投稿 ウェビナーとは?今さら聞けない基礎知識からミーティングとの違いまで徹底解説! は ITreview Labo に最初に表示されました。
]]>新型コロナの影響によりリモートワークが普及した昨今、各種セミナーや勉強会についても、オンラインで実施するウェビナーへと移行する流れが加速しています。
オフラインのセミナーよりも気軽に参加することができるウェビナーですが、具体的な開催手順や参加の方法がわからないという方々も多いのではないでしょうか?
本記事では、そんな今さら聞けないウェビナーの基礎知識の解説を中心に、通常のウェブミーティングとの違いからオススメのツールまで徹底的に解説していきます。
この記事は”こんなアナタ”にオススメです!
・これからウェビナーを開催しようと思っている法人担当者
・新しいウェビナーツールの導入を検討している企業担当者
ウェビナー(Webinar)とは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を掛け合わせた意味の造語であり、インターネットを介して開催されるオンラインセミナーのことです。
新型コロナウイルスの流行を契機として、昨今では、企業によるマーケティング活動や製品のプロモーション紹介など、幅広い目的で広く活用されるようになりました。
ウェビナーは、オフラインのセミナーとは異なり、パソコンやスマートフォンを使ってリアルタイムに開催することができるため、物理的な会場の確保や移動の手間などが発生せず、場所を問わずに参加できるのが特徴です。
また、各種ウェビナーツールには、質疑応答機能やアンケート機能などが実装されており、双方向なコミュニケーションを行うことができるため、オフラインセミナーと同様の効果をオンラインでも実現することが可能です。
ウェビナーは、ZoomウェビナーやTeamsウェビナーなど、専用のプラットフォームを使用して開催・参加する仕組みとなっており、主催者側と参加者側で同じプラットフォームを使用する必要があります。
主催者は、参加者へ生成された招待リンク(URL)を伝達することで、ウェビナーを開催することができます。
参加者は、主催者から発行された招待リンク(URL)に接続することで、ウェビナーに参加することができます。
ツールによって若干の違いはありますが、基本的には難しい設定は必要ないため、簡単に利用することが可能です。
ウェビナー | ミーティング | |
---|---|---|
参加人数 | 最大1,000人前後 | 最大500人前後 |
映像共有 | ホストとパネリストのみ | 参加者全員 |
音声共有 | ホストとパネリストのみ | 参加者全員 |
画面共有 | ホストとパネリストのみ | 参加者全員 |
参加者一覧 | ホストとパネリストのみ | 参加者全員 |
チャット機能 | 〇 | 〇 |
Q&A機能 | 〇 | × |
ウェビナーは、一方向型のコミュニケーション形式が特徴であり、大勢の参加者へ一度に情報を伝えることに向いています。
プレゼンターが一方的に情報を発信する形式で、各種セミナーや講義など、主に企業のマーケティング活動や教育セミナーなどのシーンで活用されています。
ミーティングは、双方向型のコミュニケーション形式が特徴であり、少人数での詳細な話し合いや問題解決に向いています。
参加者全員が自由に発言できる形式で、ビジネスの会議やプロジェクトの打ち合わせなど、主に意見交換やディスカッションなどのシーンで活用されています。
ウェビナーには、リアルタイムでコンテンツの配信を行うリアルタイム型(生放送型)と、あらかじめ録画しておいたコンテンツを後日配信するタイムシフト型(録画放送型)の2つの種類が存在します。
一般的なウェビナー製品では、リアルタイム型とタイムシフト型の両方を利用することが可能なため、ユーザーのニーズやコンテンツの性質に応じて、配信スタイルを使い分けることが重要です。
リアルタイム型(生放送型)のウェビナーは、リアルタイムでコンテンツの配信を行うウェビナー形式です。主催者と参加者が同じ時間に接続するため、リアルなコミュニケーションを取ることができる点が特徴です。
リアルタイム型のウェビナーのメリットとしては、フィードバックや質問へ瞬時に対応できるという点が挙げられます。
リアルタイムでの交流により、参加者の関心やニーズに迅速に応えることができます。また、参加者とのインタラクティブな交流が強化されるため、臨場感のある視聴体験が提供されることも大きな特徴の一つです。
一方、リアルタイム型のウェビナーのデメリットとしては、スケジュールの調整が必要になるという点が挙げられます。
全員が同じ時間に参加する必要があるため、時間の制約が発生することに加えて、技術的なトラブルが発生した場合、早急な対応が求められるため、ウェビナーの進行に遅延が発生してしまう可能性があるでしょう。
タイムシフト型(録画放送型)のウェビナーは、事前に録画されたコンテンツを配信するウェビナー形式です。それぞれの参加者は自分の都合の良い時間に視聴することができるため、時間の制約が少ない点が特徴です。
タイムシフト型のウェビナーのメリットとしては、各々の視聴者が自分のペースで学習できるという点が挙げられます。
放送を繰り返し視聴することができるため、内容をより深く理解できることに加えて、タイムシフト型では事前にコンテンツを制作しておくため、品質の高い資料やプレゼンテーションを提供することができます。
一方、タイムシフト型のウェビナーのデメリットとしては、コミュニケーションの要素が欠けるという点が挙げられます。
リアルタイムでの配信ではないため、参加者の質問やフィードバックが遅延してしまい、双方向のコミュニケーションが難しくなった結果、参加者の関心やニーズに即座に対応することが困難になってしまいます。
