APIえーぴーあい
・正式名称:Application Programming Interface
概要
API(Application Programming Interface)とは、システムやソフトウェアの機能を外部のプログラムから利用できるようにするためのインターフェースのこと。アプリケーション開発者はAPIを利用することで、APIにより提供される機能を開発する必要がなくなるため、アプリケーション開発のコストを削減することができる。
特徴
Windowsで動作するアプリケーションを開発する場合、Windows OSが提供している膨大な数のWindows APIを利用することで、効率的に開発することができる。ただ、近年は”API”という言葉は、Webで公開されている様々なサービスのAPI(Web API)のことを指す場合が多い。多くのWeb APIは無料で公開されており、Web APIを利用する際は、提供しているサービスのWebサイトで利用登録を行い、APIキーを取得する方法が一般的である。
利用されるシーン・解決できる課題
APIの利用者にとって、アプリケーション開発の効率化や機能拡張による利便性の向上などのメリットがあるが、APIを提供する側にとっても自社サービスの認知度・利用者の拡大といった大きなメリットがある。よく使われるAPIとしては、サービスにログインする際のSNS連携、Google Maps API(Googleマップの利用)、Amazon API(Amazonの商品情報取得)などがある。