タワーサーバの基礎知識
タワーサーバとは、サーバの形式の一つで筐体が大きく、高さもあるサーバーのこと。
筐体自体が大きいため、内部のスロットや各種コネクタにも余裕がある製品が多く、全体的に拡張性に優れており他のタイプに比べ高性能な製品が多い。
デメリットとしては、筐体が大きく重量があるため、複数サーバーを連携させるには余裕のあるスペースが必要となる。
そのため、単体のサーバーのみで対応可能な小規模のシステムで使用されることが多い。
サイズに応じてフルタワー型、ミドルタワー型、ミニタワー型と呼ばれるものもある。
タワーサーバの機能一覧
基本機能
機能![]() |
解説![]() |
サーバ統合管理 |
システムの稼働状況を可視化し、システム全体を一括管理・監視することができる |
リモート管理 |
離れた場所から各種ハードウェアの監視や電源制御、サーバの操作などを行うことができる |
簡易セットアップ |
構成や必要な情報を順次選択しながら、簡単な操作で導入時の初期設定を行うことができる |
省電力化 |
消費電力を抑える省電力化設計がなされており、製品によっては利用する電力量の上限を設定することも可能 |