Rapid Recoveryの製品情報(特徴・導入事例)

time
Rapid Recoveryは、データ保護と災害復旧(DR)に革命をもたらす、統合型のバックアップ・リカバリソリューションです。

従来のバックアップ製品では避けられなかった「リカバリ時間の長さ」や「復旧の不確実性」といった課題に対し、Rapid Recoveryは以下の独自機能で明確な答えを提供します。特に、ダウンタイムを極限まで短縮し、目標復旧時間(RTO)を「ほぼゼロ」に近づける能力を提供します。

・ZeroIMPACT リカバリを実現する Live Recovery(即時復旧)
データボリュームに対して瞬時にデータアクセスを提供します。ブロックベースのバックアップ・リカバリ技術を使用し、ボリュームのメタデータを瞬時に復元することで、データが即座にOSに認識されます。テラバイト級のデータであっても、必要なブロックをオンデマンドで復元しながら、業務を継続できます。

・DR準備を自動化する Virtual Standby (仮想スタンバイ)
保護対象サーバーの最新のバックアップイメージから、ハイパーバイザー(VMwareまたはHyper-V)に加えAzure VMとして常に最新の仮想マシン(VM)を自動生成し、待機させることができ、障害発生時には瞬時に切り替えが可能です。

・継続的なデータ検証と自動健全性チェック
 取得したバックアップイメージの健全性を、定期的な自動マウントチェック、整合性チェック、さらにはブートテスト(仮想環境での起動確認)によって継続的に検証します。

・高効率なデータ転送と長期保存のための ソース側重複排除と圧縮
 重複排除をバックアップサーバー側だけでなく、ソース側で実行することで、ネットワーク負荷を最小限に抑え、遠隔地へのレプリケーションやクラウドへのバックアップを高速化します。長期保存に必要なストレージ容量を大幅に削減し、コスト効率を高めます。

物理、仮想、クラウドが混在するハイブリッド環境を一元管理し、アプリケーション整合性を保ったまま、確実で迅速なBCP(事業継続計画)の実行を可能にします。

Rapid Recoveryの画像・関連イメージ

Rapid Recovery UI ダッシュボード
Rapid Recovery UI リカバリ

ITreviewによるRapid Recovery紹介

Rapid Recoveryとは、Quest Software Inc.が提供しているバックアップソフト製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は5.0となっており、レビューの投稿数は1件となっています。

Rapid Recoveryの満足度、評価について

Rapid RecoveryのITreviewユーザーの満足度は現在5.0となっており、同じバックアップソフトのカテゴリーに所属する製品では1位、となっています。

バッジ 満足度 大企業 中堅企業 中小企業
- 5.0 - - 5.0
レーダーチャート 価格 使いやすさ サポート品質 導入のしやすさ 機能への満足度 管理のしやすさ
5.0 5.0 4.0 5.0 5.0 5.0

※ 2025年11月30日時点の集計結果です

Rapid Recoveryの機能一覧

Rapid Recoveryは、バックアップソフトの製品として、以下の機能を搭載しています。

  • フルバックアップ

    サーバのローカルストレージ及びネットワークストレージに保存されている全てのデータをバックアップする

  • 増分バックアップ

    前回バックアップを行ったデータから変更のあった分だけをバックアップする

  • 差分バックアップ

    初回のフルバックアップ、あるいは特定のバックアップ地点から変更があった分のデータを全てバックアップする

  • ファイル/フォルダの指定

    ファイルやフォルダを指定し、特定のデータのみをバックアップする

  • スケジューラ/自動バックアップ

    日次/週次などのスケジュールを組み、決められた日時や間隔でバックアップする

  • バックアップ保存先の指定

    テープメディア、HDD、ファイルサーバ、ストレージ装置(NASなど)、など保存先を指定してバックアップする

  • 遠隔バックアップ

    遠隔地のデータセンター、クラウドサービスのストレージなどにネットワーク経由で遠隔バックアップする

  • ディザスタリカバリー

     災害対策を目的として、アプリケーション/プログラムを含む保存データを遠隔バックアップする

  • フルリストア

    サーバやストレージに保存されていた全てのデータをリストア(復元)する

  • ファイル/フォルダを指定したリストア

    ファイルやフォルダを指定し、特定のデータのみをリストア(復元)する

  • 削除されたデータの復元

    誤ってファイルを削除した場合に、そのファイルを削除時点のものに復元する

  • バックアップファイルの圧縮

    バックアップするデータを圧縮し、ファイル容量を小さくして保存する

  • 重複排除

    バックアップするデータのうち、重複するデータ部分を省略して保存する。または同じファイルが既バックアップされている場合は、バックアップを省略する

  • 世代管理

    バックアップデータを複数の世代で管理する。万一、不正なデータに上書きされた状態でバックアップが行われた場合、世代をさかのぼって復元できる

  • バックアップ状況のメール通知

    バックアップやリストアの進捗(しんちょく)、終了などの状況をメールで通知する

Rapid Recoveryを導入して得られた効果やメリット

ツールは導入するだけでなく、その後どんな影響があったのかが一番重要となります。 では、Rapid Recoveryを導入することでどんな効果や、メリットがあるのでしょうか?実際に投稿されたレビューからその一部をご紹介します。

    非公開ユーザー

    その他製造業|社内情報システム(開発・運用管理)|50-100人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済 利用画像確認
    投稿日:

    バックアップの読み出しが非常に早く、対応が迅速にできる

    バックアップソフトで利用

    良いポイント

    タイトルにも記載した通り、取得済バックアップの読み込みが迅速です。実業務ではバックアップ対象全体よりかは数ファイルの復旧が求められるケースが多いですが、そのような場合に非常に効果的です。

    また、リストア手順も数手で終わるので、使いやすさも十分です。クライアント側の負荷も感じたことがないため、安心して導入できます。

    加えて、現在実行中のタスクの積まれた状況、パーセンテージが表示されるのはわかりやすいです。

    実装も容易で社内担当者で完結したのもポイントが高いと思います。

    続きを開く
開発・提供元の情報

ITreviewに参加しよう!