峰田 邦彦
株式会社静岡オフィスオートメーション|ソフトウェア・SI|経営・経営企画職|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
年々進化するローコード開発ツールはMagic xpaだけ
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
Windows、Android、IOSのマルチプラットフォームをMagic xpaのみで開発できるところが非常に優れています。他言語を覚えなくてもワンソースで開発できるのはというのは、たぶんMagic xpaだけかと思います。
さらに「オフライン」機能があり、電波の届かないところでも操作可能なシステムを構築する事ができます。
弊社では、浄化槽点検やガス検針のシステムでこの機能を活用し、山岳部でもタブレットで情報入力できるシステムを構築しています。モバイルプリンタへの印刷はJAVAで構築しておりますが、それ以外はMagic xpaのみでの開発です。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
Magic xpaだけでシステム開発をする場合は、何ら問題はないかと思います。
しかし、他システムと連携する場合に資料が無いため、SEが手探りで接続状況を確認しています。そのため弊社は有償サポートをかなり利用させて頂いております。たまにバグ的なものを発見したりして...
システム連携の実績や連携方法を公表できる場があれば、さらに利用度が上がるのではないかな?
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
1990年代の「dbMAGIC4.3」DOS版より使用しています。
歴代のマジック製品を使用しましたが、マジックソフトウェアジャパンのホームページにも記述されている通り、「アプリケーションの継承と進化」というのが半端なくすごいです。
Windowsのバージョンを全く気にすることが無いため、非常に歯切れの良い感じで対応できます。
例)
某市役所の浄化槽清掃システムを「dbMAGIC8.2K」で開発し、2002年に納品。この時点では「清掃料金精算システム」のみ。
2007年のシステム更新で「Magic V9Plus」にマイグレーションし、ハンディターミナル機能追加。実績を直接転送するシステムを構築。
2012年の更新は、そのまま「Magic uniPaaS V1Plus」にマイグレーション(埋め込みSQLという機能を使用し、システムを高速化)。
2017年の更新では「Magic xpa」にマイグレーション後、ハンディターミナルをタブレットに切り替えました。
まさに、「アプリケーションを継承し進化」できるツールです。
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
情報が少ないのと、開発版が1ユーザ60万円、実行版も有償という事で稟議を通すのにはハードルが高そうですが、それ以上に効果は得られると思います。
VisualBasic6.0で開発したシステムでは、サードパーティ製のコンポーネントを使用ていると、.netへのマイグレーションを行う事はほぼ不可能だと思います。(使わなくても修正しなくてはならないところ満載ですよね)
開発ツールとして検討材料に加えるというのは、ありだと思います。