ウェビナーのメリットの1つ目としては「開催のコストを抑えられる」というものが挙げられます。
移動にともなう交通費や宿泊費なども不要になるため、コストを抑えたウェビナー運営を実現できるでしょう。
ウェビナーのメリットの2つ目としては「日程の調整が自由にできる」というものが挙げられます。
録画型では、任意の日時で放送を視聴できるため、配信の参加率や視聴率の向上なども期待できるでしょう。
ウェビナーのメリットの3つ目としては「物理的な人数の制限がない」というものが挙げられます。
セミナーよりも多くの人々に情報を発信できるため、ブランドの認知度や知名度の向上にも貢献できます。
ウェビナーのメリットの4つ目としては「会場を移動する手間がない」というものが挙げられます。
移動の手間がなく、時間と労力を節約できるため、参加者にとっても利便性の高い方法であるといえます。
ウェビナーのメリットの5つ目としては「座席による不公平感がない」というものが挙げられます。
全ての参加者が同じ画面から情報を受け取るため、座席による不公平感や不平等感がないことも特徴の一つです。
ウェビナーのデメリットの1つ目としては「通信トラブルのリスクがある」というものが挙げられます。
多くの参加者が同時にアクセスするような場合には、サーバーの負荷が高まりトラブルが発生することがあります。
ウェビナーのデメリットの2つ目としては「操作方法を覚える必要がある」というものが挙げられます。
初めて参加するユーザーにとっては、アカウントの作成や基本的な操作に時間がかかることがあるでしょう。
ウェビナーのデメリットの3つ目としては「個別での相談や質問が難しい」というものが挙げられます。
多くの参加者がリアルタイムで視聴するため、個別での質問や相談に対応しきれないケースも多々あります。
ウェビナーのデメリットの4つ目としては「参加者の反応がわかりにくい」というものが挙げられます。
理解度の把握が難しくなってしまうと、適切なタイミングで内容を調整することが困難になってしまいます。
ウェビナーのデメリットの5つ目としては「参加意識が低くなってしまう」というものが挙げられます。
リラックスした環境で視聴することが多いため、ほかの作業をしながら視聴することも容易になってしまいます。
Zoomウェビナーは、Zoom社から提供されている、シンプルで使いやすいインターフェースが特徴のウェビナーツールです。
Zoomウェビナーでは、最大10,000人もの参加者をサポートしており、双方向のコミュニケーションを高品質な映像と音声で提供することができます。
製品名 | Zoomウェビナー |
満足度 | ★★★★☆ 4.2 |
レビュー数 | 213 |
料金・価格 | 1,771円/月~ |
無料プラン | あり |
提供会社 | ZVC JAPAN 株式会社 |
メリット(良いポイント)
一番の特徴はインターフェースがわかりやすい点です。直観的になっており、よく使う画面共有ボタンがわかりやすくなっていていざ共有時にもわかりやすいと思います。
デメリット(悪いポイント)
1ユーザあたりのコストが少々高いと感じます。毎日利用するわけではないため、割高感はあります。もう少し金額が低くなると助かるのですが。
▼ 企業名:非公開(企業確認済)
https://www.itreview.jp/products/zoom-webinar/reviews/189333
▼ 従業員規模:300-1000人未満
▼ 業界:プラスチック製品
Teamsウェビナーは、Microsoft社から提供されている、外部ツールとの連携のしやすさが特徴のウェビナーツールです。
外部ツールのなかでもOffice 365との統合がスムーズであり、リアルタイムのチャットやQ&Aを活用してインタラクティブな交流を行うことができます。
製品名 | Teamsウェビナー |
満足度 | ★★★☆☆ 3.8 |
レビュー数 | 2,059 |
料金・価格 | 599円/月~ |
無料プラン | あり |
提供会社 | 日本マイクロソフト株式会社 |
メリット(良いポイント)
法人として利用が避けれないO365製品、これをパッケージとして一機能として使える事です。ITツールが乱立しない点および一製品にまとめてしまうコストメリットが大きいです。
デメリット(悪いポイント)
直観的な使いやすさやビジュアルでは、やはりGoogle製品に軍配が上がります。また検索エンジンに強い、Googleに比べると、検索機能では比較できない程、劣ります。
▼ 企業名:非公開(企業確認済)
https://www.itreview.jp/products/microsoft-teams/reviews/188323
▼ 従業員規模:1000人以上
▼ 業界:情報通信・インターネット
Webexウェビナーは、Cisco社から提供されている、迅速かつ安定した接続と高品質な映像音声が特徴のウェビナーツールです。
インタラクティブな機能として、チャットやQ&A、投票機能などを搭載しており、参加者とのリアルタイムなコミュニケーションを円滑に行うことができます。
製品名 | Webexウェビナー |
満足度 | ★★★☆☆ 3.4 |
レビュー数 | 49 |
料金・価格 | 1,490円/月~ |
無料プラン | あり |
提供会社 | シスコシステムズ合同会社 |
メリット(良いポイント)
ウェビナーツールとしてイベント時などにセミナーなどを見ることができる。チャットやアンケート機能などもあるので、インタラクティブなセミナーにすることができるのが良い点。
デメリット(悪いポイント)
