【2025年】iPaaSのおすすめ10製品(全24製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
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安心の国産iPaaS”JENKA(ジェンカ)” 初心者でも使いこなせるノーコードツールです。 「バラバラ」になっているシステムを「ひとつ」につなげて自動で業務を進めてくれる業務を効率化。 エンジニアや情報システム部門のリソースは必要なく、 だれでも簡単に操作ができるJENKAが、今までSaaSを跨いでいた作業を代わりに行います。 _____________________ ■JENKAの特長 (1)国産のiPaaS 国産のiPaaSだから日本の中小企業が利用するSaaSサービスを軸に開発。 更にグローバルなサービスとの連携にも注力。 さらにJENKAは低価格のため、初めての方でも安心してスモールスタートが可能です。 (2)安心の自動実行 「メールがきたら」「ファイルがアップされたら」「kintoneが更新されたら」など、 様々な条件をトリガーにしてフローを設定するだけでJENKAがリアルタイムに自動で業務を実行。 人間の操作が不要で、手間や工数が一切かかりません。 (3)直感的な操作 ノーコードで直感的に操作することができるJENKAだから、実業務を行っている現場の担当者が 直接API連携を行うことができます。現場で設定が行えるため、臨機応変な対応が可能に。 エンジニアのリソース確保や実行環境の準備も必要ありません。 (4)テンプレート機能 目的の業務に合わせたフローがテンプレート化しているので、 初めてiPaaSを扱う方でも、より簡単に素早くJENKAを活用できます。 また、作成したフローをテンプレート化し、共有することが可能です。 (5)組織で利用しやすい管理機能 ユーザーやグループ機能、利用できるSaaSサービスや機能の制限、2段階認証やIPアドレス制限 など、法人向けの機能が標準で利用できます。 (6)RPAとの連携 当社が提供するRPAツール「RoboTANGO(ロボタンゴ)」との連携が可能です。 RoboTANGOと連携することで、APIを提供していないツールをはじめ、 ローカル環境のシステムと連携することができます。 https://www.itreview.jp/products/robotango/reviews _____________________ ★無料のオンラインセミナー(https://jenka.jp/seminar/) iPaaSとはなにか、SaaS同士を連携することのメリットなどを解説しています。 ご興味ございましたら、ぜひお申し込みください。 ★サービス連携リクエスト(https://jenka.jp/request/) JENKAで連携したいサービスのリクエスト受付中! お客様のご要望に合わせてサービス連携のご対応をいたします。 ★無料相談受付中(https://jenka.jp/contact/) iPaaSについて知りたい方、どんなSaaSが連携できるのか、 連携したらどのようなメリットが得られるのか…など お気軽にお問い合わせください!
生成AI機能
データ連携GPT連携やAI-OCRを備えたノーコードiPaaSで業務自動化を実現生成AI機能満足度-評価対象レビューが0件のため点数が反映されておりません0
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機能満足度
平均:4.3
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使いやすさ
平均:4.0
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導入のしやすさ
平均:4.5
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サポート品質
平均:3.6
- スタンダード:50000円/月
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比較
HULFT Squareは、多種多様なシステムやデータをGUIだけで連携できるクラウドサービス。 よくある簡易なiPaaSとは違う、プロフェッショナル向け性能と品質の「iPaaS」。GUIで開発できる高生産性を持ちつつ、企業活動を支える本格的連携基盤をしっかり実現できる本格サービス。 データの時代には「素早く手軽に使える使いやすさ」だけでなく、「本格的オペレーションを実現できる信頼性や本格性能」との両立が必要になります。 ▶つくらずに「つなぐ」 多種多様なシステムやデータとの連携処理を、それぞれの連携先システムごとの専門的な知識や技術なしに実現。GUI上の操作だけで、Javaでの本格的システム開発と遜色のない連携処理を実現。 ▶豊富な接続先 主要なデータベースやアプリケーションはもちろん、大手クラウドサービスなど多数の連携先に対応した多種多様な連携機能を用意。 ▶自社での導入や運用の手間が不要なクラウドサービス クラウドサービスとして利用できるため、自社でのシステム導入や運用の手間がかからず、すぐに利用開始できます。 ▶スモールスタート:小さく始めて大きくデータ連携基盤へ拡張 例えば小さく部門内SaaS連携からスタートしてから、大きく全社データ連携基盤としても利用可能です。状況に合わせて拡張可能なサブスクリプションサービス。 連携処理ごとに処理性能の割り当てを管理画面から指定できるため、必要に応じて利用者自身で利用規模の増減が可能です。 ▶GUIだけで「独自API」を作成公開できる GUI上で開発できる連携処理は、手軽に自社の独自APIとして公開できます。自社IT資源の再利用や他社とのAPI連携がGUIだけで実現。権限設定やログ管理などAPI管理機能もサービス側で提供。 ▶大容量データを高速に(本格的処理性能) 作成した連携処理は内部的にJavaに変換されコンパイルされて実行。業務を支える現実の連携処理では大容量データの処理やデータの高速処理性能が必要になってきますが、Javaによる本格的なシステム開発と遜色のない性能を発揮。 ▶本格的な処理の作りこみも得意 簡単な処理を簡単にGUIで作れるだけではありません。簡単に作って済ませることも、本格的に作りこんで腕を振るうこともできます。通常のプログラミングによる実装と同レベルの本格的処理・複雑な処理・実運用時の様々な状況を考えたしっかりしたログ機能や例外処理まで作りこむことが可能。 ▶ファイル連携基盤のデファクトスタンダード「HULFT」とも一体化したiPaaS 日本におけるファイル連携のデファクトスタンダード「HULFT」の集信機能・配信機能を、最新のiPaaSの機能とシームレスに組み合わせて利用できます。 ▶作った後もしっかり運用できる 実運用では避けられない、想定外の事象や機器の障害などさまざまなことが起こる状況でも、安定して稼働し、発生した問題を原因究明できるしっかりした仕組みを備えています。製品の技術ドキュメントやサポート体制もしっかりと整備しています。 ▶充実のサポート体制 30年の歴史を持つ24時間365日のサポートを提供。ハンズオンセミナー、コミュニティーも充実しています。 <利用用途> 企業内外に散在する様々なデータやシステムを柔軟かつ簡単に連携できます。GUIで開発できるため、業務の現場主導での開発も可能で、スピーディーなデータ活用の展開が可能。国内外の主要なクラウド上にあるアプリケーションやデータとも自由自在に連携可能。
生成AI機能
データ連携生成AI活用を支えるデータ連携基盤を提供するiPaaS生成AI機能満足度-評価対象レビューが0件のため点数が反映されておりません0
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比較
Workatoは、エンタープライズオートメーションプラットフォームのリーダーです。 クラウド/オンプレミスを問わず、データベース、アプリケーション、各種サービスをAPIをベースに連携(インテグレーション)させ、社内外の組織を横断した業務プロセスやワークフローの自動化を、容易かつ素早く、アジャイルで行うことで、従来比10倍の生産性を実現しています。 また、100%クラウドネイティブなプラットフォームで、ノーコード化やマシンラーニングを適用した特許取得済みの自動化インプリ手法により、非エンジニアでも容易に自動化が行え、ガバナンスとセキュリティの機能も標準装備されているため、大規模エンタープライズに適した自動化を、従来比1/3のTCOで実現可能です。 Gartner社のEnterprise iPaaS市場におけるMagic Quadrantでは、初登場以来4年連続リーダーに選出されています。日本では、LIXIL、DeNA、横河電機など様々な企業で利用されています。
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比較
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iPaaSの基礎知識
- iPaaSの人気おすすめ製品比較表
- iPaaSの導入メリット
- 社内の業務効率化と自動化
- 複数システム間のリアルタイム連携
- 現場主導での連携構築
- iPaaSの導入デメリット
- 高度な要件には追加開発が必要になる場合がある
- 実行回数や処理量によってコストが高騰する可能性がある
- セキュリティリスクへの対策が求められる
- 基本機能
- iPaaSの選び方・比較のポイント
- ①:対応している連携先アプリケーション数
- ②:ノーコード・ローコードで操作できるか
- ③:運用管理や監視機能
- ④:セキュリティやガバナンス機能
- ⑤:価格体系とスケーラビリティ
- iPaaSの導入で注意すべきポイント
- 社内の運用体制やスキルの整備
- ユースケースに合致するかの事前検証
- API制限や連携仕様の確認
- iPaaSの価格・料金相場
- 従量課金型プランの料金相場
- 定額サブスクリプション型プランの料金相場
- iPaaSの最新トレンド
- AIによるワークフロー自動生成の進化
- iPaaSとRPAの連携強化
- ハイパーオートメーション構想との統合
- エッジコンピューティングとの連携拡大
- 日本企業向けのローカライズ対応
- iPaaSでよくある質問|Q&A
- Q. iPaaSの導入に伴う主要な課題は何ですか?
