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技術計算ソフトの王道、でも役割がだんだんと減ってきているかも
数値解析で利用
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
非常に長い歴史 (30年) を持つソフトで、何と言っても、「豊富な組み込み関数」「インタープリター形式による効率的な計算処理」「高度なグラッフィック機能」が大きな魅力だと思います。
近年、Pythonのでも類似の計算機能を持ったライブラリ (Sympyなど) があったりして役割が減ってきている側面もありますが、取り扱い可能なデータの種類や、グラフィック機能はまだまだMathematicaに軍配が上がりそうです。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
やはり再三言われているのが、独特なプログラミング言語 (Wolfram言語) 文法でしょう。特に他の言語に慣れている人からすると、かなりとっつきにくい印象はあります。
また、かなり高価なことも短所であり、フリーのPythonと比べると、その価格差に見合った機能を十分使いこなすには、それなりの経験がいるかもしれません。
処理もやや遅く、メモリを結構食います。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
電卓的に用いることが多く、ルート計算や微分・積分、行列計算や三角関数などの計算をすることが多いです。先述のように、インタープリター形式のため、ちゃらっと入力してすぐ答えが得られるのが魅力です。Pythonのようにいちいちライブラリimportなども必要なく、大変便利です。
また、グラフィックが美しいので、任意の関数の理論的な曲線を描いて概形を掴む時にも使用しています。