まれに映像が乱れてしまうことがあるので、ネット環境が良い環境でなくても、安定性が上がると使っていてストレスが少なくなって良いと思います。
▼ 企業名:非公開(企業確認済)
https://www.itreview.jp/products/cisco-webex-event/reviews/107111
▼ 従業員規模:100-300人未満
▼ 業界:広告・販促
ウェビナーの料金は、利用できる機能や製品によっても大きく変動しますが、価格を左右する最大のポイントは、ウェビナーの最大参加可能人数です。
参加者が多いほど料金が高く設定される傾向にあるため、自社のターゲットとする参加者の人数を考慮しながら、適切なプランを選ぶことが重要です。
ウェビナーの参加者が100人までの場合、無料のトライアルプランでカバーできることが多いため、小規模なウェビナーであれば、まずは無料プランの利用をおすすめします。
ただし、無料プランでは、配信時間が数十分程度と制限を設けている製品が多いため、1時間以上のウェビナーを開催したい場合には、有料プランへの切り替えを検討しましょう。
ウェビナーの参加者が300人までの場合、2,000円前後の料金を設定している製品が多いため、中規模なウェビナーであれば、こちらのプランの選択をおすすめします。
この2,000円以上のプランでは、配信時間が数時間程度と緩和されている製品が多いため、コストパフォーマンスを重視したい場合に最適なプランであるといえます。
ウェビナーの参加者が500人までの場合、10,000円前後の料金を設定している製品が多いため、大規模なウェビナーであれば、こちらのプランの選択をおすすめします。
この10,000円以上のプランでは、AI翻訳機能やクラウドストレージが付随する製品が多いため、使い勝手や機能性を重視したい場合に最適なプランであるといえます。
ウェビナーを選ぶときの1つ目のポイントとしては「料金や価格で選ぶ」というものが挙げられます。
各ツールには様々な料金プランがあり、機能や参加可能人数によって異なります。製品によっては、長期契約や一括決済による割引があるものも多いため、コストパフォーマンスを重視しながら、自社の予算に合ったプランを選択するようにしましょう。
ウェビナーを選ぶときの2つ目のポイントとしては「機能性や使用感で選ぶ」というものが挙げられます。
まずは、画面共有やチャット機能、録画機能など、基本的な機能が網羅しているかを確認します。ユーザーインターフェースが直感的で操作しやすいかも重要な要素の一つとなるため、実際に使用してみて操作性や利便性を評価するようにしましょう。
ウェビナーを選ぶときの3つ目のポイントとしては「セキュリティ対策で選ぶ」というものが挙げられます。
データの暗号化やアクセス制限など、セキュリティ機能が十分に対策されているかを確認します。とりわけ、企業の機密情報を取り扱う場合や個人のプライバシー情報を取り扱う場合には、セキュリティ対策が強固なツールを選定するようにしましょう。
ウェビナーを選ぶときの4つ目のポイントとしては「サポートの体制や品質で選ぶ」というものが挙げられます。
トラブルが発生した場合には、迅速に対応できるサポートが提供されているかを確認します。とくに、日本語対応のサポートや24時間対応のサポートがあるかも重要なポイントの一つとなるため、サポートの評判やレビューなども確認するようにしましょう。
ウェビナーを選ぶときの5つ目のポイントとしては「無料プランやトライアルで選ぶ」というものが挙げられます。
ツールを選定するときには、無料プランやトライアル版を利用して実際に利用してみることをおすすめします。無料プランから基本的な機能を確認することでツールの適性を判断できるため、試用期間を活用して実際の使用感や機能性を評価するようにしましょう。
ウェビナーの開催で注意すべき1つ目のポイントとしては「事前のテストは必ず実施する」というものが挙げられます。
ウェビナーは、インターネットを使用した配信サービスであるため、Wi-Fi接続の確認はもちろん、カメラやマイクなど、インフラなどの技術的な問題は必ず事前に解決しておきましょう。
ウェビナーの開催で注意すべき2つ目のポイントとしては「課題に沿ったテーマを設定する」というものが挙げられます。
ウェビナーでは、参加者の確保が最初にして最大の障壁になります。ターゲットのニーズに合致したテーマ選定はもちろん、実益のある内容となるようにプレゼンは工夫して作成しましょう。
ウェビナーの開催で注意すべき3つ目のポイントとしては「参加するメリットを提示する」というものが挙げられます。
ウェビナーでは、プレゼンの内容はもちろん、参加によってどのようなメリットがあるのかを訴求することが重要です。参加者が参加したくなるような特典なども検討しておきましょう。
ウェビナーの開催で注意すべき4つ目のポイントとしては「チャットツールなどを活用する」というものが挙げられます。
ウェビナーでは、リアルタイムでの質問受付や意見交換なども重要な要素となります。チャットやQ&A機能などを活用して、参加者との活発なコミュニケーションを促進していきましょう。
ウェビナーの開催で注意すべき5つ目のポイントとしては「アンケートの記入時間を確保する」というものが挙げられます。
ウェビナーでは、具体的な意見や改善点を求めることで、次回以降のウェビナーの質を向上させることができます。終了後はアンケートを実施してフィードバックを収集しておきましょう。
一般的なウェビナーツールでは、参加者のカメラ映像は見ることができないように設定されているため、参加者はホストや他の参加者から顔を見られる心配はありません。
ただし、ホストが特定の参加者をパネリストとして指名した場合には、指名されたパネリストの映像が表示されることがあるため、服装や格好には注意しておきましょう。
