際のアクセス権との比較を容易に行うことができる。その比較を監査として定期的に行っている。
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
無償版が無期限で利用できるので、まずは使ってみて、
エクスポートやカスタムフィルタを使いたくなったら有償版に乗り換えることを推奨します。