Trend Micro Deep Securityの製品情報(特徴・導入事例)

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ITreviewによるTrend Micro Deep Security紹介

 Trend Micro Deep Security(トレンドマイクロ ディープセキュリティ)とは、トレンドマイクロ株式会社が提供する総合型セキュリティソフトです。主にファイアウォールでの監視・防御や侵入検知・防止、Webアプリケーションの保護、ファイルやレジストリなどの変更監視、セキュリティログの監視などの機能があります。またこれらは、物理サーバやAWS(アマゾンウェブサービス)をはじめとしたクラウドサーバ、仮想サーバなど多種多様な環境に対応しており、まさに総合型セキュリティサービスです。個別でセキュリティ対策をする必要がなくなるため、大幅なコストカットが期待できます。

Trend Micro Deep Securityの満足度、評価について

Trend Micro Deep SecurityのITreviewユーザーの満足度は現在3.9となっており、同じWAFのカテゴリーに所属する製品では11位、となっています。

バッジ 満足度 大企業 中堅企業 中小企業
- 3.9 4.0 3.9 2.7
レーダーチャート 価格 使いやすさ サポート品質 導入のしやすさ 機能への満足度 管理のしやすさ
2.9 3.8 3.9 3.4 4.1 3.8

※ 2025年08月31日時点の集計結果です

Trend Micro Deep Securityの機能一覧

Trend Micro Deep Securityは、WAFの製品として、以下の機能を搭載しています。

  • 不正通信の検知

    通信とシグネチャ(不正な通信や攻撃パターンの定義)のマッチングにより、通信内容の検査と解析を行う

  • 不正通信のブロック機能

    通信内容の検査と解析を行い不正通信であると判断した場合、その通信を遮断する。SQLインジェクションやOSコマンドインジェクション、クロスサイトスクリプティングなどのWebアプリケーションの脆弱(ぜいじゃく)性を狙う攻撃、パスワード攻撃などの不正アクセスもブロックする

  • ゼロデイ攻撃(未知の攻撃)への防御機能

    ソフトウェアに新たなぜい弱性が発見された際に、修正プログラムが提供される前に行われるサイバー攻撃であるゼロデイ攻撃に対しての防御機能

  • Dos/DDos攻撃のブロック機能

    サービスに大量の負荷をかけ、サーバーダウンによりサービスの停止に追い込むDos/DDos攻撃をブロックする

  • シグネチャ更新

    不正な通信パターンなど検知するための定義ファイルを随時更新することで、防御性能を最新状態にする

  • 暗号化された通信への対応

    データが暗号化された通信を解読して、不正アクセスと判断した場合に遮断する

  • IPアドレス拒否機能

    特定のIPアドレスから行われた通信を遮断。具体的には送信元のIPレピュテーション(評価)情報をベースに、匿名プロキシや発信元を隠蔽(いんぺい)した通信、botネットなどからのアクセスを拒否する

  • ログ管理

    ブロック機能により遮断した不正通信をログとして記録に残し、攻撃元IPアドレス、攻撃種別などの情報を管理する

  • WAF設定機能

    ブロック機能のオン/オフ設定、IPアドレス拒否や除外URLの設定など、ユーザー管理に必要な設定を行う

Trend Micro Deep Securityを導入して得られた効果やメリット

ツールは導入するだけでなく、その後どんな影響があったのかが一番重要となります。 では、Trend Micro Deep Securityを導入することでどんな効果や、メリットがあるのでしょうか?実際に投稿されたレビューからその一部をご紹介します。

    非公開ユーザー

    ソフトウェア・SI|保守・運用管理|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済
    投稿日:

    仮想パッチ機能で運用負荷を軽減

    WAFで利用

    良いポイント

    運用して感じた一番のメリットは、仮想パッチ機能の存在です。
    実業務システムの都合ですぐにパッチを当てられないケースでも、Deep Securityがしっかりとカバーしてくれていたことで、安心して運用を続けることができました。
    エージェントは軽く、サーバへの負荷も気にならず、導入後も安定して稼働しています。
    設定に慣れるまでは少し手間取る部分もありますが、使いこなせば非常に信頼できるセキュリティ対策ツールだと思います。

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    非公開ユーザー

    ソフトウェア・SI|保守・運用管理|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済 利用画像確認
    投稿日:

    安定のトレンドマイクロ

    WAFで利用

    良いポイント

    仮想パッチ適用失敗など、閾値や条件により細かく通知がくる点や、ダッシュボードでの全体状況の把握のしやすさにメリット感じています。

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    非公開ユーザー

    ソフトウェア・SI|ITアーキテクト|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済 利用画像確認
    投稿日:

    総合セキュリティ対策の必須ツール

    WAFで利用

    良いポイント

    総合的なセキュリティ対策を簡単、安全に実施できる。
    具体的に弊社で利用してる機能は以下です。
    ・ウイルスチェック
     TrendMaicro社のウイルス対策をリアルタイムで検索する

    ・変更監視
     前日との差分変更ファイルをログとして記録する
     チェックする範囲を自由に設定できる
     何か問題があったときに調査が可能となる

    ・セキュリティログ監視
     サーバーへの接続情報をログに記録できる
     SSHでの接続をリアルタイムで通知している

    ・ファイアウォール対策
     通信の許可不許可を制御できる

    ・侵入防御対策(脆弱性対策)
     脆弱性の仮想パッチを適用できる

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開発・提供元の情報

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