一般的なウェビナーツールでは、参加者のマイクの音声はデフォルトでミュートに設定されているため、参加者はホストや他の参加者から声を聞かれる心配はありません。
ただし、Q&A機能やチャット機能を通じて質問を行う場合には、ホストが特定の参加者のマイクを解除することがあるため、私語や周辺の雑音には注意しておきましょう。
一般的なウェビナーツールでは、マイクやカメラの切り替えボタンは、画面下部か上部に配置されているツールバーから行うため、基本的には発見しやすい位置に設置されています。
マイクのミュートボタンはマイクのアイコン、カメラの切り替えボタンはカメラのアイコンで表示され、ボタンをクリックすることで、音声や映像のオンオフを簡単に切り替えることが可能です。
今回は、今さら聞けないウェビナーの基礎知識の解説を中心に、通常のウェブミーティングとの違いからオススメのツールまで徹底的に解説していきました。
コロナの流行によってオンライン文化が浸透した現在では、セミナーの開催についても、物理的な制約を受けないウェビナーを採用する企業が増加しています。
マーケティング活動やブランディング、ファンコミュニティの育成など、ウェビナーには幅広い用途が無限に存在するため、これを機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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]]>投稿 ウェビナーの成果を高めるポイント|オンラインで顧客との関係性を深めよう は ITreview Labo に最初に表示されました。
]]>本記事では、ウェビナーの開催を検討している人や、ウェビナーの成果が上がらないと悩んでいる人へ、ウェビナーを成功させるポイントをご紹介します。
ウェビナーを開催する目的は企業によってさまざまでしょう。しかし目的が明確に決まっていれば、ターゲットが定まり、配信内容や開催ツール、告知方法などの選択もぶれません。
【ウェビナーの目的例】
たとえば、自社サービスを購入する見込み客の獲得が目的の場合、業務の責任者や決裁権を持ったマネジメント層がターゲットになるでしょう。ターゲットの課題に合わせたテーマを取り上げ、普段ターゲットが接している媒体を中心に集客をします。
目標は、申込率や出席率、ウェビナー開催後の商談獲得数など、計測可能な数値にすることが重要です。告知後の反応からウェビナー終了後まで、各フェーズの目標値を決めておくと今後の改善に役立ちます。
ビジネスコミュニケーションツールを提供するGoTo社の調査によると、ウェビナー参加
者の59%が開催1週間前に申し込んでいます。ウェビナーに興味を持った人でもすぐには申し込まず、仕事やプライベートのスケジュールが決まってから登録していると考えられます。
また、12%の人が4週間前から申し込んでいるとの調査結果も得られています。告知開始は、遅くてもウェビナー開催の4週間前に行うとよいでしょう。開催当日に参加を決める人も17%程度いるため、ぎりぎりまで参加を促すことをおすすめします。
出典:10 Webinar Benchmarks Every Marketer Should Know| GoToWebinar
すでに申し込みをしてくれた人には、1週間前・前日など段階的にリマインドメールを送って参加し忘れやキャンセルを防ぎます。開始1時間前などにウェビナーのURLを記載したメールを送り、参加者がスムーズにアクセスできるように案内しましょう。
リハーサルを行って客観的な視点でウェビナーの内容を確認すれば、下記のような改善点が見えてきます。
機材の不具合など本番で起こりやすいトラブルを洗い出し、事前に対応方法を決めておくことも大切です。ウェビナーの完成度は、参加者の満足度や目標の達成度に影響します。リハーサルを繰り返し、ウェビナーの完成度を高めましょう。
前述でも触れた配信環境は、ウェビナーならではの注意点です。通信環境が不安定で映像が途切れたり、音声が聞き取りにくかったりすると、参加者の離脱につながります。具体的な対策は下記の通りです。
リハーサルでは、配信環境も確認しましょう。撮影する場所や機材がなければ、レンタルするのもひとつの方法です。
ウェビナーの参加者は会社や自宅からオンラインで参加するので、オフラインの会場よりも集中しにくい環境にいると言えます。そのため、参加者の注意を引き付ける工夫を取り入れましょう。具体的な例を紹介します。
飽きにくく満足度が高いウェビナーを開催できれば、次のアクションにもつながりやすくなります。
アンケートの情報は、ウェビナーの効果改善に活かせるだけでなく、顧客ニーズの洗い出しにも役立ちます。アンケートの設問例は次の通りです。
アンケートは回答者の負担が少ない選択形式を中心にするとよいでしょう。集計もデータ化しやすく、効果検証に役立ちます。回答者だけの特典資料を用意するなど、アンケートの回答率を高めるための工夫も大切です。
商談など次のステップへつなげるためには、参加者の興味関心が強いウェビナー開始直後のアプローチが重要です。
参加者には、できるだけ早くお礼のメールを送りましょう。メールの中にアンケートのリンクを挿入したり、参加者が興味を持ちそうな案内を入れたりすれば、次につながるコミュニケーションが取りやすくなります。参加者のデータは社内で共有し、営業やカスタマーサクセスに活かしましょう。
ウェビナーを開催するには、参加者が簡単にアクセスでき、大人数でも安定して配信できるプラットフォームが必要です。しかし、参加者の登録フォームや情報管理機能、アンケートフォームなど、すべて自社で用意できる企業は少ないのではないでしょうか。
