LINEは数あるSNSの中でも利用率が高く、マーケティングに適したツールです。LINEで集客を行うことをLINEマーケティングと呼びます。

いまや多くの企業で行われているLINEマーケティングですが、まだよく知らない方も少なくないでしょう。そこで本記事では、LINEマーケティングの概要やメリット、お役立ちツールを紹介します。LINEマーケティングを始めたい方は、ぜひ参考にしてください。

LINEマーケティングとは

LINEマーケティングとは、LINEを使用して集客することです。NTTドコモモバイル社会研究所が実施したSNS利用率の調査結果によると、15〜79歳のスマホ・ケータイ保有者の81.6%がLINEを利用していることが明らかになりました。

出典:【サービス】LINE利用率8割超え:10~50代まで8~9割が利用(2022年5月16日)|レポート|NTTドコモ モバイル社会研究所

LINEは利用率が高く幅広い世代が活用しているため、商品の販促や会社の認知度を高めるために有効なSNSです。

LINEマーケティングを行うメリット

LINEマーケティングには、以下のようなメリットがあります。

  • 顧客と親密な関係を築きやすい
  • メッセージ開封率が高い
  • 導入のハードルが低い

通常のメルマガ開封率が約10~30%なのに対して、LINEは約60%と開封率が非常に高いです。それほどまでに、LINEが身近なサービスであるということなのでしょう。

LINEマーケティングの販促機能

LINEマーケティングには、以下のような販促機能があります。

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントは、企業の公式アカウントを作成し、友だち追加したユーザーにメッセージを届けられる機能です。友だち追加したユーザーと1対1のコミュニケーションを取れるのが特徴で、あいさつメッセージやLINEチャット、クーポンなどの豊富な機能を搭載しています。

「フリープラン」「ライトプラン」「スタンダードプラン」の3プランを提供しており、プランによって月に送信できるメッセージ数が異なります。フリープランは、無料で利用可能なので気軽に導入可能です。

LINEチラシ

LINEチラシは、LINEアプリで配信可能なデジタルチラシサービスです。友だち追加してくれているユーザーに直接チラシを配布でき、配布したチラシの閲覧数などを基にデータを分析可能です。

LINE広告

LINE広告は、LINEに広告を出稿できる広告配信プラットフォームです。通常、LINEはユーザーと1対1でのコミュニケーションがメインですが、LINE広告を活用すれば、タイムラインやLINEニュースなどより多くのユーザーの目に留まる場所に広告を掲載できます。

LINEアカウントの友だち獲得から顧客管理に強い「LIBERO」

株式会社ギブリーが運営するLIBEROは、LINEマーケティングの効果を最大化できるツールです。ラベル機能や友だち登録経路分析、チャットボットなどの豊富な機能を搭載しています。2022年4月現在でLINE運用支援数は1,500を超えており、プロのコンサルタントが企画、実行、運営までサポートしてくれます。

実際にLIBEROを利用しているユーザーからは、「UIが分かりやすく、直感的な操作が可能なため、プログラミングの知識がなくても綿密な作りこみができる」「LIBEROの導入で細かいデータを収集できるようになったことにより、新しい施策やアンケートを実施できた」といった口コミが寄せられています。

・LIBEROの参考価格

お問い合わせ

・LIBEROの利用者レビュー

スマホを持つユーザーが当たり前のように使用しているLINE。企業が公式LINE運用をする上で、LIBEROの活用が顧客とのコミュニケーションを円滑でリッチなものにしてくれていると感じています。
下記、特に気に入っている点です。

●ステータスに応じた個別配信
LIBERO内でユーザーにラベルを付与することが可能です。ユーザーが商品を購入する確度というのは、アンケートの回答内容や、友だち登録同線などアクション一つ一つにヒントがあります。これらのアクションに対し、LIBERO内でラベルを付与し、それぞれの層に対して適切なLINEメッセージを送ることが可能です。LINE公式の管理画面だと一括でしか行えないコミュニケーションが、LIBEROによってより綿密になりました。

●ビジュアライズ化された管理画面
LINE公式ではセグメント配信やリッチメニュー(画面下部のメニュー)の設計は通常APIを使用したものしか用意されていません。LIBEROはプログラミングの工程が一切不要で、非プログラマーでも直感的に操作できるUIが用意されています。
シンプルなUIなので、社内での運用も非常に楽に行えています。

