【2025年】SaaSセキュリティ評価サービスのおすすめ9製品を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
SaaSセキュリティ評価サービスの製品一覧
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クラウド設定評価サービスとは、NRIセキュアテクノロジーズ株式会社が提供しているSaaSセキュリティ評価サービス製品。レビュー件数は0件のため、現在レビューを募集中です。
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Panoraysとは、エムオーテックス株式会社が提供しているSaaSセキュリティ評価サービス、外部攻撃対象領域管理ツール(EASM)製品。レビュー件数は0件のため、現在レビューを募集中です。
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Oracle Cloudとは、日本オラクル株式会社が提供しているSaaSセキュリティ評価サービス製品。レビュー件数は0件のため、現在レビューを募集中です。
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Assuredとは、株式会社アシュアードが提供しているSaaSセキュリティ評価サービス製品。レビュー件数は0件のため、現在レビューを募集中です。
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SaaSセキュアチェックは、ITreviewというプラットフォームを通じて、各SaaSのセキュリティ情報を一括閲覧できる!自社基準とのマッチ度を定量的に確認できる!サービスです。 SaaSの導入数が増加傾向にある今、SaaSの安全性を担保・管理するためしくみを検討してみませんか? <サービスの特徴> ①ITreview上で各SaaSのセキュリティ対策情報を閲覧できる! ②自社基準にそった製品かどうかを「マッチ度」で定量情報として確認ができる! SaaS導入時や更新時に安心して利用できる製品かどうかを検討するにあたり、各SaaSの「セキュリティ対策情報」を1件1件確認するのは、とても工数が係る作業です。
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Orca Securityとは、株式会社日立ソリューションズが提供しているCSPM、SaaSセキュリティ評価サービス、KSPM、CNAPP製品。レビュー件数は0件のため、現在レビューを募集中です。
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Netskope(ネットスコープ)とは、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社が提供しているSWG(セキュアウェブゲートウェイ)、SaaSセキュリティ評価サービス製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.0となっており、レビューの投稿数は4件となっています。
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SaaSセキュリティ評価サービスの基礎知識
SaaSセキュリティ評価サービスとは、クラウド上で提供されるSaaSアプリケーションのセキュリティレベルを診断・可視化するサービスのことです。
導入企業は、これらのサービスを活用することで、SaaSアプリの脆弱性や情報漏えいリスクを事前に把握し、対策を講じることが可能となります。
最大の利点は「クラウド環境に特化したセキュリティリスク管理が可能である点」です。従来のオンプレミス型とは異なり、SaaSアプリはインターネット経由で提供され、外部とのデータ通信も多いため、新たなセキュリティ評価の視点が求められます。
具体的な活用事例としては、情報システム部門がSaaS導入時のセキュリティチェックリストとして活用したり、監査対策やISMS、SOC2といった各種セキュリティ認証取得の一環としての評価が挙げられます。
SaaSセキュリティ評価サービスの定義
SaaS・クラウドサービスのセキュリティ評価の効率化に向け、以下の機能を提供するサービス
・セキュリティ回答情報の作成機能
・SaaSベンダーへセキュリティ情報の登録依頼を行う機能
・取得したSaaSのセキュリティ情報の管理機能
・自社セキュリティ基準をサービス側に設定し、製品ごとに登録・可視化する機能
SaaSセキュリティ評価サービスの機能
| 機能 |
解説 |
|---|---|
| セキュリティ回答情報の作成 | SaaSベンダーが回答しなくてはいけないセキュリティ情報の回答を作成・登録する機能 |
| セキュリティ情報登録依頼 | 従来、ユーザー企業がSaaSベンダーにセキュリティ情報を依頼する作業を行っているが、その作業をサービス上から依頼する機能 |
| セキュリティ情報の一覧化 | 取得したSaaSのセキュリティ情報を一覧化・管理する機能 |