そこで活用したいのが、ウェビナーをサポートする「ウェビナーツール」の活用です。ウェビナーツールには以下のような機能があります。
ツールによって機能や配信方法、料金が変わるため、集客規模や目的に合ったものを選びましょう。ITreviewなら、ウェビナーツールの機能や料金を一括で比較可能です。導入企業の口コミも確認できるので、使いやすさやデメリットを知りたい人にもおすすめです。
コツを押さえて改善を重ねれば、ウェビナーの効果を高められます。ウェビナーの配信方法や機材、ウェビナーツールの活用方法は以下の記事でも詳しく紹介しています。ウェビナーを初めて開催する人や、ウェビナーツールの活用事例を知りたい人はぜひご覧ください。
記事:ウェビナーとは?必要な機材の解説とおすすめのウェビナーツール5選
投稿 ウェビナーの成果を高めるポイント|オンラインで顧客との関係性を深めよう は ITreview Labo に最初に表示されました。
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]]>本記事では、ウェビナーをよく知りたい方や、今後ウェビナーツールの導入を検討される方に向けて、メリットや活用事例・導入ポイントについて解説します。
ウェビナーとは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を合わせた造語のことをいい、オンライン上で行うセミナーや説明会のことを指しています。ウェビナーツールでは、Web上にバーチャル空間をつくり上げ、主催者がビデオやオーディオを参加者に共有できます。ツールによっては最大1万人規模まで参加できるものもあります。
従来のセミナーや説明会であれば、イベント会場を借りて開催する必要がありました。しかしウェビナーツールが登場した近年は、説明のすべてをオンライン上で完結させることが主流となっています。
ウェビナーには、リアルタイム配信と録画配信の2つの配信方法があります。
定められた時間にセミナー配信を行う方法を、リアルタイム配信といいます。このリアルタイム配信は、質疑応答を行うこともできるため、主催者と参加者のコミュニケーションを深めることも可能です。同じ時を共有するだけでなく臨場感も演出できることにより、参加者にとってポジティブな感情をもってもらえます。
主催者が事前に録画した映像を、セミナー動画として配信する方法を録画配信といいます。リアルタイム配信とは異なり、配信時間が定められていません。そのため参加者は、いつでも視聴できます。また何度でも視聴可能なので、参加者に理解を求める場合にも最適な配信法であるといえるでしょう。
機能 | ミーティング | ウェビナー |
---|---|---|
ビデオ共有権限 | 全参加者が可能 | ホストとパネリストのみ |
視聴者としてのみの参加 | 不可 | 可能 |
定員 | 最大500人 | 最大1万人 |
参加者一覧の閲覧権限 | 全参加者 | ホストとパネリストのみ |
チャット | 可能 | 可能 |
Q&A | ー | 可能 |
いつどこにいても利用できるウェビナーは、企業の幅広いシチュエーションに対応できるため扱いやすいという特徴があります。ウェビナーを有効活用できるシチュエーションとして、以下の「新規顧客に向けた商品の説明やサービスの解説」「優良顧客に向けたフォローアップ」「外部に向けた豊富なイベント」などが挙げられます。
ウェビナーでは、繰り返しセミナーを開催できます。たとえば従来のような会場開催型のセミナーであれば、開催頻度に限りがありました。そうした課題もウェビナーを活用することで、解決できます。新規顧客に向けての商品説明やサービスの解説は、新規顧客獲得機会の増加にもつながるため、売上の向上も期待できます。
ウェビナーは新規顧客に限らず、既存の優良顧客もフォローアップできます。参加者は会場に足を運ぶ負担がないので気軽に参加でき、主催者も日本各地の顧客に対しフォローアップ可能です。またセミナーやイベントの開催頻度を上げることもできるため、顧客満足度をアップさせることにも結びつきます。
採用における企業説明会のような外部に向けたさまざまなイベントも、オンラインで配信できます。本来であれば新卒採用などの説明会では会場費や出張費が必要です。それがオンライン配信になるとそれらの費用が不要となるだけでなく、遠方に住む学生も参加できるため、より多くの人材との出会いや確保の契機となります。
通常のウェビナー開催であれば、シンプルな機材だけで配信できます。もし高品質で本格的な配信をめざす場合にはある程度の機材が必要ですが、通常のウェビナー配信であれば以下の動画配信ツールやパソコン(あるいはスマートフォン・タブレットなど)・マイク・カメラといった基本の機材でスムーズな配信が可能です。
ウェビナーを開催するときには、いくつか用意するものがあります。まず動画配信(ウェビナー)ツールです。ウェビナーを開催するうえで必須の製品であり、配信を行うツールは推進環境を満たしている製品であることが前提となります。そのため、あらかじめ推進環境を満たすツールであるかどうか確認を行うことが必要です。
先述のように、ウェビナーを開催の際にはウェビナーツールとパソコン・マイク・カメラなどのシンプルな機材が必要です。中でもパソコンは映像の質や音声レベルといった点で優れており、録画配信の場合には動画の編集も容易です。またスタジオ配信なども考慮すると、デスクトップパソコンよりもノートパソコンを持ち込むとさらに便利です。
