北村 太一
Ohina|ソフトウェア・SI|プログラミング・テスト|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
アプリのデプロイやリソース監視など運用作業が楽になる
PaaSサービスで利用
良いポイント
* アプリのデプロイが簡単: Vscodeからデプロイ、GitHub ActionsやAzure DevOpsなどを使ったCICDでのデプロイなどのアプリケーションのデプロイが簡単に行えるサービスが充実している
* スロット機能で本番と検証の切り替えが容易: 環境ごとにスロットを用意することが可能なため、ステージング環境のスワップ機能で検証と本番切り替えが可能なため、本番切り替え時のダウンタイムを抑えたり、障害発生時の切り戻しがしやすい
* リソース監視が組み込み済み: WebAppsのCPU、メモリの使用率やアプリケーションのログをAzure Monitorで収集し、監視することができるので、自前でリソース監視するソフトウェアを用意する必要がない
改善してほしいポイント
・HTTPリクエストが3分50秒でタイムアウトしてしまう
→ WebAppsをはじめとしたAzure App Service系のサービスの仕様で3分50秒以上かかる処理を動作させると、タイムアウトが発生してしまうため、長時間の処理には不向き
・Azure上の類似のサービスとの違いが分かりづらい
→ AzureのWeb Appsには他にもStatic Web AppsやContainer Appsなどのサービスもあるが、どのアーキテクチャを使用するのが最適なのか分かりづらく、Azure上での選択肢があり過ぎることもあり、サービス選定に時間がかかる
・アプリケーションのデプロイ時間が長い
→ Azure Functionsなどに比べると、アプリケーションのデプロイが長い印象があり、自分が使用した環境だと20分近くかかる
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・PaaSなのでOSのアップデートなど不要となり、アプリケーション開発に集中できる
・検証と本番環境のスロットスワップにより、検証で確実にテストされたものを本番環境にリリース可能になった
・Azure組み込み機能の活用によって運用監視作業が効率的になった
検討者へお勧めするポイント
・サーバー構築やOS管理が不要なので、アプリケーション開発に集中することができる
・GitHubやAzure DevOpsなどのCICDでのアプリケーションのデプロイが可能
・スロットスワップ機能でゼロダウンタイムリリース、本番環境を止めずにリリース・ロールバックが可能