非公開ユーザー
銀行|その他専門職|300-1000人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
一歩進んだ電子請求書サービス
請求書・見積書作成ソフトで利用
良いポイント
電子請求書サービスは発行側から受領側への単方向サービスであるものが多い中、こちらは双方向のサービス。受領側はシステムにログインしたデータを単純にPDFで出力するだけではない。システム内の電子請求データを活用できるため、支払依頼時の精算システムへのエントリーが手入力から開放され省力化につながるメリットが挙げられる。
請求書の発行が多い企業が導入した場合の効率化は当然として、請求書の受領が多い企業でも既存の精算システムとどのように連携するか等、事務処理フローをきちんと整理できればメリットが大きくなるのではないだろうか。
改善してほしいポイント
製品の動作は全体的に重い。社内環境が影響している可能性もあるがレスポンスが良いとは言えない。多機能なのはありがたいが使いこなしにくい。UIの見せ方はもう一工夫整理が必要。直感的なデザインではないため習熟にはある程度時間を要する。トップ機能をしぼり提供するなどパフォーマンスとデザインにこだわって改善されれば導入開始時のハードルが下がるのではないだろうか。SaaS製品のため専用サーバなどの機器を購入する必要はないが、それなりのイニシャル費用と提供元でのセットアップが必要で簡単に設定変更ができる仕様ではない。ワークフローも搭載されているものの機能は限定的となっている。また、導入後のサポートが悪い訳ではないがそれほどリソースをさいていない印象。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・対象先の郵送リードタイムがゼロ
・対象先の電子化により到着時の前さばきがゼロ
・支払依頼時のシステムエントリー工数が極小化
・請求データでの格納により保管コストの増加を抑制
・データ処理の証跡がシステムで担保され、進捗が可視化
検討者へお勧めするポイント
導入事例が多いため、担当者とディスカッションしながら実際の処理フローを複数検討できる。できることとできないことがはっきりしているため、できるだけ実務レベルまで課題整理してから導入されることをおすすめする。