吉田 学
株式会社ウチダシステムズ|専門(建設・建築)|宣伝・マーケティング|100-300人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
断片的だったAIの知識が、一本の線でつながった研修
AI教育・eラーニングで利用
良いポイント
講師が身銭を切ってAIエージェントを誰よりも動かして試した一次情報を教えてくれること。これが何よりの価値です。手を動かして、体で覚えられます。私はAIエージェントをかなり使いこなしているつもりでしたが、知識としては断片的な理解が多い状態でした。今回、「SNSを一つ作る」というテーマに取り組む中で、ばらばらに持っていた知識に線が通って、面になっていく感覚を得ました。ただ知っているだけの情報が理解に変わり、手を動かしたことで自分の経験になりました。AIエージェントの使い方や威力を知るだけではありません。AIエージェントを自分の思考のパートナーとして働かせるための設計(アーキテクチャ)を学んだというのが一番近い感覚です。
改善してほしいポイント
学んだことを自分の部署の業務に当てはめる部分は、受講者に任されている点が大きいと感じました。また、課題のハードルは決して低くありません。内容は網羅的で、自分で手を動かして進める必要があります。今は素人でも「この期間で絶対に使いこなす」という意気込みのある人に向いている研修です。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
社内で生成AI活用プロジェクトのリーダーを1年間務め、勉強会も重ねてきました。それでも「AI=自分が発信するもの」という状態になり、自分が止まると社内のAI活用も止まるという課題がありました。自分以外にも手を動かしてAIがわかる人を増やすために、メンバーと一緒に受講しました。受講後3か月で、学んだ設計の考え方をもとに、部署の仕事をAIエージェントのチームに任せる仕組みを作りました。窓口役のAIと、テーマごとに担当を持つAIが分担し、メール・チャット・Teamsの新着を見張って担当のAIに振り分け、日程調整、申込や請求の管理、資料づくりまでを進めます。人は1日数回の承認で判断するだけです。さらに、社内のチャット(Webex)で誰でも使えるAIアシスタントを発案し、全社での導入に向けて検証を進めています。
検討者へお勧めするポイント
AIを「知っている」から「使いこなせる」に変えたい人に勧めます。講師が自ら身銭を切り、AIエージェントを誰よりも動かして得た一次情報を学べるのが最大の価値です。手を動かして一つのものを作り上げる中で、断片的だった知識が一本の線につながり、AIエージェントを思考のパートナーとして働かせる設計まで身につきます。私も受講後3か月で部署の仕事をAIエージェントのチームに任せる仕組みを作れました。課題のハードルは低くないので、「この期間で必ず使いこなす」という意気込みがある人ほど得るものが大きいはずです。組織でのAI活用を任されている方には、特におすすめです。
研修で学んだことをもとに、AIアシスタント(OpenRyoko)を社内チャットに組み込んで使っています。 【解決できた課題】 AIエージェントは複雑で学習コストが大きく、全員を使いこなせるまで育てるのは現実的ではありません。社員にどこまでAIリテラシーを求めるか、その線引きに悩んでいました。 いつものチャットにAIアシスタントを組み込み、社員はそこからAIの力を使い、アシスタントの調整はAI推進担当が担い、さらに使いこなしたい部門は自ら環境を作る。この役割分担が今の最適解だと考えています。 【メリット】 ・全員にAIエージェントの教育をしなくてよい ・一人ずつアカウントを割り振って課金する必要がなく、利用量も管理しやすい ・会社や部門の知識、仕事の型を組み込めば、一定の質の成果物を誰でも出せる 【デメリット】 考えずに成果物を得られるぶん、鵜呑みにして自分で考えなくなる人が出てくると思います。長い目で見ると、組織の考える力が低下することが課題です。