ウェビナー開催に欠かせない機材のうちの1つがマイクです。マイクは音声配信に必要となり、パソコンやスマートフォンに搭載されるマイクよりもきれいな音声を参加者に届けられます。もし主催者が終始単独でウェビナーを開催する場合は、単一指向性のマイクを選びましょう。単一指向性のマイクは主催者の音声のみ高品質に配信し余計な音を排除できる仕組みのため、主催者単独でのウェビナー開催に最適です。またスピーカーとヘッドフォンも開催規模によっては必要ですが、質の高い製品を選べば失敗がないでしょう。
Webカメラを選定する場合にfpsを確認する必要があります。fpsとは、1秒の映像が画像何枚分で構成されているかを表す数値のことをいいます。24~30fpsほどの映像であれば違和感なく視聴できるといわれるので、30fpsを目安に選定すると間違うことがないでしょう。さらに高画質な映像配信を行いたい場合には、デジタルカメラの活用をおすすめします。映像出力機能が搭載されているデジタルカメラはWebカメラよりも高画質で美しく映るものが多く、主催者にもっともフォーカスし印象づけにも寄与します。
ウェビナーの開催は、基本的には動画配信(ウェビナー)ツールやパソコン・マイクやカメラなど必要最低限の機材だけで気軽に開催できます。しかし主催者のウェビナーを扱うキャリアや目的次第では、もっと高品質で本格的なウェビナー開催を望むこともあります。その場合に必要となる機材として、次の4つが追加されます。
照明が必要となる理由として、光量不足で映像が不明瞭となる点が挙げられます。自社製品の紹介やホワイトボードでの説明などで映像が不明瞭であれば、その後のアプローチも難しくなります。そのような事態に陥らないよう、照明を用意しておくことが重要です。近年照明の種類は豊富にあり、最近では省エネでちらつきにくいLEDライトの需要が拡大しています。
背景をグリーンカラーにする機材のことをグリーンバックといいます。パソコンでクロマキー合成を実行すると、ほかの背景に変更もできます。背景変更の一例としてバーチャル映像に切り替えて仮想空間を演出したり、特別な空間を演出したりしたいときにも効果的です。グリーンバックのサイズは幅広く用意されているため、主催者にとって最適なサイズ選定が必要です。
複数台のカメラ映像をワンタッチ切り替えできるツールのことをスイッチャーといいます。このスイッチャーは数万円ほどする高級機材ですが、高品質で本格的なウェビナーの開催を望む場合に必要となる機材です。またスイッチャーを扱うときに、1台のカメラは主催者、もう1台のカメラは資料というようにどちらも映しておきましょう。その後主催者のトークに応じて資料映像に切り替えると、参加者にわかりやすい内容で伝えられます。
手ぶれの防止や撮影位置の調整を行いたいときには、Webカメラ用の三脚が販売されているので活用しましょう。三脚の活用により首振りや高さの調節において自由度が格段に高まります。現在はWebカメラに対応する三脚が多く販売されていますが、Webカメラが三脚対応可能な製品であるかどうか事前の確認が重要です。すべてのWebカメラが三脚に対応しているわけではないことは覚えておきましょう。
セミナーや説明会に活用できるウェビナーツールの基本機能は、主催者と参加者の需要に合わせてバリエーションに富んだ機能が用意されています。扱いやすいシステムと、理解しやすいインターフェースである製品が数多く存在します。以下の基本機能を利用することにより、次回のウェビナー開催の向上や改善に有益です。
ウェビナーツールにとって必要不可欠な機能です。リアルタイム配信と録画配信のどちらが自社の求める配信方法であるのかをチェックし、上手に使い分けることが重要です。¥
リアルタイム配信した映像を録画する機能です。録画機能は、ウェビナーツールを扱ううえで配信機能と並んで必要不可欠な機能です。録画機能を利用すると、ウェビナーツールでリアルタイム配信した内容を自社のWebサイト内で公開したり個人的に確認したりできます。
参加者とチャットを行える機能のことをいいます。リアルタイム配信では、チャット機能が必要とされることが多くあります。これは、参加者がウェビナーの内容を把握できているかチェックするのに役立つためです。また、質問への回答を行う場合にも最適ですし、さらに挙手機能などもあるとより便利でしょう。
画像やテキスト・データといった資料を共有する機能です。ただ撮影をしてアップするだけのアクションでは、参加者にわかりづらいこともあります。そんなときに共有機能を利用すれば、明確に伝えられるでしょう。ズームや切り替えが容易にできる仕組みの際に、ウェビナーをより円滑に進められます。
モニター上にテキストを書き込んだり、画像を貼りつけられる機能です。主催者の資料に対し、参加者がテキストやコメントなどを書き込んだり、適切な画像を貼りつけられたりします。そのため、共同作業を通じて参加者とのコミュニケーションを深める目的としても使えます。
参加者に対し、任意でアンケートを実施できる機能です。実施したアンケート内容を確認すれば、どのような評価がなされたのかが明確です。高評価とは反対に、どういった点で低評価となったのかということまで把握できます。そのため、次回のウェビナー開催の戦略にも役立てられる機能です。
リストの作成や参加者の予約状況・参加者の個人情報などを管理できる機能です。案内メールやダイレクトメールの配信や、アンケート結果の分析・マーケティング戦略などに幅広く活用できる利便性の高い機能です。二重送信やメールマガジンの配信漏れといったトラブルの予防にも役立ちます。
Q&A(質疑応答)機能は、ウェビナー中に参加者がホストとパネリストに質問できる機能です。参加者の質問はホストとパネリストのみ確認できるため、気軽に質問できます。ツールによっては、参加者の質問をすべての参加者でも見られるように設定したり、ほかの参加者が質問にコメントをしたり、「いいね」のリアクションを送ったりできます。
