【2026年】ゼロトラストセキュリティのおすすめ10製品(全23製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
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Cygiene(サイジーン)は、SIEM/UEBA、SASEの機能を有するセキュリティツールです。 近年で激変した働き方とIT環境の中で「従業員のセキュリティ」と「クラウド活用/事業成長」の両立を実現します。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【Cygiene Secure Access】 ⇒ ゼロトラストを構成するSASE(CASB、SWG、DLP、FWaaS) Cygiene SecureAccessは、TLS復号型Webフィルタ、リバースプロキシ、CASB、DLPなどのセキュリティ機能を統合したクラウド型セキュリティサービスです。 エンドポイントまたはアプライアンスエッジからのトンネルによって接続され、インターネット、クラウドサービス、特定のネットワークに対する安全なアクセス、認証機構、制御を追加することができます。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【Cygiene Analytics】 ⇒ セキュリティデータの集約と学習(SIEM/UEBA) Cygiene Analyticsは、エンティティ及びタイムシリーズデータ(ログ)の保存、相関分析、学習を行うための、大規模セキュリティデータ基盤です。 エンティティとログを組み合わせた学習機関が内蔵されており、“ユーザやデバイス単位”でのタイムラインの形成や、それらにもとづく振る舞い検知が可能です。 また、ログの保有期間も基本プランで5年(最大7年)と、インシデント発覚時に過去を遡っての調査や分析も容易です。
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Zscaler Zero Trust Exchangeとは、Zscalerが提供しているゼロトラストセキュリティ製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.5となっており、レビューの投稿数は1件となっています。
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Zero Trust Secure Accessとは、トレンドマイクロ株式会社が提供しているゼロトラストセキュリティ製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.0となっており、レビューの投稿数は1件となっています。
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Trend Micro Web Security as a Serviceとは、トレンドマイクロ株式会社が提供しているゼロトラストセキュリティ製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.0となっており、レビューの投稿数は1件となっています。
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Enterprise Application Accessとは、Akamaiが提供しているゼロトラストセキュリティ、ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は2.5となっており、レビューの投稿数は1件となっています。
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ISM CloudOneは、IT資産管理とセキュリティ対策ができるクラウドサービスです。 2007年にリリース後、全世界55か国、 90,000社以上の企業様にご利用いただいている実績豊富なサービスです。 SaaSのためVPN不要で利用でき、オフィスはもちろん、在宅環境や支店・店舗・他拠点・海外拠点など、 様々な環境下にある端末を管理できるため、業種や規模を問わずご利用いただいております。 日々更新されるセキュリティ辞書との自動照合でPCの安全性をダッシュボードで表示し、 脆弱性を含む端末とその理由がひと目で把握できる「自動脆弱性診断機能」が好評です。 またPC操作ログ取得、外部デバイス制御を活用した「情報漏えい対策」や NGAVやWebフィルタリングを活用した「サイバー攻撃対策」など IT資産管理とセキュリティ対策ができるクラウドサービスです。 