【2025年】XDRのおすすめ10製品(全14製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも
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XDR (Extended Detection and Response)とは、サイバー攻撃の事後対処として、脅威がユーザ環境に万が一侵入した際に、攻撃の痕跡を検知、可視化することで、インシデントの調査、原因特定、対処を行う機能です。 EDR (Endpoint Detection and Response)は、エンドポイントに限定した機能ですが、XDRは、エンドポイントに加え、メール、サーバ、クラウドワークロード、ネットワーク等の複数のセキュリティレイヤから正・不正問わずファイルやプロセスに対するアクティビティデータであるテレメトリを収集し、サイバー攻撃の有無や対処すべき事項を見出します。 トレンドマイクロ株式会社のXDRセキュリティレイヤーとは https://www.trendmicro.com/ja_jp/what-is/xdr/security-layers.html
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4.7
機能満足度
平均:4.8
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3.7
使いやすさ
平均:4.0
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4.0
導入のしやすさ
平均:4.0
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3.5
サポート品質
平均:3.9
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ディープラーニングによるマルウェア検出 Intercept Xに組み込まれたAI(人工知能)は、高度な機械学習システムであるディープラーニング ニューラル ネットワークで、マルウェア定義ファイルに依存せずに、既知および未知のマルウェアを検出。 エクスプロイトを阻止し、攻撃をブロック ソフトウェアの脆弱性は日々発見され、ベンダーによって継続的にパッチが提供されるが、新しい攻撃手法の出現はそれほど頻繁ではなく、新たに見つかる脆弱性には、同じ攻撃手法が繰り返し利用されている。エクスプロイト対策は、マルウェアの拡散や、認証情報の窃取、検出の摺り抜けなどに使用されるエクスプロイト手法をブロックし、攻撃を阻止。これによって、ネットワークで、回避型のハッカーやゼロデイ攻撃を回避可能。 実績のあるランサムウェア対策 動作解析を活用して、未知のランサムウェアやファイル暗号化だけでなく、ブートレコード攻撃するランサムウェアも阻止することができる業界で最も高度なランサムウェア対策テクノロジー。信頼されていたファイルやプロセスが侵害された場合でも、CryptoGuardが攻撃を停止させ、ファイルの復元を自動的に行う。 XDR(EDR) 潜在的な脅威を自動的に検出し、優先順位をつけ、早急に対処が必要なイベントをIT管理者が見極めて、影響を受けているデバイスを処置します。(XDRの運用が難しい場合は、Sophos MDR サービスをご検討ください。) Windows と Mac を保護します。
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Cisco SecureXとは、シスコシステムズ合同会社が提供しているXDR製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.0となっており、レビューの投稿数は1件となっています。
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AhnLab XDR は、セキュリティソリューション、電子メールなどの社内に構築して運用中のシ ステムで生成されるログに基づいて、措置または確認が必要なリスクの優先順位を把握して管理できるようにするクラウドベースの XDR プラットフォームです。 これまで、組織はセキュリティ分野別に個々のソリューションを通じて脅威を検知し対応してきました。AhnLab XDR は、柔軟な連携に基づいてさまざまな形式の異機種ログを収集して AI/ML 学習機能を適用し、リスクを分析および対応して組織のセキュリティレベルを向上させます。 -------------------------------------------------------------- 特長 -------------------------------------------------------------- ◎ 正確なリスクの識別 :ユーザー (ID、会社名、部署名、名前、メールアドレスなど) が保有する資産 (デバイス ID、ホスト名、IP アドレス、MAC アドレスなど) を基準にモニタリングを行い、▲エンティティ (entity) 状態情報▲ユーザー/デバイス動作情報を連携分析し、リスクを正確に識別します。 ◎ 柔軟な連携を基にした体系的な対応 :AhnLab XDR は、既存のお客様が運用している異機種セキュリティソリューションのログを安定的に収集し、データ連携分析を行います。最終確認された侵害 (Incident) への対応 (Response) は運用中のセキュリティソリューションと連携して体系的に対応します。 ◎ セキュリティレベルと運用の利便性向上 :SaaS 形式で提供される AhnLab XDR は、継続的なアップデートと運用の利便性向上を提供します。また、アンラボの脅威インテリジェンスとの連携により最新脅威による資産への影響度を確認して対応でき、専用エージェントなしでセキュリティソリューションのログを収集し、資産の性能に影響を及ぼしません。 -------------------------------------------------------------- 主要機能 -------------------------------------------------------------- ◎ リスクの指数化 :AhnLab XDR は、最初に収集したログデータを正規化および補強して、連携分析と相関分析 を行います。分析結果に基づいてリスクを導き出し、指数化して、ユーザーが直感的に脅威の 優先順位と影響度を把握し、対策を講じられるようにします。 ◎ 最新のシナリオルール :AhnLab XDR には以前発生したリスクと最近のリスクシナリオを事前定義したシナリオル ールが適用されています。また、シナリオルールをリアルタイムで継続的に更新し、ユーザー が最新の脅威に対応できるようにします。 ◎ ログ収集と連携対応 :AhnLab EPP や EDR と連携して、ユーザーと資産の追加データを収集して対応に活用できます。また、別のエージェントなしで AhnLab Data Hub を通じてすでに運用されているセキュリティソリューションと連携してデータを取得し、脅威に対応できます。提供されるユーザー指定ダッシュボードとレポートを利用して、組織に必要な情報だけを別途定義して活用できます。 ◎ アンラボ TI ベースの内部影響度モニタリング :エンドポイント脅威情報の収集とリモートコントロール管理により、管理者によるセキュリティ運用および統合制御機能を提供します。
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Trend Micro Managed XDRとは、トレンドマイクロ株式会社が提供しているXDR製品。レビュー件数は0件のため、現在レビューを募集中です。
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Worry-Free Managed XDRとは、トレンドマイクロ株式会社が提供しているXDR製品。レビュー件数は0件のため、現在レビューを募集中です。
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Attack Surface Risk Managementとは、トレンドマイクロ株式会社が提供しているXDR製品。レビュー件数は0件のため、現在レビューを募集中です。
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Kaspersky Managed Detection and Responseとは、株式会社カスペルスキーが提供しているXDR製品。レビュー件数は0件のため、現在レビューを募集中です。
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XDRの基礎知識
XDRとは、セキュリティインシデントを自動で検知・対応する統合セキュリティプラットフォームのことです。
XDR(Extended Detection and Response)は、エンドポイント、ネットワーク、クラウド、メールなど複数のセキュリティデータを一元収集・分析し、脅威の横断検知と自動対応を可能にする次世代セキュリティソリューションです。
従来のEDRに加え、複数領域の相関分析やインシデント原因追跡、自動封じ込めまでワンストップで対応でき、高度なサイバー攻撃に強い防御力を提供します。
たとえば、金融業界ではXDR導入により、ランサムウェア侵入を初期段階で検知し、自動隔離と復旧を実行できたため、被害を最小限に抑え、対応時間を従来比60%削減した事例があります。
- XDRの比較ポイント
- 対応データソースの広さ
- 脅威検知の高度性とAI/ML分析能力
- 自動対応・封じ込めの仕組み
- SIEMやSOARとの連携性