| 自社セキュリティ基準の設定 | 導入検討時における、自社セキュリティ基準をサービス側に設定できる機能 |
| 自社セキュリティ基準との比較 | 上記で設定した基準をもとに導入製品のセキュリティ情報を登録・可視化できる機能 |
- SaaSセキュリティ評価サービスの定義
- SaaSセキュリティ評価サービスの機能
- SaaSセキュリティ評価サービスの比較ポイント
- ①:評価対象となるSaaSのカバレッジ
- ②:脆弱性診断の深度と精度
- ③:レポートの可視化・出力機能
- ④:自社セキュリティポリシーとの整合性
- ⑤:サードパーティリスク評価への対応
- SaaSセキュリティ評価サービスの選び方
- ①:自社の解決したい課題を整理する
- ②:必要な機能や選定基準を定義する
- ③:定義した機能から製品を絞り込む
- ④:レビューや事例を参考に製品を選ぶ
- ⑤:無料トライアルで使用感を確認する
- SaaSセキュリティ評価サービスの価格・料金相場
- 月額3万円以下のライトプラン
- 月額3万〜10万円のスタンダードプラン
- 月額10万円以上のエンタープライズ向けプラン
- SaaSセキュリティ評価サービスの導入メリット
- セキュリティリスクの可視化と低減
- ガバナンス強化とコンプライアンス対応
- 業務効率化と人的負担の軽減
- SaaSセキュリティ評価サービスの導入デメリット
- 初期費用や運用コストが発生する
- 評価対象の制限がある場合がある
- 導入・運用に一定のITリテラシーが必要
- SaaSセキュリティ評価サービスの導入で注意すべきポイント
- 評価対象の網羅性を確認する
- 運用体制との整合性を確認する
- サポート体制の品質を事前に把握する
- SaaSセキュリティ評価サービスの最新トレンド
- SSPMの本格導入とゼロトラスト強化
- 自動化されたSaaSインベントリ機能の進化
- AIによるリスク分類と優先順位付け
SaaSセキュリティ評価サービスの比較ポイント
SaaSセキュリティ評価サービスの比較ポイント
- ①:評価対象となるSaaSのカバレッジ
- ②:脆弱性診断の深度と精度
- ③:レポートの可視化・出力機能
- ④:自社セキュリティポリシーとの整合性
- ⑤:サードパーティリスク評価への対応
①:評価対象となるSaaSのカバレッジ
カバーするSaaSアプリの範囲は、導入価値を左右する重要な比較基準です。
Microsoft 365、Google Workspace、Salesforce、Slack、Zoomなど、業務でよく使われるSaaSに対応しているかどうかを確認しましょう。
評価サービスによっては、独自にSaaSリストを管理している場合もあり、国内SaaSやニッチツールへの対応力も異なります。全社的なSaaS利用の可視化を目指す場合には、幅広いSaaSを自動検出・評価できるサービスが望ましいです。
②:脆弱性診断の深度と精度
診断の「深度」と「精度」は、実際のセキュリティリスク把握に直結します。
単なる設定チェックだけでなく、認証・アクセス制御・データ暗号化・外部共有ポリシーなど、セキュリティの多層的な観点からの評価が求められます。
高度なサービスでは、CSPM(Cloud Security Posture Management)やSSPM(SaaS Security Posture Management)の要素を持ち、動的スキャンや定期的なモニタリングを通じてリスクをリアルタイムに監視できます。
③:レポートの可視化・出力機能
経営層やセキュリティチームが意思決定を行ううえで、レポートの可読性と出力形式は極めて重要です。
Excel、PDF、CSV形式など多様な出力に対応しているか、レベル別にリスクを視覚化できるダッシュボードが提供されているかを確認する必要があります。
特に、リスク分類や推奨対策の提示が具体的に記載されているレポートは、セキュリティ改善のアクションプラン策定に直結します。
④:自社セキュリティポリシーとの整合性
社内規定やガイドラインとの整合性が取れるかどうかは、運用面での有効性を左右する要素です。
サービスによっては、カスタマイズ可能なチェック項目や、独自のセキュリティ基準をインポートできる機能も提供されています。
コンプライアンス基準としてISO27001、NIST、SOC2などが求められる場合には、それらの枠組みに準拠した評価テンプレートを備えたサービスの活用が有効です。
⑤:サードパーティリスク評価への対応
SaaSセキュリティ評価サービスの中には、取引先や外部委託先の利用しているSaaSのリスク評価を行えるものも存在します。
これは、自社のリスクだけでなく、第三者経由のセキュリティ事故を未然に防ぐ視点が強化される点で重要です。
具体的には、SaaSベンダーのセキュリティ体制を調査・分析する機能や、SaaSサプライチェーンマップを提供するツールなども登場しています。
SaaSセキュリティ評価サービスの選び方
SaaSセキュリティ評価サービスの選び方
- ①:自社の解決したい課題を整理する
- ②:必要な機能や選定基準を定義する
- ③:定義した機能から製品を絞り込む