【 IT資産管理と自動脆弱性診断 】 ・社内で利用されている端末のOSやメモリ、HDD、などのハードウェア情報、ソフトウェア情報の収集、一覧表示 ・Windows更新プログラム、Adobe製品、Java、ウイルス対策ソフト、Webブラウザなどのあるべき姿をまとめた辞書を標準提供 ・OS、アンチウィルスソフト、ソフトウェア等の脆弱性を自動で診断しダッシュボードで表示 ・Windows、Mac、Android、iOSに対応 ・管理台帳機能によるソフトウェアのライセンス種別や形態、インストール状況等の詳細を可視化 ・端末に対するソフトウェアの配布・適用 ・Windowsの更新管理・適用 ・ヘルプデスクとして利用できるリモートコントロール 【情報漏えい対策】 ・PCの動作や操作履歴を収集・保存(Windows、Mac) ・勤怠管理と稼働ログの照合で就業時間の管理が可能 ・禁止操作が発生した場合ユーザーにアラートを通知 ・柔軟な検索設定やアラートログだけを表示することで、無理なく不正な操作を発見することが可能 ・USBメモリや外付けHDD、CD/DVD/BDドライブからの読み込みを制御 【サイバー攻撃対策】 ・PCのセキュリティリスクを自動で可視化 ・パターンファイル化されたマルウェアの検知と駆除を支援 ・新種や亜種を含むマルウェアの検知と駆除 ・他に感染しているPCの有無を確認 ※ 30日間無料トライアル https://ismcloudone.com/trial/" target="_blank">https://ismcloudone.com/trial/
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TailscaleはWireGuardベースのゼロトラストVPNで、従来のVPNのような複雑なネットワーク設定なしに安全なプライベートネットワークを構築できます。ポート開放不要で外部から見えないステルス型接続を実現します。 【製品概要】 Tailscaleは、WireGuardをベースとしたゼロトラスト型のセキュア接続基盤です。 従来のVPNのような専用ゲートウェイや複雑なネットワーク設定を必要とせず、アプリケーションをインストールしてログインするだけで、安全なプライベートネットワークを構築できます。 TailscaleはP2Pメッシュネットワークを採用しており、クラウド・オンプレミス・リモート環境などに分散したサーバーや端末を安全に接続できます。 【Tailscaleの最大の特徴】 ・ポート公開不要のステルス型ネットワーク ・P2Pメッシュネットワークによる高速通信 ・IDベースのゼロトラストアクセス ・クラウド / オンプレミス / IoT を安全に接続 Tailscaleの最大の強みは、外部からスキャンしても侵入口を発見できない点です。 従来のVPNのようにポートを公開する必要がなく、ネットワーク自体の存在を外部から認識されません。 通信はP2Pメッシュネットワークで行われるため、VPNゲートウェイのように通信が一箇所に集中することがなく、ネットワークのボトルネックを回避できます。 そのため高速で安定した通信を実現できます。 またIPベースではなく認証ベースで接続するため、接続端末は固定のグローバルIPを持つ必要はありません。 インターネットに接続できれば、動的に変化するプライベートIP環境でも安全に運用できます。 【WireGuardとは】 WireGuardは、次世代のVPNプロトコルとして開発されたオープンソース技術です。 シンプルな設計と高いセキュリティを特徴としており、Linuxカーネルにも標準搭載されています。 従来のVPN技術(IPsecやOpenVPN)と比較してコード量が少なく、セキュリティ監査が容易であることから、安全性の高い通信プロトコルとして評価されています。 また高速な通信性能を持ち、クラウド環境やモバイル環境でも安定した接続を実現できます。 TailscaleはこのWireGuardをベースに、鍵管理・認証・アクセス制御などの機能を追加し、企業でも簡単に利用できるセキュア接続基盤として提供しています。 【Tailscaleの技術的な仕組み】 Tailscaleは、WireGuardをベースとしたP2Pメッシュネットワークを採用しています。 これにより、従来のVPNのような専用ゲートウェイを必要とせず、端末同士が直接安全に通信できる仕組みを実現しています。 通常、インターネット上の端末同士が直接通信するためには、ファイアウォールやNATの設定を調整する必要があります。 