非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|製品企画|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
全体としては問題ない製品と思うが、管理に留意が必要か
良いポイント
テレワーク生活も1年半となるが、その間会社指定の本製品を一貫して使用してきた。基本的に自宅 Windowsデスクトップ機として使用しているが、全体の使用感は問題ない。いったんログインしてしまえば、画面全体を仮想デスクトップとして使用できるので、自宅PCを使用している感触はない。仮想画面の情報はプラットフォームPC側では直接アクセスできないので、セキュリティも問題はない。敢えて使用側の瑕疵を挙げるとすれば、オンラインミーティングなどで音声デバイスを使用する場合、プラットフォームPCの設定連携の考慮が必要な場合があるが、これは多く利用者側の問題である。
改善してほしいポイント
会社全体、多人数で運用しているためかもしれないが、現在のようなテレワーク業務が開始された当初は、つながりにくい、ハングアップするといった現象がしばしば有った。これは運用の設定や増強でおおむね改善されたが、これは初期段階での運用設計が重要なことを示しており、検討/考慮が必要と思われる。
また、起動から実際にデスクトップが立ち上がり使用可能となるまで、多少の時間がかかる場合があり、可能であれば迅速化してほしい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
出社が大幅に制限された状況で、勤務地と同様のPCリソースが使用できることは大変重要である。本製品は前述のとおり、仮想デスクトップを会社自席のPCと同等の感覚で使用できており、業務遂行に有効だった。
また、仮想デスクトップの使用状況を管理することで、社員の勤務状況の把握も可能になり、働き方云々の人事上の対応にも利用できると思われる。
検討者へお勧めするポイント
協力会社社員も含めると数千人に及ぶユーザのテレワークを実現するインフラとして機能している。規模の大きい案件には有効と思う。但し運用や費用面の検討も必要と思われる。