非公開ユーザー
電気・電子機器|社内情報システム(開発・運用管理)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
セキュリティ面の向上にも役立つ
SSO(シングルサインオン),クライアント証明書発行サービスで利用
良いポイント
他社サービスに比べて破格の安さながら、機能面では十分使える仕様になっている。シングルサインオンも、SAML認証だけでなくPOST認証にも対応しているため、オンプレサーバでもログイン可能。高価なサービスでもオンプレ非対応のところがあるので、最低限の仕様は満たしており、セキュリティ面でも柔軟に設定できる。PCは社内からならそのまま認証し、社外からはクライアント証明書を用いた多要素認証にし、モバイルは常に証明書必須にする、といったデバイスとネットワークに応じた認証強度を設定できる。証明書も標準のランニングコスト内で発行できるし、フィッシング対策や社員教育に手を焼いている方は、こちらで環境を整えるのも手だと思う。
改善してほしいポイント
マニュアルサイトがいまひとつ使いづらく、探したい内容にたどり着くのが一苦労なので、そこが改善されると運用が格段に楽になります。探し当てれば丁寧に書かれていて理解もしやすいのですが、残念ながら一発で見つかることは少ないです。とはいえ、運用に慣れれば、そうした複雑なことを調べる機会も減りますし、サポートサイトの問い合わせ対応が非常に手厚いため、詰まって何日も困ることはありません。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
グループウェアを分散して利活用しているため、それぞれのサイトでIDとパスワードが存在していて、ユーザがどんどん簡単なパスワードで使いまわしするのが問題でした。そこはSAML認証や、オンプレサーバー向けには「追加属性」というユーザ個別にパスワードを管理する仕組みで、そもそも「ユーザがパスワードを知らない・変更もできない」状態に持っていけました。そして、唯一残ったネクストセットのID/パスワードも、クライアント証明書やIP制限などでガッチリ多要素認証することで、仮にフィッシングで情報漏洩したとしてもアクセスできない状態にして、ほぼ盤石なセキュリティ体制まで持ち込めました。これを他社サービスでやったら、いくらコストが掛かったのか、ちょっと想像したくないくらい、コストメリットも得られています。
検討者へお勧めするポイント
いまどきは、パスワード1つを覚えるだけでログインが便利になるというだけがシングルサインオンに求められる機能ではない。そのパスワードがフィッシングで漏洩した場合、「第三者が入ってこられませんよね?」という点まで考えておかないと、あっさり侵入されてえらいことになる。いまどきのフィッシングメールは馬鹿にならないくらい巧妙なので、ユーザーはすぐにパスワードを漏らすと思っておいたほうが良い。そこまでガードできるかという観点で他のサービスと比較すると、正確な比較ができると思う。