しかしTailscaleでは、NATトラバーサル技術を利用することで、特別なネットワーク設定を行わなくても端末同士の直接接続を確立できます。 また、接続できないネットワーク環境では、Tailscaleの中継サーバ(DERP)を利用して安全に通信を継続できます。 【なぜTailscaleはポート公開が不要なのか】 通常、インターネット上のサーバーにアクセスするためには、ファイアウォールやNATを設定してポートを公開する必要があります。 しかしポート公開は、外部からのスキャンや攻撃の対象となるリスクがあります。 Tailscaleでは、NATトラバーサル技術を利用して端末同士の直接接続を確立します。 これにより、ファイアウォールやルーターの設定を変更することなく、安全な通信経路を自動的に確立できます。 接続は以下の手順で確立されます。 1. 各端末はTailscaleのコントロールサーバーと通信し、接続情報を交換します 2. 端末同士がNATトラバーサルを利用して直接通信を試みます 3. 接続が成功した場合、WireGuardによる暗号化通信が開始されます ネットワーク環境によって直接接続できない場合には、Tailscaleの中継サーバー(DERP)を利用して安全に通信を継続します。 この仕組みにより以下のメリットを実現できます。 ・ポート公開が不要 ・ファイアウォール設定の変更が不要 ・VPN機器が不要 ・攻撃対象領域の削減 ・高速で低遅延な通信 【Tailnetとは】 Tailnetとは、Tailscaleによって構築されるプライベートネットワークのことです。 組織やチームごとに作られる仮想ネットワークであり、インターネット上に存在する端末やサーバーを安全に接続するための論理ネットワークです。 Tailnetに参加した端末は、それぞれがWireGuardによる暗号化通信を利用して相互に接続されます。 インターネットを経由していても、あたかも同じLANの中にあるかのように安全に通信できます。 またTailnetではIPアドレスではなく、IDベースでアクセス制御を行います。 認証されたユーザーやデバイスのみがネットワークに参加できるため、従来のVPNのようにネットワーク全体を公開する必要がありません。 【Tailscaleの4つの接続形態】 ■P2P接続 Tailscaleの基本となる接続方式です。 Tailnetに参加している端末同士が直接接続し、暗号化された通信を行います。 ■Exit Node 特定の端末をインターネットの出口として利用する機能です。 リモート環境から社内ネットワーク経由でインターネットアクセスを行うことができます。 ■Subnet Router 既存のネットワークをTailnetに接続するための機能です。 社内LANやクラウドネットワーク内のサーバーへ安全にアクセスできます。 ■App Connector 特定のアプリケーションをインターネットに公開することなく安全に接続するための機能です。 【認証基盤との連携】 TailscaleはIDやパスワードをサービス内に保持しません。 外部の認証基盤と連携することで安全な認証環境を実現しています。 対応している主な認証基盤: ・Google Workspace ・Microsoft Entra ID(Azure AD) ・Apple ・GitHub ・Okta ・OpenID Connect対応IDプロバイダー 【運用セキュリティの強化】 従来のVPNでは、VPN装置やクライアントソフトのバージョン管理が重要な課題になります。 多くのセキュリティインシデントは、VPN機器やVPNクライアントの脆弱性が放置されたことが原因で発生しています。 Tailscaleでは管理コンソールから接続しているすべての端末の状態を確認できます。 どの端末がどのバージョンのTailscaleを利用しているかが一目で分かります。 また必要に応じてリモートでアップグレードを実施することも可能です。 これにより脆弱性のある古いバージョンが残るリスクを低減できます。 【SaaSサービスのセキュリティ強化】 多くのSaaSサービスでは、管理画面や内部APIを保護するためにIPアドレスによる接続制限が利用されています。 しかしIPアドレスはユーザー環境によって変化するため、運用が複雑になる場合があります。 Tailscaleを利用することで、IPアドレスではなくIDベースでネットワークアクセスを制御できます。 認証されたユーザーのみが接続できるため、管理画面や内部APIをインターネットから完全に非公開にすることが可能になります。 