ストックフォトの利用方法には、月額利用プラン(定額制プラン、サブスクリプションとも言う)・単品購入の2種類があります。月額利用プランは、毎月定額で決められた点数の画像を使える利用方法です。単品購入は一枚ずつ画像を購入するスタンダードな買い方です。では、どちらの利用方法がいいのでしょうか?
この記事では、資料作成やWEBコンテンツ作成に欠かせないストックフォトの利用プラン、プランごとのメリット・デメリットについてご紹介します。どちらを利用すべきか悩んでいる人は、各プランの違いをチェックしてみてください。
目次
月額利用のメリット:気軽に画像を利用できる
ストックフォトを月額利用プランで使用した場合、フリー画像だけでなく有料画像を契約した枚数までダウンロードできます。なかには有料画像でも無制限に取得できるストックフォトサービスもあります。
利用するストックフォトサービスによって提供している画像に違いがあります。まずは目的のジャンルで素材が多いサービスを見つけてから月額利用するのがオススメです。外資系企業が運営するサイトの場合、日本人を被写体とした画像が少ない場合があるので注意しましょう。
月額利用のデメリット:写真を使わない月にも支払いが発生する
月額利用はたくさんの画像を使いたいときに役立つ便利なプランですが、画像素材を使わない月にもコストがかかるというデメリットがあります。
毎月のダウンロード可能枚数は、基本的に翌月へ持ち越せません。数枚程度であれば、1枚ずつ購入するほうがリーズナブルな場合があります。また年間契約によって月額利用料を押さえるプランもあるため、申し込みの際は利用する頻度をよく検討しましょう。
他にも、選べる画像が限定されていたり、利用範囲が限定されているケースもあります。使いたい画像の利用条件はしっかり確認しましょう。
単品購入のメリット:少量購入なら月額利用よりもお得
画像の利用点数が少ない場合は、1枚ずつ購入するほうがコストパフォーマンスに優れています。
月額利用の場合は、画像を複数枚ダウンロードすることを想定して料金が設定されているため、ダウンロードしない月があると損をするなんてことも。一方で、1枚ずつ購入する場合は、スポット的にストックフォトを利用できます。また、月額利用プランのような契約を行わないため、複数のサービスを併用できるのもメリットです。
また、すべてのコレクションから画像を選べるため、月額プランでは使えないプレミアムな画像を使えるメリットもあります。
単品購入のデメリット:購入枚数が多いとコスパが悪い
「毎月利用する画像枚数が多い」「頻繁にストックフォトを利用する必要がある」という場合、1枚ずつ購入すると月額利用プランの料金を簡単に上回ってしまいます。
1枚当たりの単価は単品購入のほうが割高なため、大量の枚数をダウンロードするなら月額利用プランがお得です。
なかには高額な画像素材も多数ありますので、将来的な予算を考えつつ1枚ずつ購入すべきか検討してみてください。
どちらを選ぶかは毎月の利用枚数と画像の利用制限などから考えよう
月額利用と1枚ずつ購入という2つのプラン、両方とも利用条件によってメリット、デメリットがあります。では、2プランのうちどちらを利用するのがお得でしょうか。ここで注目したいのが、ストックフォトを月ごとに利用する枚数と画像の利用制限です。
PIXTAのプランを見てみました。
- 1名利用、Mサイズを購入する場合
- 単品購入 1980円
- 画像3点プラン 月額3,630円(1枚1,210円)
- 画像3点プラン・年間契約 月額1980円(1枚660円)
- 画像10点プラン 月額9,900円(1枚990円)
- 画像10点プラン・年間契約 月額6,380円(1枚638円)
参考:https://pixta.jp/subscriptions
上記のように、年間契約をする場合が単価は一番安くなります。利用点数、利用期間なども考慮して、各サービスのプランをチェックしてみてください。
利用方法の決定に合わせてストックフォトのサイトを比較しよう

ストックフォトサービスの利用方法である「月額利用」「1枚ずつ購入」どちらを選ぶべきなのかは、利用頻度等によって異なります。また、各プランそれぞれにメリット・デメリットがあります。
まずは、ストックフォトサービスの料金を確認しましょう。利用できるフリー画像、有料の画像素材、そのほかの価格を比較すれば、目的にあった利用プランを見つけることにつながり、リーズナブルな価格で画像素材を利用できます。
低コストで画像素材を使用するために大切なことですので、ピッタリのサービス形態を検討してみてはいかがでしょうか。