- ④:レビューや事例を参考に製品を選ぶ
- ⑤:無料トライアルで使用感を確認する
①:自社の解決したい課題を整理する
まずはセキュリティ評価サービスの導入目的を明確にすることが最も重要です。
課題が「SaaSアプリの利用実態が把握できていない」ことなのか、「コンプライアンス対応のための証跡を残したい」のかによって、選ぶべきサービスが異なります。
例えば、シャドーITの可視化が主目的であれば、SaaS自動検出機能がある製品が最適ですし、監査向けであればレポート出力や対応フレームワークの有無が鍵になります。
②:必要な機能や選定基準を定義する
製品選定の前には、自社にとって必要な機能の洗い出しが不可欠です。
どのSaaSに対する診断が必要か、レポートフォーマットはどのようなものが望ましいか、日常的に利用する既存システムとの連携は必須かなど、具体的な機能要件を定義しましょう。
この段階で、必須要件とあったら便利な要件を区別しておくことで、製品比較がスムーズになります。
③:定義した機能から製品を絞り込む
選定基準をもとに、候補となるサービスを数社に絞り込みましょう。
この時点では価格や実績だけに惑わされず、必須機能が満たされているか、また将来的な拡張性があるかを重視する必要があります。
導入支援や初期セットアップ支援の有無も確認し、短期間での稼働を可能にするベンダーを優先的に検討すると失敗のリスクを減らせます。
④:レビューや事例を参考に製品を選ぶ
他社の導入事例やレビューを参考にすることで、実際の使い勝手やサポート品質が明らかになります。
特に自社と同業種・同規模の企業の導入実績がある場合は、相性の良さが期待できます。
ネガティブなレビューにこそ有益な情報が詰まっているため、導入後に後悔しないためにも、第三者評価は積極的にチェックすべきです。
⑤:無料トライアルで使用感を確認する
無料トライアルを活用することで、操作性や評価精度を事前に把握できます。
多くのサービスでは14日〜30日程度のトライアル期間を設けており、評価対象となるSaaSアプリを限定してお試し導入できるケースもあります。
初期レポートのクオリティや管理画面のUI、アラート機能の分かりやすさなど、トライアル中に確認しておくことで本導入後のギャップを最小限に抑えることが可能です。
SaaSセキュリティ評価サービスの価格・料金相場
以下は、主要なSaaSセキュリティ評価サービスにおける価格帯や提供形式を分類した一覧です。
| 価格帯 | 提供形式 | 特徴 |
|---|---|---|
| 月額3万円以下 | ライトプラン | 対象SaaS数が限定的、評価対象や出力機能が制限される |
| 月額3万円〜10万円 | スタンダードプラン | 一般的なSaaS診断が可能、レポート出力や通知機能あり |
| 月額10万円以上 | エンタープライズ | カスタムルール・API連携・SIEM連携・専任サポートなどを提供 |
月額3万円以下のライトプラン
スモールスタートを検討する企業に最適な価格帯です。
この価格帯では、評価対象のSaaSが限定的であったり、診断の頻度が月1回に限定されているケースが多いです。レポート出力機能も簡易的で、CSVまたはPDFフォーマットに固定されている場合があります。
ベンチャー企業や導入初期フェーズの企業にとっては、最小限のコストでSaaSセキュリティの現状を把握できる手段として有効です。
月額3万〜10万円のスタンダードプラン
中小〜中堅企業に最も多く選ばれている価格帯です。
このクラスでは、SaaSの自動検出機能やアラート通知、定期診断のスケジューリングなどが利用可能となり、一定のセキュリティレベル維持に適した機能が揃っています。
レポート形式や対象ユーザー数、API連携機能なども柔軟に設定できるため、実運用を視野に入れた本格導入を検討する企業におすすめです。
月額10万円以上のエンタープライズ向けプラン
大規模企業や金融・医療など高セキュリティ要求業界に適した価格帯です。
このレベルになると、独自セキュリティポリシーの反映、SIEMやEDRなど外部セキュリティ製品との連携、役割別アクセス制御、監査証跡の保持などが提供されます。
また、導入支援や月次報告会、専任CSのサポートなども付帯しており、ガバナンス強化・コンプライアンス遵守の観点からも選ばれています。
SaaSセキュリティ評価サービスの導入メリット
SaaSセキュリティ評価サービスの導入メリット
- セキュリティリスクの可視化と低減
- ガバナンス強化とコンプライアンス対応
- 業務効率化と人的負担の軽減
セキュリティリスクの可視化と低減
最大のメリットは、企業内で利用されているSaaSのセキュリティ状態を可視化できる点です。
例えば、不要な外部共有が設定されているGoogle Driveのフォルダや、多要素認証が無効のまま運用されているアカウントなど、潜在的リスクが明確になります。
その結果として、運用ポリシーの見直しや即時対応が可能となり、セキュリティ事故の未然防止につながるのが大きな利点です。
ガバナンス強化とコンプライアンス対応
SaaSセキュリティ評価サービスは、社内統制の強化にも大きく寄与します。