【主な利用用途】 ・リモートワーク環境からの安全な社内アクセス ・クラウドやオンプレミスに分散したサーバー接続 ・開発・検証環境のネットワーク構築 ・監視カメラやIoTデバイスの安全な接続 ・エッジ環境のネットワーク構築 【こんな課題を解決します】 ・VPNを廃止して外部公開ポートを塞ぎたい ・踏み台サーバを廃止したい ・SSH鍵管理を簡単にし、SSHポートを外部公開せず運用したい ・VPNによる通信遅延を解消したい ・VPN接続のオン/オフ操作をなくしたい ・WordPress管理画面を非公開化したい ・監視カメラやIoT通信を安全にしたい ・医療機器の遠隔メンテナンス環境を構築したい ・金融サービスの内部通信を非公開ネットワーク化したい 【他のVPN・ゼロトラスト製品との違い】 従来VPNはVPNゲートウェイを中心に通信が構成されます。 そのため通信の集中や複雑なネットワーク構成が発生します。 TailscaleはP2Pメッシュネットワークを採用しており、端末同士が直接通信します。 そのためシンプルな構成で高速な通信が可能です。 【Tailscaleが向いている企業】 ■ゲーム会社 開発環境や内部ツールを外部に公開せず安全に利用できます。 ゲームプレイヤーの接続を外部から隠蔽化することが可能になり、DDoSの攻撃目標そのものを消失させます。 ■金融業界 ゼロトラストネットワークにより、ユーザはログイン後のステムを安全に接続できます。 外部からサービスサイトが見えなくなるため、攻撃目標そのものを消失させます。 ■製造業(サプライチェーンセキュリティ) 協力会社との安全な接続環境を構築できます。 ■組込機器・IoTメーカー 遠隔保守や機器管理のための安全な接続基盤として、Tailscaleのライブラリを組み込むことで利用できます。 ■SaaS企業 ユーザ向けの管理画面をインターネットから完全に非公開にできます。 【導入メリット】 ■シンプルなネットワーク構築 専用VPNゲートウェイや複雑なネットワーク設定が不要です。 ■セキュリティの向上 ポート公開を必要としないため攻撃対象領域を削減できます。 ■高速で安定した通信 P2Pメッシュネットワークにより低遅延通信を実現します。 ■柔軟なアクセス管理 IDベースのアクセス制御によりユーザー単位で管理できます。 ■運用コストの削減 VPN機器や踏み台サーバの運用が不要になります。
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Z-FILTERとは、デジタルアーツ株式会社が提供しているゼロトラストセキュリティ製品。レビュー件数は0件のため、現在レビューを募集中です。
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インターネット及びプライベートアプリケーションへのアクセスの動的な制御、インターネットアクセスの脅威検知など、ゼロトラスト実現の一要素となる機能を提供します。
生成AI機能
データ分析高度なサイバーセキュリティAI「Trend Cybertron」を搭載し、リスクの優先度づけ、アラート解説、推奨のリスク軽減策を提示します。生成AI機能満足度-評価対象レビューが0件のため点数が反映されておりません0
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ゼロトラストセキュリティの基礎知識
- ゼロトラストセキュリティの人気おすすめ製品比較表
- ゼロトラストセキュリティの機能一覧
- 基本機能
- ゼロトラストセキュリティの比較ポイント
- ゼロトラストセキュリティの選び方
- ゼロトラストセキュリティの価格・料金相場
- ゼロトラストセキュリティの導入メリット
- データ侵害リスクの大幅抑制
- クラウド・リモートワークの安全運用
- 規制対応・企業価値の向上
- ゼロトラストセキュリティの導入デメリット
- 設計が複雑で初期コストが高い
- 運用負荷と社内教育の必要性
- レガシー資産との統合に課題がある
- ゼロトラストセキュリティ導入で注意すべきポイント
- スモールスタートと段階導入が基本
- 社内外の関係者を巻き込む体制構築
- 製品・ベンダー選定時に統合性を重視
- ゼロトラストセキュリティの最新トレンド
- ZTNAとマイクロセグメンテーションの高度化
- AI活用による動的ポリシー制御の進化
- アダプティブトラストによるコンテキスト認証
- ポスト量子暗号への対応
- ゼロトラスト支援サービスの普及
ゼロトラストセキュリティの人気おすすめ製品比較表
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Cygiene(サイジーン)は、SIEM/UEBA、SASEの機能を有するセキュリティツールです。 近年で激変した働き方とIT環境の中で「従業員のセキュリティ」と「クラウド活用/事...
