非公開ユーザー
自動車・輸送機器|解析・シミュレーション|1000人以上|導入決定者|契約タイプ 有償利用
PLMシステムで利用
良いポイント
ライセンスは同時アクセスユーザー数ですので、ライセンス費用を抑えることが出来ます。
また、機能もライセンス別になっているため必要なライセンスのみで導入可能であるため、カスタマイズしなければ初期導入費用は抑えることが可能です。
設計BOMとしては当たり前ですが、逆引き検索、複数帳票の紐づけが可能で、帳票とBOMどちらも承認を行う事ができるため、設計BOMを中心にそれに取り巻く帳票類をすべて電子化、電子ワークフローを組むことが出来ます。
また、カスタマイズ性が高く、費用と時間をかければ基本的には出来ることの幅は広いです。
改善してほしいポイント
Obbligatoの設計がとにかく古く、何を変更するにしても基本的にユーザーでは変更は難しいです。
また、直感では操作できないくらい使い方の癖が強く、効率化とは程遠い操作性も問題です。
設計BOMも承認者目線ではBOMという一塊で届くわけではなく、全部バラバラな部品単体で届きますので、とにかく見にくいです。
また、他システムとの連携ですが、基本的には受け手がNEC製品だったとしてもcsv連携になりますので、NEC製品で統一するメリットはほぼ皆無です。
自分たちのやりたいことをベンダーに伝えると、大体「基本的には何でも出来る」と回答されますが、何でもカスタマイズで高額費用を請求されますので、「基本的には何もできない」と考えて導入することをおすすめします。
ライセンス費用を安く抑えて、SE費で取るソフトウェアですので、極力パッケージから変更しないで運用することを大前提で考えたほうが良く、その場合はオススメできるソフトウェアだと思います。
少しでもアレンジや効率化のためにカスタマイズを入れようとすると、「なんでこんな事もできないのか」と不満が増えてしまいます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
設計BOMを導入して製品情報の集約を行い、検索性の向上や共通部品化が出来るようになった。
また、図面や設計BOMを兼ねていた設計情報が記載された紙での運用が廃止され、ペーパーレスにも貢献した。
設計部門が複数あるため、各部門が行っていたルールの統一化が図られ、共通ルールに基づいた設計情報を集約することが出来た。
ただ、この内容は金額的効果の算出が難しいため、数字での表現がしにくい。
検討者へお勧めするポイント
基本的にはパッケージ状態(未カスタマイズ)でいかに業務に活用できるかがポイントです。カスタマイズしなければ使えないのであれば、他製品でも同じため、使いやすいや柔軟性を踏まえると他製品を考えたほうが良いかと思います。