非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|ITアーキテクト|100-300人未満|エンジニア|契約タイプ 有償利用
中小規模では安価な構成で無線環境が実現できる
屋内アクセスポイントで利用
この製品の良いポイントは何でしょうか?
安価に無線環境の実現が出来る、AP単体でも構成は可能だが、管理サーバであるVistaManagerがあれば無線の一括管理が出来る様になり、無線設定のプッシュが出来る様になる。
またVistaManager側で死活監視やマップによる視覚化が出来るため、AP+VistaManagerの方が設定構築は良いと考える。
APの管理はWindowsマシンにインストールするソフトウェア(VistaManager)、スイッチ、ルータでのVistaManager機能を使うパターンなどいくつか構成が取れるのでケースによって使い分けが取れる。
また、VistaManagerによる独自機能で1つのチャンネルを使用するCB機能を使うことにより、ローミングの発生しない瞬断のない無線環境を取ることが出来るので、瞬断もさせたくない環境ではハマるところでは良い機能だと思われる。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
カタログ上は、無線の一括管理と言いつつ、VistaManagerでは、W56の利用非推奨、無線自動電波調整は非推奨など設計段階での注意事項が多いのが難点。
また、VistaManagerも別途Windowsマシンが必要なので、専用アプライアンスではないという点もライセンスなど注意が必要。
VistaManagerは完全なコントローラではないので、AP単体での設定展開はキッティング時にそれなりに必要なのが事前のイメージと違うところがある。
独自機能のCBやメッシュ機能などはクリティカルな環境で使うには、まだ発展途上の段階だと感じる。
こちらの無線機器はシリアルの紐付けが本体と管理UIとで違うので、キッティング展開時に控えておく必要あり。
VistaManagerでのゲスト無線機能は特にないので、こちらも今後改善を期待。
1X認証時には認証サーバ側では全APを登録する必要がある点もコントローラとしてみると認識間違うので注意。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
中小クラスであれば、簡単に無線環境を構築する事が出来るのでコストメリットは高いと感じる。
また、独自機能を使うなど難しいことをやらなければ十分に使うことが出来ると思う。
AP単体の費用感は安価なため、台数追加はインパクトが低いので予算化はしやすい。