非公開ユーザー
食料品・酒屋|宣伝・マーケティング|20-50人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
ネットショップ管理で利用
良いポイント
・ECとWMSを1つのシステムで扱えるため、構造はシンプル。
・商品・顧客マスタを一元管理でき、基本的な受注~出荷処理は回せる。
改善してほしいポイント
・開発段階で担当者が何人も退職し、ローンチと同時にメイン担当者が不在に。結果として、保守や仕様の引き継ぎがほぼなく、運用初期は現場が完全に手探り状態になった。
・公式マニュアルが整備されておらず、マスタ変更や表示反映は試行錯誤しながら運用せざるを得ない。
・社内の事前調整不足で、倉庫側で実装不可の仕様を想定してしまい、「えらいこっちゃ」になる場面も発生。
・UIは古く、直感的な操作は難しい。確認作業に時間がかかる。
・保守はレッドマイン経由だが、対応は遅め。社内での催促が必須。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
BtoB ECとWMS(在庫・出荷管理)、商品・顧客マスタを一元管理するために導入。
複数システムを跨いでいた受注~出荷業務をまとめて効率化する狙いでした。
ECとWMSを統合できる点は大きなメリットだが、導入=便利になるではない。
開発・運用の担当者が定着せず、マニュアルもない状態では、現場の負担は非常に大きくなる。
導入前に、社内フロー・倉庫連携仕様・マスタ運用ルール・保守体制を徹底的に固めることが必須。
検討者へお勧めするポイント
ECとWMSを1つにまとめたい中堅以上の企業には選択肢になり得るが、「導入すれば便利になる」ではなく「自社で使える形に作り込む覚悟が必要」なシステム。
導入前にマスタ運用・在庫管理・権限設計を徹底的に整理しておかないと、運用負荷が非常に大きくなる。