Oracle Database 12cの製品情報(特徴・導入事例)

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ITreviewによるOracle Database 12c紹介

 Oracle Database 12cとは、米国オラクル社が開発・販売している、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。国内では2013年7月より提供され、Oracle Databaseとしては5年半ぶりのメジャー・バージョンアップとなり、500を超える新機能が搭載されました。「クラウド対応を念頭において設計された世界初のデータベース」として、クラウドに移行するための重要なステップであるデータベース統合を、既存のアプリケーションに変更を加えることなく、高速かつシンプルに実行できるものとして、大規模なデータベースを保有・運用するサービス事業者や大企業を中心に、あらゆる業界で導入されています。

Oracle Database 12cのITreview最新受賞実績

  • Grid Award 2025 Summer RDB(リレーショナルデータベース)部門
    Grid Award 2025 Summer RDB(リレーショナルデータベース)部門 High Performer

※Grid Awardの受賞実績は「総合部門」での受賞結果のみ表示しています

Oracle Database 12cの満足度、評価について

Oracle Database 12cのITreviewユーザーの満足度は現在3.7となっており、同じRDB(リレーショナルデータベース)のカテゴリーに所属する製品では10位、となっています。

バッジ 満足度 大企業 中堅企業 中小企業
image 3.7 3.8 3.8 3.6
レーダーチャート 価格 使いやすさ サポート品質 導入のしやすさ 機能への満足度 管理のしやすさ
1.9 3.9 3.5 3.4 4.2 3.7

※ 2025年09月05日時点の集計結果です

Oracle Database 12cの機能一覧

Oracle Database 12cは、RDB(リレーショナルデータベース)の製品として、以下の機能を搭載しています。

  • データベースの操作

    SQLに準拠したデータベース言語(クエリ言語)をサポートする

  • データの格納

    データベースを作成・格納するストレージを備えている

  • データベースの可用性・安定性

    長期間の運用や大量の処理にも安定して対応する

  • スケーラビリティ

    システムの要求に応じてデータベースを柔軟に拡張できる

  • 不正データの排除

    不正なデータの登録や更新を防ぐ機能

  • パフォーマンス

    システムの生産性に影響しないパフォーマンス(高速処理性能)を備えている

  • トランザクション処理

    複数のユーザーが同時に同一のデータを参照・更新した場合でも、正常に処理を行う

  • リアルタイム処理

    更新や変更などの要求に対してリアルタイムにトランザクション処理を行う

  • 並列処理

    複数のCPUまたはコアを使用し、ジョブを分割して高速に実行する

  • 処理時間の短縮

    ソースデータを複数のチャンク(かたまり)に分割して処理時間を改善する

  • 他のシステムとの連携

    他のシステムとの連携に使用できるAPIを提供する

  • 多言語対応

    複数の国の通貨と言語をサポートする

  • レプリケーション

    データベースを別のデータベースに複製し同期することで、元のデータベースに障害が発生した場合に対応する

  • データ変換

    ソースのデータ形式から送り先のデータ形式に変換するツールと関数を提供する

  • コネクターの提供

    データベースに接続するためのコネクターを提供する

  • ビッグデータ処理

    Hadoop、NoSQLなどのビッグデータソースとの統合機能を提供する

  • 管理ファイル転送

    ネットワークを介してある場所から別の場所にデータを安全に転送する

  • アクセス制御

    利用者に権限を付与し、データベースへのアクセスを制御する

Oracle Database 12cを導入して得られた効果やメリット

ツールは導入するだけでなく、その後どんな影響があったのかが一番重要となります。 では、Oracle Database 12cを導入することでどんな効果や、メリットがあるのでしょうか?実際に投稿されたレビューからその一部をご紹介します。

    非公開ユーザー

    その他製造業|社内情報システム(開発・運用管理)|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済
    投稿日:

    Oracle Data Pumpはとても便利

    RDB(リレーショナルデータベース)で利用

    良いポイント

    特にバージョンアップで大きく変わった点が無いことが良い。
    慣れ親しんだOracle Databaseを持てる知識で利用出来るのが嬉しい。
    そして…12cでの新しい機能はありませんが、私はこのバージョンからDMPのインポート、エクスポートから
    Data Pumpに切替えました。
    Data Pumpの仕様をWEBで調べても、最初は小難しいことばかりで難しいと思っていましたが、
    慣れると本当に便利…データ量が100Gを超え、エクスポートするのも、インポートするのもとても時間がかかりしんどかったのが、Data Pumpだとずっと時短に…
    もうDMPのインポート、エクスポートは使いません。

    続きを開く

    非公開ユーザー

    ソフトウェア・SI|プロジェクトマネージャ|100-300人未満|ビジネスパートナー|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済 販売関係者
    投稿日:

    安定したデータベース

    RDB(リレーショナルデータベース)で利用

    良いポイント

    長年使用していますが、安定したDBです。
    大規模向け、小規模向けのどちらにも使える製品です。
    小規模向けに使用している為ほとんど活用は出来ていないですが、チューニング機能も豊富です。

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    非公開ユーザー

    ソフトウェア・SI|プロジェクトマネージャ|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済 利用画像確認
    投稿日:

    世の中で一番利用実績のあるデータベース

    RDB(リレーショナルデータベース)で利用

    良いポイント

    優れている点・好きな機能
    ・信頼性が高い。
    ・処理がポスグレと比べてもOracleの方が高速である。

    その理由
    ・世の中で一番利用実績のあるデータベースであり、金融システム(24時間365日稼働して、エラーが発生させてはならない)での利用実績がある為
    ・大量データでも高速にレスポンスを返してくれる為

    続きを開く
開発・提供元の情報

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