藤井 達也
株式会社神戸清光|機械器具|その他専門職|20-50人未満|ユーザー(利用者)
位置情報システムで利用
良いポイント
ドローンでマッピングや点群データを使用するには、RTKが今や必須となっています。
固定局を使ってローカルRTKをしたり、PPKを使う事も可能ですが、4G通信が圏外でなければネットワークRTKの利便性は無視できません。
ただネットワークRTKに必要な従来の配信会社との契約では、月に数万円の契約が必要となり、費用の負担がネックとなっていました。
VRSではないので公共測量には使えませんが、工事測量やドローンで使用する分には、費用も安く中国Beidou衛星に対応しているため山間部でのFIX率も高く快適に使用できると思います。
非常に安価なので他の契約ユーザーが山間部用やドローン用として追加で導入する事も出来ると思います。
改善してほしいポイント
上述しましたが、VRSではなく一つの基地局からの補正情報のため、基線長が使用場所によって変わり、特に高さ方向の精度が甘くなります。
複数の基地局からの情報を受信できるようになれば、精度向上が見込めると思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
安価な契約でネットワークRTKが使用出来る事。中国Beidou衛星に対応している事で補足できる衛星数が実質倍になり、山間部でのFIX率が大幅に向上する。