非公開ユーザー
専門(建設・建築)|総務・庶務|20人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
受注管理、予算原価管理、請求入金管理を一元化
販売管理システムで利用
良いポイント
粗利管理クラウドという名の通り、売上と原価から粗利を計算して工事の実績をデータベース化できます。工事を番号付きの案件として登録し、見積書および予算、着工後の原価、完工後の請求書、入金状況まで、一工事の収支について体系的に管理できます。利用する中で様々な要望をチャットで挙げさせていただき、システムのアップデートにも少しずつご対応いただいているところで、経理に携わる者の立場から、非常にコストパフォーマンスと機能性に優れたソフトだと感じています。利用を始めてもうじき一年とまだ短いながらも、粗利管理という面で業務改善に大変助けられています。今後、現場監督目線からの原価管理においてもユーティリティが向上すると、より効果的な運用ができると期待しています。
改善してほしいポイント
建設工事における原価管理は、出来高と出来形という似て非なる側面で見ることで、適正な利益を確保できるというのが、当社での考えです。金額面での進捗が80%でも、現場の物理的な進捗が70%では、当初予定していた利益が完成工事後に目減りしてしまいます。そのため、現場監督目線での「一日の出来形」を管理する工事日報、すなわち使用人工数や材料数等を報告書のようなスタイルで登録し、それが「一日の出来高」として原価の金額に反映されることで、より効率的かつ直感的な原価管理になると考えています。システム的な構築が根本的に変わることだと思うので、順を追って少しずつでも改良されていくと、導入した効果がより高まるので、是非ご検討いただけると嬉しいです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
対予算比としての出来高をリアルタイムで可視化できるので、経営目線でもその工事を受注したことが会社にとって有益だったのか完成を待たずに判断でき、日々の受注活動に寄与しています。また場合によっては当初より利益が少なくなる現場もありますが、そちらも完成工事前にリアルタイムで状況を把握できるので、同じミスによる利益喪失を防ぐきっかけとなり、現場管理の品質向上に効果が期待できます。