TwitterやInstagram、FacebookなどのほかのSNSと連携できる機能です。SNSと連携できる強みとしては、営業や分析を行えたり参加費の事前決済ができたりするなどが挙げられます。SNSを通じてウェビナーの開催を知る参加者もいます。参加率向上のためにも、積極的に連携機能を活用しましょう。
ウェビナーツールを導入すると、時間や手間をかけることなく、効果的に費用を削減できます。また高い集客力や新規顧客獲得機会を求める場合にも、ウェビナーツールがもっとも適しているといえます。
次のメリットとデメリットを把握して、自社で導入を検討される際の参考にしてみてください。
1.優れた集客力
会場開催型のセミナーや説明会であれば、わざわざ会場まで足を運ぶ時間や手間がかかりましたが、ウェビナーツールを使えばすべて不要です。移動の際に発生する費用も参加しやすい環境が整っていることにより、主催者にとって大変集客しやすいでしょう。またウェビナーツールを利用する層は幅広く、アプローチの困難であった層にまで集客を行いやすくなりました。
2.時間・場所問わず視聴可能
パソコンやスマートフォンなどでインターネットに接続できる環境があれば、いつどこにいてもウェビナーツールにアクセスできます。特に録画配信では、参加者が時間を気にすることなく視聴可能です。そのためリアルタイム配信との比較をしても、録画配信のほうが参加人数の増加を見込むことができます。
3.録画の蓄積が可能
たとえばセミナーや説明会当日に病欠などで参加できなかった参加者に対し、主催者がサーバに保管・蓄積している映像を見せることができます。録画された映像は主催者がダウンロード可能なため、たとえばすべての参加者用に映像を編集し動画プラットフォームなどで配信もできます。
4.コストの削減に寄与
集客力や新規顧客獲得の機会を目的とするセミナーや説明会の開催には、本来であれば会場にかかる費用や機材などのレンタル料が発生しますが、ウェビナーツールを活用するとそれらの費用が不要です。そのため、セミナーや説明会にかかる費用を大幅に削減できるというメリットがあります。
5.新規顧客獲得機会の創出
気軽に参加しやすいウェビナーツールの開催は、新規顧客獲得機会の創出や増加を望めます。この背景として会場へ足を運ぶ必要のあった会場開催型に遠方在住のため参加が難しい者の存在があります。そうした遠方在住の参加者が、ウェビナーツールを通して参加しやすくなったことが大きいでしょう。
1.参加意欲や反応を見極めづらい
ウェビナーツールの活用により集客力の向上や大幅なコストの削減・新規顧客獲得の機会を得やすくなったものの、ツールの性質上参加者の意欲や反応が把握しづらい点があります。ウェビナーツールではこのデメリットを補うためにも、チャット機能の活用やアンケートの実施などを多くの製品で取り入れています。
ウェビナーツールを導入したことで得られるメリットについて、ITreviewに集まったレビューをもとに活用事例を紹介します。
「仕事で定期的なウェビナーを開催しており、Zoom Webinarを多用しています。これがないともう説明会を開催できませんね。。。質疑方法も便利です。質問者の質問が匿名ででき、パネラーがそれを取り上げて回答するという使い方をしています。プライバシーの観点からも良いと思います。(従来の説明会だと他の人の目が気になってできなかった質問が匿名でできるようになった)YoutubeやFB Liveへ同時に放映できるのも集客面で良いポイントかと思います」
https://www.itreview.jp/products/zoom-webinar/reviews/75601
▼利用サービス:Zoom Webinar
▼企業名:国立大学法人東京大学 ▼従業員規模:1000人以上 ▼業種:研究
「webinarの予定を作成して、URLを配布するだけで簡単にwebinarが開催できる手軽さがポイント。参加者の申し込みもzoomで管理でき、参加者リストも作成してくれるので運営は手間もかからない為、オフラインセミナーのようにリソースを準備しておく必要がない。オフラインでは難しい遠隔地からのセミナー集客を得られ、そのまま後日オンライン商談を行う事ができるようになった」
https://www.itreview.jp/products/zoom-webinar/reviews/55246)
▼利用サービス:Zoom Webinar
▼企業名:トラムシステム株式会社 ▼従業員規模:20-50人未満 ▼業種:宣伝・マーケティング
「遠方のお客様、求職者との話し合いに重宝しています。お互いの移動時間などの時間・経済コストの改善につながっています」
https://www.itreview.jp/products/calling-meeting/reviews/45351
▼利用サービス:Calling Meeting
▼企業名:株式会社環境総合テクノス ▼従業員規模:300-1000人未満 ▼業種:総合(建設・建築)
「20名程度が集まって行っていたパートナー会議をweb化することにより出席率が上がりや支出も減った。新規営業についても一次商談の数が向上した」
https://www.itreview.jp/products/calling-meeting/reviews/59656
▼利用サービス:Calling Meeting
▼企業名:株式会社三浦建設 ▼従業員規模:20人未満 ▼業種:総合(建設・建築)
「Adobe Marketo Engage と連携することで実施側の工数削減ができ、月に10本以上のウェビナーを1人で回すことが可能です。(準備、集客、登録者向け案内、当日運営、ウェビナー後のThanksメールetc.)より詳しい情報を求めている方向けにターゲットごとのウェビナーで丁寧に説明することができるので、コロナ禍でも視聴者の理解を得られ全国展開できるパワフルなコンテンツ・チャネルの一つとして機能しています」
