非公開ユーザー
電気・電子機器|社内情報システム(開発・運用管理)|1000人以上|IT管理者|契約タイプ 有償利用
古典的ながら実力No.1、なぜなのか?
ローコード開発ツールで利用
良いポイント
20代のMS-DOSの頃から使ってます。
これまで、幾度となくマイグレをこなして来ましたが、25年以上前のシステムが現役で動いているのが驚愕です。既に、後輩の後輩に引き継がれてますが、それができるのもまた驚き。時々自分の書いたロジックを見る機会もありますが、25年前のが見てわかるのも安心感です。
何故、ここまで生き残ったのか?
多少の過去制約はあれど、根幹がしっかりしており、正常に進化してきた事に尽きるでしょうね。
後は、べっぴんは要らん、スリーサイズで選んだんやと言う自分の覚悟と割り切りも、大きく寄与したと自負しています。
所詮ツールであり、業務を熟知し何とか問題を解決しようとするエネルギーが一番の原動力です。その時間を最大で確保出来たほどの生産性と保守性が、現実解ではないでしょうか?
改善してほしいポイント
C/S、RIAに不満はないが、WEBは出遅れ感が否めないかな? 商売している人には、WEBクライアントも大きな武器でしょうけど。とは言え、この割り切りも正解だと思ってます。
WEBシステムとは言え、バッチも必要でそこは文句なし。見栄えが大事な時代なので、外だししかないかな。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
製造系のOA化を皮切りに、PDMやら生産管理などの基幹系まで、随分派手にやらせてもらいました。
お得だったのかといえば、最高にお得でしたね。
例えば製造系では、今でこそFOXCOM躍進で明らかになってきたSMT工程の最適化(CAD/CAMや整流化)を25年も前からMagicでやれたこと、またPDMでは鉛フリー化というほぼ全製品の全電子部品の書き換え設変(設計変更)に直面した事がありました。通常のやり方では、まともにやれば当社の新規設計が半年止まると言われました。これを、変更影響調査、自動設変、またこれらの進捗管理までMagicで対応し、ほぼ数人の関係者でやってのけたのも一例です。無理矢理金額換算すれば、効果は数億で効かないでしょうが、実際に人手では出来ないので比較出来ません。
ただ、これらの事例を通じて本当に得したのは、自分があり得ないほど広範囲のビジネスモデルに関われたことではないでしょうか?
全て、最新IT技術の習得に忙殺されなかった事に尽きます。
検討者へお勧めするポイント
綺麗ごとではなく、本当に気持ちよく問題解決したかったらお試し下さい。
ただし、ツールに甘えて盲目的にならないこと。他を併用する視点を失わない事。人を育てる視点を大事にすること。特に最後がお奨めです。