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| 価格 |
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※2026年4月6日時点におけるGrid評価が高い順で表示しています。同評価の場合は、満足度の高い順、レビュー数の多い順で表示しております。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は「製品比較ページ」から確認することができます。
ゼロトラストセキュリティとは、「信頼しない・常に検証する」ことで、全アクセスを厳格に管理するセキュリティモデルです。
ゼロトラストセキュリティは、従来の“内部ネットワーク=安全”という前提を排し、すべてのユーザー・デバイス・通信に対して初期から継続的な認証・検証を行うセキュリティ設計です。これにより、内部からの不正アクセスや、外部侵入後の被害拡大を防止できます。
ゼロトラストでは、ユーザー認証・多要素認証(MFA)・アクセス制御・マイクロセグメンテーション・ログ監視など、複数の技術を統合してシステムを守ります。特に、クラウド利用やリモートワークの普及により、境界型防御に依存しないゼロトラストモデルの必要性が高まっています。
ゼロトラストセキュリティの定義
・社内外問わず、特定の情報にアクセスする通信すべての安全性・信頼性を都度確認し、セキュリティを担保する機能を有する
ゼロトラストセキュリティの機能一覧
基本機能
| 機能 |
解説 |
|---|---|
| EDR(Endpoint Detection and Response) | EDRとはユーザーが利用するパソコンやサーバー(エンドポイント)における不審な挙動を検知し、迅速な対応を支援するセキュリティソリューションのことをいう。従来のウイルス対策のような「壁」のイメージではなく、内部での不審な動きをするものに対応する。EDRは侵入を許してしまったマルウェアを検知し、デバイスの隔離などを行い、対処するものになる。 |
| 認証強化 | 発行されてから一定期間だけ使用できるワンタイムパスワード認証や、端末認証といった認証機能。ゼロトラストセキュリティにおいては、たとえ社内PCを使用している場合であっても都度認証が前提となる中で、セキュリティを向上できる。 |
| アクセス権限管理 | 職責とIDを紐づけるなどして、アクセスできる情報や権限を制限する機能。データの流出するリスクを軽減できる。 |
ゼロトラストセキュリティの比較ポイント
ゼロトラストセキュリティの比較を行う際には、以下5つの技術的・運用的な観点から評価することが重要です。
認証と認可(IAM/MFA/ABACなど)の高度性
ゼロトラストの要となるのが、「誰が」「いつ」「どこから」アクセスするかを判断する仕組みです。シンプルなID認証だけでは不十分であり、多要素認証(MFA)・属性ベースのアクセス制御(ABAC)・コンテキストに基づく判断など、粒度の細かい認可設定が可能なことが比較基準となります。ネットワーク制御(マイクロセグメンテーション/ZTNA)
従来のネットワーク境界はゼロトラストでは無意味であり、代わりに内部を分割してアクセス制御をかける「マイクロセグメンテーション」が必須となります。ZTNA(Zero Trust Network Access)との組み合わせにより、全通信を最小権限で制限できるかが比較の焦点となります。継続的監視&ログ分析の可視化レベル
「常に疑う」という前提のもとでは、継続的なモニタリングと異常検知が欠かせません。ログ収集・分析のリアルタイム性、可視化ダッシュボードの有無、AIによるリスク予測機能などが製品間で差が出やすいポイントです。レガシー環境やクラウドとの統合対応
クラウドネイティブな環境だけでなく、オンプレミスや業務用端末などとの連携をどう実現するかも選定基準です。SaaS・IaaSへの統合API対応や既存インフラへのスムーズな適用性を重視する必要があります。導入スコープとフェーズ方式の柔軟性
一度に全社展開するのは現実的ではないため、対象範囲を絞って段階導入できる設計やPoC(概念実証)での検証がしやすい構成を持つかが重要な比較軸となります。
ゼロトラストセキュリティの選び方
ゼロトラストセキュリティの導入には、以下の5ステップを踏むことで、現場への負荷を抑えつつ確実な定着が図れます。
①:既存環境(社内/クラウド/IoT)の構成を整理する
導入前には、社内ネットワーク構成、クラウド利用範囲、IoT機器などの存在を正確に把握する必要があります。これを怠ると、抜け穴となる経路が放置される恐れがあるため、棚卸し作業を徹底することが基本です。②:認証・アクセス制御ポリシー要件を定義する
