非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|保守・運用管理|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
バックアップの遠隔地保管を手間なく実施
良いポイント
重複排除機能によりバックアップストレージの容量を効率的に利用ができる。
レプリケーション機能により、遠隔地にDataDomain を設置し、オンプレのバックアップデータ(差分)を
ほぼリアルタイムでコピーできるため、結果的に自動で遠隔地保管が実施できる。差分データのため
帯域の狭い通信回線でも十分に利用できている。レプリケーションするデータ量は時間で制御できるので
ユーザー利用がシステムを利用する昼間は帯域幅を小さくし、夜間および休日は帯域幅を大きくするなど
シーンによって使い分けることが可能。遠隔地保管に加えてDRソリューションを検討するのであれば
DataDomain VirtualEdition(仮想版・DDVE)を利用することでクラウド上で構築することも可能である。
エラー発生時にはサポートにメール通知されるのですぐに対応いただけ、安心して利用ができる。
改善してほしいポイント
・システムの起動・停止に15分以上かかる
・互いにレプリケーション可能なDDOSの幅は2世代までの制限があり、もう少し広くてもよいのでは
・OSのバージョンアップでUIがかなり変わるので慣れが必要
・DDVEへのレプリケーションはMTreeレベルのみであり、フォルダレベルのレプリケーションができない
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
バックアップはテープに取得して遠隔地保管しておりましたが、毎週ローテーションを
行ったり、メディアの管理など運用業務に時間をとられていました。DataDomain 導入後はこのような手間が
なくなり、運用が容易になりました。
また、DRの一環としてクラウド上にDDVEの環境を構築し、データセンターに設置しているDDから
日々のバックアップをレプリケーションしているため、有事の際はバックアップから仮想マシンを短時間で
リストア・構築、運用開始できる形としております。資産を持つことなくDR環境が構築できた点は非常に
有意義だったと思います。
検討者へお勧めするポイント
・DDOSと利用しているバックアップツールの互換性は確認しておくこと