iPaaSの人気おすすめ製品比較表
| 製品名 | ||||
|---|---|---|---|---|
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| 満足度 | ||||
| レビュー数 |
86件
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28件
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7件
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20件
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| 従業員規模 |
すべての規模のレビューあり
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すべての規模のレビューあり
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中堅企業・中小企業のレビューが多い
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すべての規模のレビューあり
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| 製品の特徴 |
情報が登録されていません
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情報が登録されていません
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Yoomは様々なSaaSと連携した、独自の業務ツールを作成できるノーコードプラットフォームです。フロントオフィスからバックオフィスまで、様々な部門で業務の自動化・効率化を実現します。
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ActRecipe(アクトレシピ)は、クラウド上でSaaSのデータ連携により業務の自動化を実現するプラットフォームサービス(iPaaS: integration Platform-...
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| 価格 |
要お見積もり
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要お見積もり
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0円〜
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0円〜
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| 機能 |
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| お試し |
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無料プランあり
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※2025年11月10日時点におけるGrid評価が高い順で表示しています。同評価の場合は、満足度の高い順、レビュー数の多い順で表示しております。
各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は「製品比較ページ」から確認することができます。
iPaaS(Integration Platform as a Service)とは、クラウドベースの複数のアプリケーションを連携/統合/管理するための集中型コンソールを提供するサービスです。クラウドアプリケーションやサービス、さらにはオンプレミス型のシステムなどを相互接続し、統合フローを制御することで機能します。既存のツールを連携/統合させてシステム開発をスピードアップしたり、複数のシステム上のデータの同期を図ったり、外部ソースの利用で取り扱うデータ量を増やしたりするといった目的で利用されます。パフォーマンスニーズへの迅速な対応、柔軟な機能追加といったメリットを見込み、自社の業務フローへクラウドベースのサービスやツールを取り入れようという企業では、iPaaSを利用することで、システムの相互連携やデータ同期に関する課題を解決できます。
