非公開ユーザー
電気・電子機器|経営・経営企画職|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
その他 開発で利用
良いポイント
優れている点・好きな機能
・プログラム構築のスタートがまずGUIベースであり、その背後にあるアルゴリズムは基本ワイヤーで表現されることで制御プロセスが視覚的に分かりやすくなっている機能
・対話式プロトタイプ作成ツールである「Vision Assistant」
その理由
・直感的な操作が可能で、計測器や機械制御プログラムを迅速に構築することができ、開発効率が高まるため
・GUI形式でLabViewでサポートされている様々なマシンビジョンアルゴリズムを対話式に試すことが可能であり、どのアルゴリズムが最適化を事前に検証することができ、更にVIファイルへと自動出力することが可能で開発効率が高まるため
改善してほしいポイント
欲しい機能・分かりづらい点
・他の汎用科学計算言語(PythonやMatlabなど)でカバーされている汎用ライブラリと同程度の水準まで標準関数のライブラリを充実してほしい
その理由
・他の言語(PythonやMatlabなど)であれば既に用意されている標準関数を呼び出すことでプログラム規模を簡易化できるが、LabViewでは標準でカバーされている科学計算上の関数が少なく、LabView上で実装しようとすると、他言語を呼び出したり、LabView上でSubVI関数を自作する必要があり、せっかくの開発効率を高められる点が活かしきれないため
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
マシンビジョンによりカメラで捉えた画像上のあるハード部品のエッジを検出して特定動作を行うプログラムを作りたいという目的に対し、LabViewとVision Assistantを使うことで開発時間を3~4倍以上に短縮することができました。具体的には、なるべく小さなエラー率かつ短時間で目的動作を行うことが可能なアルゴリズムの選定プロセスにおいて、通常であれば候補となる関数が動作する一連のプログラムを3~4通り用意して試す必要がありますが、Vision Assistantを使うことでその作業は不要となり、GUIベースかつ対話的な作業でコアとなる関数の選定プロセスのみに作業時間を減らすことができました。
検討者へお勧めするポイント
GUIで動作する計測・制御ソフトウェアを作成することが最初から決定している場合はLabViewでプログラム開発を行うと開発の効率化に繋がる点