- 運用負荷の軽さと可視化機能
- XDRの選び方
- 自社の保護対象と運用範囲を整理する
- 必要な検知方式と対応レベルを定義する
- 製品の機能・価格・サポートを比較する
- 導入実績やベンダー評価を確認する
- PoCで検知・対応精度や運用性を実証する
- XDRの価格・料金相場
- XDRの導入メリット
- 脅威の早期検知と被害拡大防止
- 運用効率の向上と人件費抑制
- セキュリティ可視化による判断迅速化
- XDRの導入デメリット
- 初期導入・連携設定の負荷
- アラート過多によるノイズ発生
- 専門知識要求や運用体制確立の必要性
- XDRの導入で注意すべきポイント
- 段階的導入とデータ連携の設計
- アラートチューニングと抑制ルール設定
- 教育研修と運用ガイドライン構築
- XDRの最新トレンド
- SASE/Zero Trustとの統合
- EDR+NDR自動相関による統合検知
- AI脅威インテリジェンス連携による予測防御
- クラウドネイティブ環境におけるXDR適用拡大
- MDRサービスの普及
- XDRと関連のあるソフトウェア
- XDRの機能
- 基本機能
XDRの比較ポイント
- 対応データソースの広さ(端末・ネットワーク・メール等)
- 脅威検知の高度性とAI/ML分析能力
- 自動対応・封じ込めの仕組み
- SIEMやSOARとの連携性
- 運用負荷の軽さと可視化機能
対応データソースの広さ
XDRの比較ポイントの1つ目としては「どの領域のデータを収集・監視できるか」が挙げられます。
端末、ネットワーク、メール、クラウドなど多様なソースをカバーできるほど、インシデントの兆候を見逃さず、横断的な分析が可能になります。
脅威検知の高度性とAI/ML分析能力
2つ目は「機械学習やAIを使って未知の脅威や異常挙動を検出できるか」です。
署名ベースだけでなく、異常な通信パターンや脆弱性悪用などをリアルタイムで検知し、対策の先手を打てるかがポイントです。
自動対応・封じ込めの仕組み
3つ目は「検知後の自動隔離やネットワーク制限などの対応機能があるか」です。
人手を介さず被害拡大を防ぎつつ、フォレンジックの手がかりも記録する仕組みが有効です。
SIEMやSOARとの連携性
4つ目は「既存のSIEMやSOARと統合可能かどうか」です。
既存運用との親和性や自動化ワークフローとの連携により、セキュリティ運用の自動化と効率化が進みます。
運用負荷の軽さと可視化機能
5つ目は「アラート量の抑制/ダッシュボードの見やすさ/管理者の操作性」です。
ノイズの少なさと操作性の良さは、セキュリティ運用人員の負担軽減につながります。
XDRの選び方
- ①:自社の保護対象と運用範囲を整理する
- ②:必要な検知方式と対応レベルを定義する
- ③:製品の機能・価格・サポートを比較する
- ④:導入実績やベンダー評価を確認する
- ⑤:PoCで検知・対応精度や運用性を実証する
自社の保護対象と運用範囲を整理する
XDRの選び方の1つ目は「どのシステム・データ領域を守りたいかを明確化すること」です。
端末のみ・全体ネットワーク・クラウド連携など、目的に応じた導入範囲の整理が必要です。
必要な検知方式と対応レベルを定義する
2つ目は「AI異常検知・署名ルール・自動隔離など自社が必要とするセキュリティレベルを定義すること」です。
無駄な機能を含めないことでコスト効率を向上できます。
製品の機能・価格・サポートを比較する
3つ目は「CrowdStrike Falcon XDR、Microsoft Defender XDR、Trend Micro XDRなど主要製品を比較し、自社要件と照らすこと」です。
ライセンス体系や年間保守、サポート体制も含めた総合判断が重要です。
導入実績やベンダー評価を確認する
4つ目は「同業界・同規模での導入先実績やGartner/Magic Quadrant評価を確認すること」です。
適合性やリスクを事前に検証でき、選定ミスを抑制できます。
PoCで検知・対応精度や運用性を実証する
5つ目は「試験導入環境で実際の攻撃シナリオやアラート応答を使って評価すること」です。
リアルな運用状況での精度や運用負荷を把握することで、本番準備が整います。
XDRの価格・料金相場
製品タイプ | ライセンス体系 | 年間費用目安 | 備考 |
---|---|---|---|
エンドポイント統合型 | エンドポイント数/年 | 約5,000円〜10,000円/台 | 基本的検知+自動隔離 |
マルチドメイン型 | 端末+ネットワーク+メール | 約10,000円〜20,000円/端末 | 全体防御+自動相関分析 |
エンタープライズ型 | サブスクリプション | ||
年間数百万円〜 | 監視専門チームが運用支援 |
XDRの導入メリット
- 脅威の早期検知と被害拡大防止
- 運用効率の向上と人件費抑制
- セキュリティ可視化による判断迅速化
脅威の早期検知と被害拡大防止
XDRのメリットの1つ目は「複数領域のデータを連携し、脅威の兆候を早期に捉え自動遮断できる点」。