iPaaSの導入メリット
iPaaSを導入することで得られる主なメリットは3つあります。
社内の業務効率化と自動化
一つ目のメリットは「業務の効率化と自動化」です。
これまで人手で行っていた入力や転記を自動化できれば、作業時間は短縮され、ヒューマンエラーも減らせます。
例えば、新規顧客をSalesforceに登録したタイミングで、その情報をGoogleスプレッドシートに自動で反映させる仕組みを作る。これだけでも「入力の手間がなくなる」「記入ミスがなくなる」といった効果が生まれ、担当者の負担は大きく軽減されます。
複数システム間のリアルタイム連携
二つ目のメリットは「システム間のリアルタイム連携」です。
部門ごとにシステムが分断されていると、情報共有に時間がかかり、意思決定も遅れがちです。
しかしiPaaSを活用すれば、ECサイトの受注情報を在庫管理や配送システムと即時連携できます。結果として、業務全体の流れがスムーズになり、顧客への対応スピードも大幅にアップします。
現場主導での連携構築
三つ目は「現場が主体的に連携を構築できる」点です。
近年はノーコードやローコードのツールが進化しており、エンジニアではない人でもシステム連携を設定できるようになっています。
これによりIT部門の負担を減らしつつ、現場が自分たちで必要なワークフローを作成・改善できます。つまり、課題が見つかってから解決に至るまでのスピードが格段に速くなるのです。
iPaaSの導入デメリット
iPaaSを導入する際に注意すべきデメリットは大きく3つあります。
高度な要件には追加開発が必要になる場合がある
一つ目は「高度な要件には追加開発が必要になることがある」点です。
iPaaSは幅広いシステム連携に対応できる便利な仕組みですが、すべてを万能に解決してくれるわけではありません。
例えば、複雑なビジネスロジックや独自仕様のAPIとの連携になると、標準機能だけでは不十分なケースもあります。そうなると、最終的にはIT部門によるカスタマイズや個別開発が必要になることも少なくありません。
実行回数や処理量によってコストが高騰する可能性がある
二つ目は「利用状況によってコストが高騰するリスク」です。
多くのiPaaSは従量課金型の料金体系を採用しており、ワークフローの実行回数や処理データ量に応じて費用が増えていきます。
例えば、自動処理が月1,000回を超えるような場合、無料枠をすぐに使い切ってしまい、思っていた以上にコストが膨らむこともあります。だからこそ、導入前に利用頻度をしっかり見積もることが大切です。
セキュリティリスクへの対策が求められる
三つ目は「セキュリティリスクへの対応が必要」という点です。
iPaaSはクラウド上でデータをやり取りする仕組みのため、セキュリティ対策が不十分だと情報漏洩や不正アクセスの危険性が高まります。
具体的には、通信の暗号化や認証の厳格な管理、ログ監査の仕組みなどの整備が必要です。導入を検討する際は、ベンダーのセキュリティ基準や運用体制をしっかり確認しておきましょう。
基本機能
| 機能 |
解説 |
|---|---|
| 統合デザイナ | 多くの場合、直感的な操作で複数のアプリケーションを統合するためのインタフェースを提供する |
| テンプレートの提供 | 主要なクラウドベースのアプリケーションを連携したり、システム間のデータ同期を図るためのテンプレートを用意 |
| テンプレートの作成 | 事前に作成されたテンプレートに加えて、ユーザが自社のシステム環境やニーズに合わせてカスタムテンプレートを作成することも可能 |
| 統合の管理と分析 | 大規模な統合の運用管理などに役立てられるよう、統合のポートフォリオを管理し、その履歴と使用状況に関する詳細にアクセスするための機能を提供 |
iPaaSの選び方・比較のポイント
iPaaSを選ぶときに押さえておきたいポイントは大きく5つあります。
①:対応している連携先アプリケーション数
一つ目は「どれだけ多くのアプリとつながるか」です。 対応できるサービスが多いほど、自動化できる業務の幅も広がります。
例えば、Zapierは5,000以上のSaaSと連携でき、営業・マーケティング・会計など幅広い業務を自動化可能です。逆に対応アプリが少ないと柔軟性に欠け、追加開発が必要になるケースもあり得ます。
自社で使っているアプリと問題なく連携できるかは、必ず事前に確認しておきましょう。
②:ノーコード・ローコードで操作できるか