LIBEROへのレビュー「LINEを効率よく運用でき、社内での活用もしやすいツール」より

自社サービスにソーシャルログイン機能を考えるなら「Loghy」

インキュデータ株式会社が運営するLoghyは、最小限の工数で効果を最大化できるソーシャルログイン機能導入ツールです。Loghyの導入によって、「会員獲得・サイトCV向上」「再ログイン率アップ」「SNSデータのマーケティング活用」などを実現できます。月額費用は32,500円で、LINEに加えてYahoo!JAPAN・Facebook・Twitter・Google・Apple・TikTokの全7つのソーシャルログインに対応しています。

実際にLoghyを利用しているユーザーからは、「運用している会員サイトとLINE公式アカウントの連携がスムーズにできるようになった」「簡単にデータを可視化できるのが魅力」といった口コミが寄せられています。

・Loghyの参考価格

お問い合わせ

・Loghyの利用者レビュー

新規会員数を伸ばすと同時に離脱ユーザを減らすという命題を抱えるサービスなこともあり、新規会員登録/ログインにおけるUXの最適化は必須であった。その点ユーザーのSNSアカウントを用いて1クリックでログインを可能にできたことは特に離脱ユーザーの防止につながっていると感じる。
公式LINEに友達追加いただくことで様々なOne to One施策が行えるため、今まではポイント付与を行うなどしてQRコードを別途読み込んでいただき友達追加してもらっていたが、Loghy導入後はWebでの新規会員登録と同時にLINEに友達追加を行えているため友達追加数向上にも非常に役に立っている。
また追加の月額費用なくLINEの友達追加機能やProfile+の機能が利用できる点も含め価格メリットは非常に感じた。

Loghyへのレビュー「ユーザーエクスペリエンスの改善に」より

LINEを使ったコミュニケーションを考えるなら「C-mo」

株式会社CS-Cが運営するC-moは、SaaS型統合マーケティングツールです。ローカルビジネスに特化しており、集客や作業効率化に関する課題を解決できます。C-moの導入数は3,700を超えており、マーケティング初心者の方にもおすすめのツールです。自社にWebマーケティングやSNSに詳しい人がいなくても、簡単に成果を出せる機能が集約されています。

実際にC-moを利用しているユーザーからは、「LINEメッセージを配信する際に絞り込み機能を使用できるため、送りたい人にしっかりと送信できる」「絞り込みカテゴリーが豊富なため、活用しやすい」といった口コミが多数寄せられています。

メッセージの自動配信やレポート機能が充実した「LOYCUS」

エキステム株式会社が運営するLOYCUSは、LINE公式アカウントを拡張利用できるクラウド型のCRMです。LINE公式アカウント運用の自動化・効果可視化を実現できます。「スタンダード」「プロフェッショナル」「エンタープライズ」の3プランを提供しており、全プラン14日間無料でお試しが可能です。

LOYCUSを実際に利用しているユーザーからは、「LINEに登録したユーザーを個別に識別可能なため、それぞれのユーザーがとった行動からユーザー情報を蓄積し、蓄積した情報を活用して配信やメニューをカスタマイズできる」「友だち追加経路別に、友だち追加時のメッセージやシナリオ配信を分けられるのが良い」といった口コミが寄せられています。

顧客対応をLINEに集約できる「CScloud」

スタークス株式会社が運営するCScloudは、LINEの1対1トークを楽にするツールです。1対1トークの対応コストの高さ、すぐに返信できず顧客を逃してしまう問題などを解決できます。

実際にCScloudを利用するユーザーからは、「自動応答メッセージの編集ができ、自動応答メッセージを表示するタイミングや対象者を詳細に設定できる」「LINE公式アカウントを既に持っていれば、CS cloudをすぐに利用できる」といった口コミが寄せられています。

LINEマーケティングを理解できた方は、複数のツールを比較してみよう

本記事を通してLINEマーケティングを理解できた方は、複数のLINEマーケティングツールを比較してみましょう。比較には、ITreviewのサイトがおすすめです。グラフを用いて製品を視覚的に比較でき、実際に製品を利用しているユーザーの口コミも閲覧可能です。自社の状況をしっかりと考えたうえで、最適なLINEマーケティングツールを導入しましょう。

この記事の執筆

慈雨(ジウ)

ライター

エンジニアの経験やアパレルECサイト運営の経験を活かして、ITやファッション、ECサイト関連の記事をメインで執筆しています。シュークリームとスニーカーを愛しています。

この記事の監修

ITreview Labo編集部

ITreviewの記事編集チーム。ITreviewの運用経験を活かし、SaaSやIT製品に関するコンテンツをお届けします。

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