https://www.itreview.jp/products/on24-digital-experience-platform/reviews/74484
▼利用サービス:ON24
▼企業名:アドビ株式会社 ▼従業員規模:300-1000人未満 ▼業種:ソフトウェア・SI
近年の国内情勢や時代の変化に伴い、ウェビナーツールの需要はさらに拡大を続けています。ウェビナーに対応可能なツールも数多くリリースされ、企業への導入を強く後押ししています。自社に相応しく最適なウェビナーツール導入のためには、次の5つのポイントを理解したうえで確認をする必要があります。
自社の必要とする機能を備えているウェビナーツールであるかどうか、事前にしっかりと把握をしましょう。特にウェビナーを初めて扱う場合は、準備から配信までの一連のフローに関するスキル提供を行うツールの導入が欠かせません。トラブル発生時にも即座にも問題解決できる電話相談などもあると便利です。
サービスの品質に難点がないかどうかも、導入前に確認しておくべきポイントです。品質を調べるときに活躍するのが、トライアル。トライアルには無料で利用できるツールも多く、事前に動作状況や画質・機能レベルを確認できます。トライアルを積極的に利用することにより、導入後の失敗も減らせるでしょう。
ウェビナーツールに必要な費用は、ツールによって幅広く設定されています。また支払い方法も、月額定額制や従量課金制などさまざま。企業によりウェビナーの開催頻度が異なるように、開催頻度に合わせて自社に最良のツール選定を行うことが必要です。そのためにも費用の把握は大前提であるといえます。
ウェビナーツールが英語や中国語・ドイツ語などの多言語に対応していれば、グローバルに活躍できる可能性も広がります。実際に海外に拠点を置く企業には、必要不可欠なシステムでしょう。国内に拠点を置く企業も多言語対応していると、外国人を雇用するうえで有利な採用活動を展開できます。
ウェビナーツールで配信中、稀にトラブルに見舞われることもあるかもしれません。不測の事態に備えて、ウェビナーツールのサポート体制が万全であるかどうか事前に確認を行いましょう。主にどのようなサポート内容で、自社の求めるサポートを提供するベンダーであるかどうか見極めることも重要です。
ウェビナーツールのユーザーからの評価を知るには、ITreview Gridが便利です。ITreview Gridは、ITreviewに集まったユーザーのレビューをもとに生成された4象限の満足度マップです。このマップでは、顧客満足度と市場での認知度を掛け合わせた結果が、4象限上でのポジショニングとして確認できます。
実際に、ウェビナーツールを活用されている企業の方々のレビューが多い製品を中心に、おすすめのウェビナーツールを紹介します。
(2021年12月10日時点のレビューが多い順に紹介しています)
ウェビナーに特化したサービスを提供する「Zoom Webinar」。参加者は主催者によって視聴者とパネリストに分類されます。視聴者はQ&Aや挙手などの利用ができ、パネリストはマイクやカメラの切り替えが可能です。SNSなどでのライブ配信や、アップグレード次第では1万人規模のウェビナーも開催できます。
Web会議システムやオンライン商談ツール・チャットボットなどのコミュニケーションツールを集約したウェビナーツールです。生産性の向上や顧客満足度を目的とし、業務の改善を促します。導入企業はIT企業やコンサル業界・エンタメ企業や、人材関連などの業界で活用されています。
B2Bエンタープライズ企業に向けて製品を提供する「ON24」は、ウェビナーとデジタルイベント管理を行う合同クラウドソーシングです。2000社以上の導入実績をもち、さまざまな業界のリーダー企業が営業DXとデータ駆動型マーケティングを実行。成約率を高めることで、生産性の向上にも寄与します。
最大50人まで同時配信可能なオンラインセミナーソリューションである「FreshVoice Webinar」では、チャット機能や挙手機能により質疑応答も可能です。このようなシステム構造から、双方ともに活発なコミュニケーションをとることができます。ダウンロードなどの手間も発生することなく、スムーズに始められます。
プロレベルの品質でありながら扱いやすい「GlobalMeetウェブキャスト」は、クラウドベース型のプラットフォームサービスです。セルフ配信からサポートの全てにおいて対応しており、最大1万人まで視聴可能。ライブ配信やオンデマンド配信・収録配信など、配信方法に種類があるのも魅力です。
ITreviewではその他のウェビナーツールも紹介しており、紹介ページでは製品ごとで比較をしながら導入ツールを検討できます。
ウェビナーツールを導入すると、従来のような会場確保にかかるコストを大幅に削減できるだけでなく、遠隔地に住む参加者への高い集客力や新規顧客の獲得も期待できます。主催者がウェビナーツールを効果的に活用し有益な情報を発信できれば、参加者との関係を深く強固なものへと構築できるでしょう。
ウェビナーツールを扱ううえでの注意点として、稀に機材トラブルや接続の問題が生じる可能性もあるため、主催者は必ず適切な対策を講じてツールを活用するようにしましょう。
記事:ウェビナーの成果を高めるポイント|オンラインで顧客との関係性を深めよう
投稿 ウェビナーとは?必要な機材の解説とおすすめのウェビナーツール5選 は ITreview Labo に最初に表示されました。
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