二つ目は「ノーコード・ローコードで操作できるか」という点です。直感的に操作できれば、現場部門でも導入・改善を進められます。
ドラッグ&ドロップで簡単に設定できるUIを備えたiPaaSなら、IT部門に頼らず業務担当者が自らワークフローを構築できます。
専門知識がなくても扱えるかどうかは、導入のハードルを大きく左右します。
③:運用管理や監視機能
三つ目は「運用管理や監視機能」です。
システム間の連携では、処理遅延やエラーが発生することも珍しくありません。 そのため、実行ログを確認できたり、異常時にアラートが飛ぶ仕組みは重要です。
例えば、Informatica CloudやWorkatoでは、エラーモニタリングや自動通知機能が標準搭載されており、安定した運用を支えています。長期的に見れば、保守性やトラブル対応のしやすさが業務継続性を左右するポイントです。
④:セキュリティやガバナンス機能
四つ目は「セキュリティとガバナンス」です。外部サービスを介してデータを扱う以上、保護体制は軽視できません。
特に注目したいのは、ユーザー権限の細かな設定、データの暗号化、監査ログの取得といった機能。これらは企業の情報ガバナンスを守るうえで欠かせない要素です。
クラウド利用に不安を感じる企業でも、セキュリティ機能が整っていれば導入を前向きに検討しやすくなります。
⑤:価格体系とスケーラビリティ
最後のポイントは「価格と拡張性」です。従量課金型か定額制か、ユーザー単位か実行数単位かなど、料金体系はサービスごとに異なります。
小規模導入に向く従量課金型を選ぶ企業も多いですが、将来どのくらい利用が増えるか、コストインパクトを見込んでおくことが重要です。
また、プランごとに連携数やログ保存期間が変わる場合もあるため、価格と機能のバランスをしっかり見極めましょう。
iPaaSの導入で注意すべきポイント
iPaaSを導入する際に押さえておきたいポイントは大きく3つあります。
iPaaSの導入で注意すべきポイント
- 社内の運用体制やスキルの整備
- ユースケースに合致するかの事前検証
- API制限や連携仕様の確認
社内の運用体制やスキルの整備
一つ目は「社内の運用体制やスキルの整備」です。
ノーコードで使えるとはいえ、適切な設計や安定した運用には一定のITリテラシーが必要になります。
誰がフローを構築し、誰が監視・保守を担当するのか。役割を明確にしたうえで、操作方法やエラー対応の知識を社内に蓄積できる仕組みを整えることが重要です。
ユースケースに合致するかの事前検証
二つ目は「ユースケースに合致するかの事前検証」です。
iPaaSは汎用性が高い反面、想定する業務シナリオと合わなければ十分な効果を発揮できません。
そのため、導入前にPoC(概念実証)を実施し、自社のユースケースで問題なく動作するかを確認しておきましょう。ここを怠ると、思ったほどの成果が出ない可能性があります。
API制限や連携仕様の確認
三つ目は「API制限や連携仕様の確認」です。
利用するSaaSやシステムによっては、APIの回数制限や認証方式の違いがネックとなり、思うように連携できない場合があります。
そのため、事前に仕様や制約を確認し、必要であればベンダーに問い合わせておきましょう。事前に把握しておけば、想定外のトラブルを防げます。
iPaaSの価格・料金相場
iPaaSの料金体系は大きく分けて2種類あります。一つは従量課金型(利用数や実行回数に応じた課金)、もう一つは定額サブスクリプション型(月額・年額のプラン)です。
以下に代表的な価格レンジを表で整理しました。
| プラン種類 | 価格帯(月額) | 特徴 |
|---|---|---|
| フリープラン | 無料 | 実行数や連携数に制限あり。基本機能を試す用途に最適 |
| 小規模ビジネス向け | 3,000円〜15,000円 | 単一のワークフローに向く。トライアル導入にも活用されやすい |
| エンタープライズ向け | 50,000円〜数十万円 | API数や実行数が無制限。監査・セキュリティ機能が充実 |
従量課金型プランの料金相場
従量課金型の料金は月額3,000円〜数十万円までと幅広く、利用回数や実行ステップ数に応じて変動します。
このモデルは初期費用を抑えやすく、スモールスタートに適しています。
例えば、小規模な利用であれば数千円程度から始められ、大規模に運用すると利用量に応じてコストが上昇していきます。 使用頻度に合わせて柔軟に課金できるため、トライアルや実証導入にも向いた料金体系といえるでしょう。
定額サブスクリプション型プランの料金相場
定額サブスクリプション型では、機能や連携数に応じて複数の料金プランが用意されており、一定の業務ボリュームを前提とする企業に向いています。