ISO27001、SOC2、NISTなどのフレームワークに準拠したレポート出力やポリシーチェックに対応するサービスも多く、監査対応を効率化できます。
特に、定期診断によるセキュリティ証跡の蓄積は、ガバナンス強化だけでなく取引先や監査法人への説明責任を果たす上でも有効です。
業務効率化と人的負担の軽減
手動で行っていたSaaSアカウントの棚卸しや設定確認を自動化することで、担当者の負荷が大幅に軽減されます。
設定ミスや異常検知をリアルタイムで通知する機能を活用すれば、リスクへの対応スピードも向上します。
IT部門が本来注力すべき業務に集中できるようになることは、全社的な生産性向上にもつながる副次的な効果です。
SaaSセキュリティ評価サービスの導入デメリット
SaaSセキュリティ評価サービスの導入デメリット
- 初期費用や運用コストが発生する
- 評価対象の制限がある場合がある
- 導入・運用に一定のITリテラシーが必要
初期費用や運用コストが発生する
SaaSセキュリティ評価サービスは、多くの場合で月額制の有料ツールです。
特に多機能なプランや大企業向けの導入では、月額10万円以上の費用が必要となるケースもあり、コストインパクトは無視できません。
また、オンボーディング支援やカスタマイズ対応が別料金になることもあるため、事前に総コストを明確に見積もることが大切です。
評価対象の制限がある場合がある
評価できるSaaSアプリがサービスによって異なる点は見落としがちです。
特定の評価サービスでは、海外製SaaSや自社開発の業務ツールがカバー対象外となるケースもあります。
そのため、自社で実際に利用しているSaaSがすべて対応しているかどうか、事前の確認が必須です。
導入・運用に一定のITリテラシーが必要
レポートの読み解きやポリシー変更の実行には、セキュリティ知識を持った担当者の存在が不可欠です。
自動化されたレポートであっても、「何がリスクなのか」「どのように修正すべきか」を判断するための基本的なITリテラシーは必要になります。
そのため、社内の教育体制や担当者のスキルも加味して導入計画を立てることが求められます。
SaaSセキュリティ評価サービスの導入で注意すべきポイント
SaaSセキュリティ評価サービスの導入で注意すべきポイント
- 評価対象の網羅性を確認する
- 運用体制との整合性を確認する
- サポート体制の品質を事前に把握する
評価対象の網羅性を確認する
すべてのSaaSアプリに対して評価できるわけではない点には注意が必要です。
特に国内製の業務系SaaSやカスタムアプリが評価対象外であるケースもあり、可視化の精度に影響します。
サービス選定時には、SaaSアプリのカバレッジリストを公開しているかどうかも重要なチェックポイントです。
運用体制との整合性を確認する
既存のIT運用体制やセキュリティポリシーと整合性が取れていないと、活用が進まず形骸化する恐れがあります。
たとえば、脆弱性アラートを受け取る体制が整っていない、レポートが社内に展開されないなどの問題が起きがちです。
導入に際しては、誰がどう使うのかを具体的に決め、ワークフローに組み込む準備が不可欠です。
サポート体制の品質を事前に把握する
評価結果の解釈やトラブル対応において、ベンダーのサポート体制は極めて重要です。
とくに初期導入フェーズでは、設定サポートやレポートの読み方を解説するCSの存在が運用の成功に直結します。
チャット対応のみ、メールのみのサポートなどでは不十分なケースも多いため、電話やオンライン会議での対応可否を事前に確認しましょう。
SaaSセキュリティ評価サービスの最新トレンド
SaaSセキュリティ評価サービスの最新トレンド
- SSPMの本格導入とゼロトラスト強化
- 自動化されたSaaSインベントリ機能の進化
- AIによるリスク分類と優先順位付け
SSPMの本格導入とゼロトラスト強化
SaaS Security Posture Management(SSPM)の導入が、グローバルで急速に進んでいます。
SSPMは、SaaSアプリの設定ミスや異常検出をリアルタイムで監視し、継続的な改善を支援する仕組みです。
ゼロトラストセキュリティとの相性もよく、「信頼せず、常に検証する」体制の基盤となるサービスとして注目されています。
自動化されたSaaSインベントリ機能の進化
従業員が独自に導入したSaaSを検知するシャドーIT対策機能が、より精度高く・リアルタイム化されています。
これにより、全社的にどのSaaSがいつ、誰によって使われているかが自動で可視化されるようになってきました。
インベントリの自動収集とSaaSリスク評価を組み合わせることで、より網羅的なセキュリティ対策が実現できるようになっています。
AIによるリスク分類と優先順位付け
生成AIや機械学習を活用したリスク分類と優先順位設定が実用化されつつあります。
これにより、数百件にも及ぶ検知内容の中から、対応すべきリスクを自動でハイライト表示し、対応策までレコメンドする機能が搭載されるようになりました。
結果として、対応スピードが飛躍的に向上し、属人的な判断から脱却できる点が評価されています。
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