非公開ユーザー
小学校・中学校・高校|その他専門職|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
聞き上手な英語の先生を端末に入れるようなもの
協働学習支援ツールで利用
良いポイント
生徒がすきま時間を使ってスピーキング練習に取り組めます。発音採点の精度が高く、オンライン英会話に匹敵するレベルで、自動評価の精度に驚かされます。AI相手なので恥ずかしさがなく、思い切ってネイティブのように発声できるため、特に日本人が苦手とする「口の開き方」や「リズム感」の向上に効果を感じます。生徒もゲーム感覚で取り組んでいるようです。
改善してほしいポイント
採点の基準がやや厳しく、生徒によっては「冷たく感じる」との声もあります。教員の立場から見ると十分甘めに見えるのですが、心理的ハードルを下げる工夫(例:ポジティブなフィードバックや称賛コメント)がもう少しあっても良いかもしれません。また、アプリの利用が完全に個人任せであるため、活用頻度に差が生じやすい点も課題です。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
授業だけでは補いにくい発話量の不足を解消する手段として非常に有効でした。従来、教員が一人ひとりの発音を個別に指導するのは難しかったのですが、Repeatalkを使うことで、生徒が自分の弱点を可視化し、自主的に修正していく姿が見られました。学習のモチベーション維持にもつながっています。
検討者へお勧めするポイント
スピーキング練習の定着を目指す学校には、ぜひ導入をおすすめします。ただし、導入して終わりではなく、授業内や宿題での活用機会をある程度設計することが重要です。そうすることで、生徒間の利用格差を最小限に抑えられます。また、この手のソフトは組織内で合意形成をするのが難しいので、校内の政治的な対応に気苦労するかもしれません。