非公開ユーザー
放送・出版・マスコミ|社内情報システム(開発・運用管理)|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
スループットの安定感は屈指です
ファイアウォール機器で利用
良いポイント
旧来のFWではIPSやアンチウイルスといった機能を有効にするごとにスループットが低下するということがありがちでしたが、PAシリーズは全ての機能をオンにしても体感で分かるような速度減は見られません。本来は当たり前なのですが、カタログスペックを信用できるのはネットワーク設計の上では重要なポイントかと思います。
Active Directoryとも連携できるため、ネットワークログにおいてログオンユーザー名を表示することができるため、ログの解析や絞込みにおいて役立ちます。通信をアプリケーションレベルで制御でき、マスタも適時更新されていくので、例えば昨年以降利用が増えたビデオ会議系ツールへのアクセス許可の追加も容易でした。
改善してほしいポイント
URLフィルタリングとサンドボックスは別料金なので、機能を全部盛りすると維持費が高くなります。また、OSのバージョンアップは細かく段階を経る必要があり、例えば8.0から9.1に上げようとすると、8.0→8.1→9.0→9.1と上げる必要があり、特に冗長構成ともなると、バージョンアップにはそれなりの時間を要します。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
スループットが安定していますので、特定の業務の巨大な通信のためにパケット監査を緩和するようなことがなくなり、一律のセキュリティを保てるようになりました。また、Active Directoryと連携しており、内部のSSDに比較的長期間のログを保存できるため、過去の特定の日の特定の人物の通信ログを洗い出すことも容易になり、システム障害や社内トラブルの分析にも活用できています。