非公開ユーザー
電気・電子機器|社内情報システム(CIO・マネージャ)|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
ECモール出店時には欠かせないプラットフォーム
ECモールで利用
良いポイント
日本のEコマース市場の半分はECモールが締め、アマゾンはその中でもトップのユーザ数と売上高を誇ります。日本でEコマースで成功しようとした場合、今や必ず抑えるべき売り場となります。メーカーの場合はアマゾンと直接取引を行い、アマゾンが仕入・マーケティング・販売を実施してくれます。メーカー以外の場合でも自身で商品をアマゾンへ登録し、販売することが可能です。Amazon FBAを利用すると在庫管理・出荷までアマゾンにて対応してくれるので、手軽に販売を行うことが可能です。成功するためにはしっかりとアマゾンのプラットフォームを勉強して取り組む必要がありますが、良い商品であれば必ずアマゾンが販売を行ってくれると思います。
改善してほしいポイント
お客様からのクレームが多かったり、対応が遅かったりするとアマゾンのプラットフォームから警告を受け、場合によっては販売を行えなくなるケースもあるようです。この辺りは現状楽天よりも厳しく運用されているようです。カスタマーサポートにサポートを依頼すると、日本語で対応頂けますが、込み入ったケースだと解決まで時間がかかる場合があり、改善してほしいポイントです。またメーカー品の場合、転売業者、模倣品販売業者との競争になるケースがよくありますが、プラットフォームとしての対応を期待します。現状ではこうした業者が野放しになっているために、販売機会を失うケースも多いです。レビューについても誰でも書けてしまうため、信ぴょう性が疑わしいケースもあり、改善を希望します。広告については必ず費用として見込む必要がありますが、効果分析やユーザに関する分析については他のプラットフォームの方が拡充されていると思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
アマゾンの強みは顧客数とプライムデーなどビックセールの販売機会の提供になります。その規模はすさまじく、値付けがよく、きちんと露出されれば商品はしっかり売れていくと思います。当社の場合はアマゾンアカウント開設依頼、順調にビジネスを拡大することができました。特に新規で当社の商品を購入されたお客様が多い印象ですので、ブランド認知拡大に貢献していると感じています。年に何度かあるビッグセールの機会は、他のプラットフォームでもなかなか経験することのないくらい常にユーザがアクセスし、商品を買って頂ける機会となっています。一方で利益面ではプラットフォーム費用、広告費用、運用者(商品出荷・カスタマーサポート)の費用が常にかかりますので、しっかりと確認する必要があります。ECは24時間365日ですので、スタートすると休むことができません。この点も運用開始前にしっかりと設計する必要があると思います。
検討者へお勧めするポイント
日本最大のECモールの一角を担うアマゾンですので、EC販売を考えている事業者の方は避けて通ることができないと思います。アマゾンのリーチはすさまじく、商品を常に必要な方に届ける仕組みが整っていますので、24時間365日、新しいお客様に商品をお届けできる機会を生み出すことができます。お客様からのレビューを通じて、商品の反応を確認する、同業他社の動向を確認する、といったことも可能です。マーケティング関連のサポートも充実していますので、EC販売を行うのであればアマゾンに商品を露出させることは必須だと思います。