月額数万円から利用できるプランもあれば、エンタープライズ向けに数十万円規模のプランが用意される場合もあります。
コストを一定に保ちやすいため、運用費用を平準化したい組織や長期的な利用を見込む企業に適したモデルです。
iPaaSの最新トレンド
iPaaSを取り巻く最新の動きには、次の5つが挙げられます。
iPaaSの最新トレンド
- AIによるワークフロー自動生成の進化
- iPaaSとRPAの連携強化
- ハイパーオートメーション構想との統合
- エッジコンピューティングとの連携拡大
- 日本企業向けのローカライズ対応
AIによるワークフロー自動生成の進化
一つ目は「AIによるワークフロー自動生成の進化」です。
生成AIの活用により、ユーザーの自然言語入力から最適なワークフローを自動構築できる機能が登場しています。
これにより専門知識がなくても短時間で高精度なフローを作成でき、業務の属人化を防ぎつつ、迅速な自動化が可能になっています。
iPaaSとRPAの連携強化
二つ目は「iPaaSとRPAの連携強化」です。
クラウド連携を得意とするiPaaSと、デスクトップ操作を自動化するRPAを組み合わせることで、業務全体のノンストップ自動化が実現します。
例えば、iPaaSで収集した受注データをRPAが業務システムに入力する、といった形で、クラウドとオンプレミスの橋渡し役としての活用が広がっています。
ハイパーオートメーション構想との統合
三つ目は「ハイパーオートメーション構想との統合」です。
ハイパーオートメーションとは、RPAやAI、BPM、iPaaSなどを組み合わせ、企業全体の業務を継続的に最適化するアプローチを指します。
その中でiPaaSは、さまざまな業務システムやツールをつなぐ中核的な存在として注目を集めています。
エッジコンピューティングとの連携拡大
四つ目は「エッジコンピューティングとの連携拡大」です。
製造業や物流業などで利用されるIoTデバイスとの連携ニーズが高まるなか、エッジ端末の処理結果をクラウドとリアルタイムに連携する取り組みが進んでいます。
iPaaSベンダー各社はエッジデバイスとの双方向連携に対応し始めており、現場の情報を即時に業務システムへ反映できる仕組みが整いつつあります。
日本企業向けのローカライズ対応
最後の五つ目は「日本企業向けのローカライズ対応」です。
これまで英語インターフェースが主流でしたが、日本語対応や国内クラウド基盤への対応が進んだことで導入のハードルが下がっています。
さらに、国内サービスとの連携テンプレートや日本語サポート体制も整備され、中堅企業でも導入しやすい環境が整いつつあるのが現状です。
iPaaSでよくある質問|Q&A
Q. iPaaSの導入に伴う主要な課題は何ですか?
A. iPaaS(Integration Platform as a Service)ツールの導入における主要な課題は、システム連携の複雑さ・データ整合性の維持・運用管理体制の確立の3つです。
まず、複数の業務システムを連携させる際、API仕様の違いや通信形式の非互換などにより、連携設定が複雑化する傾向があります。これを解消するには、導入前に連携対象システムの仕様や利用APIの範囲を整理し、標準テンプレートやコネクタが用意されたiPaaSを選定することが効果的です。
次に、異なるシステム間でデータ更新タイミングや項目構造が異なると、データ不整合や重複登録が発生しやすくなります。そのため、データマッピングや変換ルールを事前に定義し、同期の頻度や優先度を明確に設定することが重要です。
また、導入後はワークフローの変更やシステム追加に伴い、連携の監視・メンテナンス工数が増大する可能性があります。運用負荷を軽減するために、エラーログ通知や可視化ダッシュボードなど、運用管理機能が充実した製品を選ぶとよいでしょう。
手順または対応方法
- 連携対象システムのAPI仕様・認証方式を整理します。
- データ項目のマッピングと更新ルールを事前に定義します。
- 運用監視体制(ログ管理・通知設定)を構築します。
- 変更・追加時のテストフローを標準化します。
注意点・補足
- ベンダー依存の独自仕様が多い場合、将来的な乗り換えコストが発生する可能性があります。
- データのリアルタイム同期は負荷が高いため、業務要件に合わせた同期頻度設定が必要です。
- 権限設定や通信経路の暗号化など、セキュリティ面の検証も忘れずに行いましょう。
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