良いポイント
・ 操作上の問題はどの画面からでもサポートセンターへ連絡が行える
*質問の回答は難易度や時期によるが早い時は5分くらいで戻って来る、遅くとも2日以内には何かしら連絡があるので無視されることがなく、従業員からの評価も高い
・ 日々の操作はマニュアルがなくても直感的に進められる分かり易いデザイン
・ 社内規程や法規に則したシステム設定がされているため、安心して使える
・ 勤怠→給与システム、人事申請→給与システムや社会保険手続きへデータが流れるため作業者の負荷が軽減されるだけでなく、記載ミスなどの人為エラーも回避できる
・ ファイル保存用BOXが出来たため各従業員の関連データを管理者が任意でデータ保存が出来て便利!
・ また、このBOXを公開することで従業員へファイルの受け渡しが可能 =電子メールにファイル添付送信するよりセキュリティ上安全
・ 会社情報も画面で見れるため、従業員はもちろん事業主の各種保険番号などシステムで簡単に閲覧できるので便利
・ 会社の基幹ソフト、Workdayに連携しているため手間いらず
・ 賃金台帳など過去分のみならず現在のデータも期間を限定するなどして安易にダウンロードが出来るためとても便利
改善してほしいポイント
・ 管理者用マニュアルが欲しい
*サービス範囲が各社で異なることはもちろん、各企業の就業規則などを元にカスタマイズされているため企業に特化したマニュアル作成が難しいのは承知の上でこれがあれば後任引継ぎなどスムーズで助かるため
・ 勤怠データ(主に勤務時間)の遡及修正
*現行給与処理後の過去の勤怠データは修正が行えないが、数か月遡及して勤怠修正が発生することが稀にあるため給与上残業手当の遡及調整は給与担当の方で計算して連携している。が、賃金台帳などに記載の勤務時間は修正がされない状態となっているのが気になっている。税務監査用などに、賃金台帳にも何らかの形で記録が残れば尚素晴らしいと思う
・ システムメンテナンス情報などが画面上部に表示される場合、既読後は小さく表示されるような工夫があるとメンテナンス時間を忘れないで助かるし、初回閲覧のように大きく表示されなければ鬱陶しさもなくなると思う(毎日出退勤打刻のためにシステムを利用するのでメッセージがいつまでも消えないと鬱陶しいが、消してしまうとメンテナンス時期がいつだったか分からなくなるのでどちらも網羅するような方法があると助かる)
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
以前はグローバルが指定する海外の給与業者を利用していたところ、給与担当者の超過勤務は月あたり30時間超は当たり前で、4月の昇給や年末調整時期などは100時間にならないよう時間の調整をするのが大変なくらいサポートが必要だった。
このシステムを導入してからは、特に大きな問題も発生せず、当社の就業規則に反映した勤怠システムのため手計算で数字を出したり給与担当者へマニュアル連携する時間が大幅に削減、給与処理に当たる給与担当の残業時間もほぼなくなったと言える。
また、日常的に受けていた従業員からの質疑も激減したため、給与担当者の負荷も激減した。
その内容は主に、勤務時間、給与計算のクレームや情報提供。スムーズな処理で従業員の不信感を払しょくすることが出来、更にシステムの情報を閲覧することでわざわざ人事部に問い合わせる必要がなくなったものと思われる。
検討者へお勧めするポイント
システムとして標準仕様があり、安価に導入するにはそれに便乗する形となる(勤務パターンが特殊や複雑でなければマッチできると思われる)。
当社はフルリモート制度とフルフレックス制度を導入しているが、従業員は出退勤記録を手持ちのスマートフォンでGPS機能を利用し出退勤時点での場所確認が行えるオプションを利用している(導入時に従業員の理解を得ている)。
あらかじめ準備されている「標準仕様」ですらここまでのフレキシビリティを持ち、日々目まぐるしく変動する労働環境にシステムが追い付いている状態なのには驚かされるばかりである。