運用効率の向上と人件費抑制
2つ目は「従来のSIEM/EDRでは必要だった高度なログ相関や分析工数を削減できる点」。
セキュリティ可視化による判断迅速化
3つ目は「ダッシュボードで攻撃対象・侵入経路が一目で分かり、迅速な判断と対策が可能な点」。
XDRの導入デメリット
- 初期導入・連携設定の負荷
- アラート過多によるノイズ発生
- 専門知識要求や運用体制確立の必要性
初期導入・連携設定の負荷
XDRのデメリットの1つ目は「多様なデータソースの統合準備や前提設定に時間と技術的工数が必要な点**」。
アラート過多によるノイズ発生
2つ目は「誤検知や頻繁なアラートにより、運用者が重要なアラートを見逃すリスクがある点」。
専門知識要求や運用体制確立の必要性
3つ目は「XDRを有効に活用するには専任運用者や、運用ガイドライン整備が不可欠な点」。
XDRの導入で注意すべきポイント
- 段階的導入とデータ連携の設計
- アラートチューニングと抑制ルール設定
- 教育研修と運用ガイドライン構築
段階的導入とデータ連携の設計
全領域を一度に構築せず、フェーズ分けで導入し稼働効果を確認しながら拡張することが望ましいです。
アラートチューニングと抑制ルール設定
誤検知を減らすために閾値設定やホワイトリスト設定、フィードバックループを整備する必要があります。
教育研修と運用ガイドライン構築
管理者・運用者向けに操作方法・分析基準・手順を明確にした文書と研修体制を用意することが導入成功の鍵です。
XDRの最新トレンド
- SASE/Zero Trustと統合されたセキュリティ設計
- EDR+NDR自動相関による統合検知機能強化
- AI脅威インテリジェンス連携による予測防御
- クラウドネイティブ環境におけるXDR適用拡大
- MDR(マネージド検出対応)サービスの普及
SASE/Zero Trustとの統合
最新トレンドの1つ目は、SASE構成やゼロトラスト基盤とXDRをシームレス連携させる設計が増加していること。
EDR+NDR自動相関による統合検知
2つ目は、エンドポイントとネットワークの相関をリアルタイムに実現するNDR併用構成が一般化しています。
AI脅威インテリジェンス連携による予測防御
3つ目は、外部脅威データやAIモデルを活用し、未知の攻撃シグナルを事前検知・阻止する仕組みです。
クラウドネイティブ環境におけるXDR適用拡大
4つ目は、Kubernetes・サーバーレス環境にも対応し、クラウド中心の運用に最適化されたXDRの採用が進んでいます。
MDRサービスの普及
5つ目は、専門運用者による24時間365日監視と対応を提供するMDR(Managed Detection and Response)サービスが拡大中です。
XDRと関連のあるソフトウェア
ウイルス対策ソフト:コンピューターやネットワークに侵入する悪意のあるプログラムを検出し、駆除するためのソフトウェアのことです。
XDRの機能
基本機能
機能 |
解説 |
---|---|
複数のセキュリティレイア―を検知 | EDR(Endpoint Detection and Response)で可能なエンドポイントにおける脅威検知・対応のみならず、メール、エンドポイント、サーバー、クラウドワークロード、ネットワークという複数のセキュリティレイヤーにわたって脅威を検知し、詳細なアクティビティデータを収集できる |
AIなどによるセキュリティ分析 | アクティビティデータ (検知結果、テレメトリ、メタデータ、ネットフローなど) を収集し、AIによる高度な分析と脅威インテリジェンスを適用することにより、攻撃経路を明確に確認して、攻撃の各ステップを掘り下げて評価。必要な対応を迅速に実行できる |
検知結果の可視化 | 手動による検知後の調査を自動化でき、「脅威の起点はどこか」「脅威はどのように拡散したか」などの検知結果を単一のビューで可視化できる |
複数のセキュリティレイア―におけるインシデント対応機能 | Endpoint端末におけるインシデント対応のみならず、検知したインシデントに対して、メールの隔離や受信制御、ネットワークでのバーチャルパッチや通信制御、サーバ・クラウドワークロードにおける対応など、インシデントにおける対応が実施できる |
複数のセキュリティレイヤーにおける検知から対応の自動化とそのカスタマイズ | 検知から対応までの自動化テンプレートを持つ上、各条件設定や対応処理をユーザによりカスタマイズできる機能を有する |
リモートでのデジタルフォレンジック実施 | インシデント被害を被った端末に対するデジタルフォレンジックに必要な証拠となる情報を、リモートにてハードディスクやメモリなどから収集し分析をサポートする機能を有する |
APIによる他社製品・システムとの連携 | 他社製品やシステムと連携するためのAPIを各種機能ごとに提供している |
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