誰に、いつ、どのリソースへのアクセスを許可するかを細かく定めたポリシー設計が肝要です。特に中途半端なポリシーでは、過剰制限による業務停滞、逆に過小制限によるリスク拡大の両方が起こり得ます。③:段階的導入計画と重要資産の優先設定を行う
財務・人事・顧客情報といったクリティカル資産を優先対象とし、限られたスコープから段階的に導入していくことが失敗回避の鍵となります。④:ログ可視化・異常検知・対応自動化のレベルを評価する
セキュリティ運用には、異常の検知から初動対応までの自動化レベルが重要です。その製品が、何をどこまで自動でできるかを明確にして比較検討しましょう。⑤:導入支援体制やランニングコストを含めて比較する
自社内に運用ノウハウがない場合、SIerやベンダーの支援体制が重要です。また、導入コストだけでなく、ライセンス費・運用保守費などトータルで見積もることが成功の秘訣です。
ゼロトラストセキュリティの価格・料金相場
ゼロトラストセキュリティの料金は、構成範囲や導入規模、ベンダーの提供形態(クラウド/オンプレ)によって大きく変動します。以下に一般的な価格帯を示します。
| 導入規模 | 構成内容 | 費用目安 |
|---|---|---|
| 小規模・PoCレベル | IAM/MFA + ZTNA一部導入。小規模ネットワーク範囲での実証検証目的。 | 300万円〜800万円 |
| 中堅企業向け | 認証・アクセス制御・ログ監視・脅威検知まで統合されたフル構成。 | 800万〜2,000万円 |
| 大規模・全社展開 | グローバル対応、多拠点連携、SIer設計導入・教育支援含む総合パッケージ | 3,000万円〜数億円 |
PoC段階で段階導入する場合でも、検証・社内教育・ポリシー設計を含めると500万円以上の予算を想定すべきです。
一方で、クラウド型サービスやMSP(マネージドセキュリティ)を活用すれば、初期費用を抑えて月額運用型にシフトすることも可能です。
ゼロトラストセキュリティの導入メリット
データ侵害リスクの大幅抑制
ユーザーやデバイスごとにアクセス権限を制御し、継続的な認証・監視を行うことで、万一の侵入時にも内部展開を抑制できます。
クラウド・リモートワークの安全運用
境界に依存しないため、社外からのアクセスやマルチクラウド環境でも、一貫したセキュリティポリシーを適用可能です。
規制対応・企業価値の向上
コンプライアンス対応の強化、データ保護の信頼性向上が評価され、取引先や顧客からの信頼獲得にも寄与します。
ゼロトラストセキュリティの導入デメリット
設計が複雑で初期コストが高い
システム構成が多岐に渡るため、全体像の把握や段階設計が必要です。また導入初期には比較的大きな投資が必要になります。
運用負荷と社内教育の必要性
継続的な監視・認証が求められるため、運用設計やセキュリティポリシーの理解を浸透させるための社内教育が欠かせません。
レガシー資産との統合に課題がある
既存システムやオンプレ環境との整合を取るためには、追加の開発や段階的な導入が必要となることがあります。
ゼロトラストセキュリティ導入で注意すべきポイント
スモールスタートと段階導入が基本
一度に全社導入するのではなく、まずは重要資産や特定部署からスモールスタートし、段階的に適用範囲を広げていく設計が推奨されます。
社内外の関係者を巻き込む体制構築
セキュリティ運用を現場レベルまで浸透させるには、情報システム部門だけでなく、現場担当者や管理職との連携も重要です。
製品・ベンダー選定時に統合性を重視
ZTNA、IAM、SIEMなどのツール間連携が重要なため、導入後の保守運用を見据えて、ベンダー間の互換性・支援体制を確認する必要があります。
ゼロトラストセキュリティの最新トレンド
ZTNAとマイクロセグメンテーションの高度化
ネットワーク内部も細分化して制御することで、万が一侵害が起きても影響範囲を局所化する構成が注目されています。
AI活用による動的ポリシー制御の進化
アクセス頻度・操作履歴などの行動分析をもとに、自動でアクセスレベルを調整する仕組みが実装されつつあります。
アダプティブトラストによるコンテキスト認証
ユーザーの端末、位置情報、時間帯などを考慮した柔軟な認証プロセスで、利便性とセキュリティを両立します。
ポスト量子暗号への対応
量子コンピュータ時代を見据えた、耐量子性を持つ暗号技術をゼロトラストに組み込む動きが広がっています。
ゼロトラスト支援サービスの普及
導入難易度の高さを解消するため、コンサル・SIerによるテンプレート提供や段階導入支援が加速しています。
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