非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|ITコンサルタント|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
予算管理システムで利用
良いポイント
勿論、連結会計・グループ会計の仕組みである以上、当たり前のことかと思いますが、親会社が大規模なERPを導入していたとしても、DivaSystem FBXを導入することで、各子会社・グループ企業の財務状況に最適な会計システムを導入しつつ、必要な財務ガバナンスを構築できることが、最大の良いポイントです。
導入に至っては、どのように各社に適用するか、場合によっては各子会社・グループ企業の会計システムからの出力機能またはデータ連携機能の構築が必要ですが、大規模なERP特有の高額なライセンス費用からみるとコストパフォーマンスは優れていると感じました。
連結会計・グループ会計といった仕組みは「税金」のようなものなので、攻めのIT投資ではないですが、各社が適正なIT投資を実現するには、まず導入検討を推奨できる、、、そんなシステムです。
改善してほしいポイント
ExcelライクなUIですが、是非簡易的なBI機能を実装・充実して欲しいです。
わざわざ報告の為にここからデータを出力し、ExcelやPowerPointに転記・加工する手間をなくし、経営者が自ら見る・確認することが容易に可能なシステムへ昇華して欲しいです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
M&Aや分社化した子会社やグループ会社を、同一財務会計・管理会計システムを導入するではなく、必要な部分を統一管理する簡易システム的な立ち位置なので、一番の貢献はやはり費用の部分だったと思います。
個別のシステム対応をする費用は発生しましたが、子会社・グループ会社には身の丈にあっていない(が、親会社として必要不可欠な)大規模ERPを導入しないで済んだのは、思った以上に大きい貢献です。
検討者へお勧めするポイント
システムとしてはとても良いのですが、どの会社にもメリットを享受できるわけではないかと感じます。親会社のERP・財務会計/管理会計システムにも、グループ会計機能がオプションで設定があるかと思いますし、各社+@のアドオン提案は可能かと思います。正直、価格の比較検討は複数パターンで実施が重要なポイントかと思います。