VMware Carbon Black Cloudの製品情報(特徴・導入事例)

time

ITreviewによるVMware Carbon Black Cloud紹介

VMware Carbon Black Cloudとは、ヴイエムウェア株式会社が提供しているEDR、サイバーハイジーン製品。ITreviewでのユーザー満足度評価は4.1となっており、レビューの投稿数は8件となっています。

VMware Carbon Black Cloudの満足度、評価について

VMware Carbon Black CloudのITreviewユーザーの満足度は現在4.1となっており、同じEDRのカテゴリーに所属する製品では10位、サイバーハイジーンのカテゴリーに所属する製品では3位、となっています。

バッジ 満足度 大企業 中堅企業 中小企業
- 4.1 4.2 3.7 4.5
レーダーチャート 価格 使いやすさ サポート品質 導入のしやすさ 機能への満足度 管理のしやすさ
3.7 4.3 3.6 4.1 4.3 4.0

※ 2025年09月05日時点の集計結果です

VMware Carbon Black Cloudの機能一覧

VMware Carbon Black Cloudは、EDRの製品として、以下の機能を搭載しています。

  • 端末の挙動記録

    エンドポイント端末にセンサーを常駐させ、ファイル操作やネットワーク接続、レジストリ情報、イベントログ、各種プロセスといった端末の動作情報を監視して記録する

  • クラウド脅威情報基盤による脅威分析

    EDR提供ベンダーが提供するクラウド上のインテリジェントプラットフォームによる脅威の分析を行う。インテリジェントプラットフォームとはEDR提供ベンダーが持つ脅威情報基盤をベースに日々の脅威情報がリアルタイムに集積されており、これらの情報に基づく最新かつ未知のリスクを分析できる

  • マルウェア解析

    エンドポイントのモニタリングにより蓄積したログをアンチマルウェアエンジンにより解析し、マルウェアの可能性がある挙動を検知する

  • 不正プログラムや不正侵入の解析

    「YARA(不正プログラムの特定・分類に用いられるオープンソースのツール)」や「Open IOC(IOC:Indicators of Compromise/脅威侵入の痕跡を定義するデータ規格)」などのルールに基づいた調査を行い、不正プログラムや侵入の痕跡を発見する

  • インシデント詳細解析

    さまざまな解析機能により検知された疑わしいプログラムやプロセスを、さらに詳細に解析する。例えば、サンドボックス(システムと切り離された仮想環境上で動作させて解析を行う)などが実装されている

  • マルウェア検知

    エンドポイント端末(PCなど)に対して、マルウェアとして報告されているファイルやハッシュ値に基づき検索を行うことで、マルウェアが存在するPCなどを特定する

  • アラート/警告

    エンドポイント端末でのマルウェアの発生、感染や侵入などを検知した場合に、ユーザーや管理者に警告する

  • ファイアウォール

    外部からの攻撃やマルウェアの脅威からエンドポイント端末を守る

  • セキュリティレベルの確

    エンドポイント端末(PCなど)にインストールされているアプリケーション情報を取得し、バージョンアップやパッチ更新が行われているかどうかを監視することで、端末のセキュリティレベルを確認する

  • ソフト自動更新

    ビジネスで使われることの多い代表的なアプリケーションソフトを、バックグラウンド処理により強制的に最新版に更新する

  • システム制御

    感染や侵入が検知された場合、インシデントが解決されるまでネットワークの切断やアプリケーションソフトの非アクティブ化などを行う

  • プロセスの自動停止

    マルウェアの疑いがある挙動を検知した場合に、該当するプロセスを自動停止する

  • 管理者によるプロセス停止

    マルウェアと疑われるプロセスが動作しているPCを、管理者によりリモートで停止できる

  • インシデントレポート

    ネットワークやインフラに関連する傾向と脆弱(ぜいじゃく)性のレポートを作成する

  • 管理コンソール

    利用者端末(エンドポイント)のログ情報を解析・分析した結果などを、Web画面などで一元管理する

VMware Carbon Black Cloudを導入して得られた効果やメリット

ツールは導入するだけでなく、その後どんな影響があったのかが一番重要となります。 では、VMware Carbon Black Cloudを導入することでどんな効果や、メリットがあるのでしょうか?実際に投稿されたレビューからその一部をご紹介します。

    非公開ユーザー

    総合(建設・建築)|社内情報システム(企画・計画・調達)|1000人以上|導入決定者|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済
    投稿日:

    動作が軽く・誤検知が少ない

    EDRで利用

    良いポイント

    優れている点・好きな機能
    ・環境相性が良い
    ・管理しやすい
    ・ランサム対策機能がある
    ・AIによるふるまい検知ができる
    ・情シスがインシデント対応しなくてもよくする事ができる(SOCに任せる)

    その理由
    ・既存のウイルス対策ソフト(ウイルスバスター)と共存できる
    ・カーネル上で動く誤検知が少ない対応できる
    ・仮想環境でも動作する
    ・PCへの負担が少ない(軽い)
    ・SASE(ゼロトラストセキュリティ)と連携できる
    ・ログを定期的に外部出力できる(SIEM連携)
    ・管理ツールが見やすい
    ・常駐アイコンがあり、エンドユーザーが安心感を得られる(動作していることがわかる)
    ・外部SOCサービスと連携できる。

    続きを開く

    非公開ユーザー

    テクバン株式会社|ソフトウェア・SI|保守・運用管理|1000人以上|ユーザー(利用者)

    企業所属 確認済
    投稿日:

    最強のセキュリティ対策ソフト

    EDRで利用

    良いポイント

    良いポイントとしてはやはりLive Responseでの一括での全ての操作が可能である点となります。またウィルス検知をした際には特定するのはもちろんのことウィルスの経路なども詳細に拾ってくれるのはありがたい。

    続きを開く

    非公開ユーザー

    電気・電子機器|社内情報システム(その他)|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用

    企業所属 確認済
    投稿日:

    安心・安全を簡単に確保できます。

    EDRで利用

    良いポイント

    従来の類似ソフトは定期的に定義ファイルを更新する必要があり、更新時に動作が不安定になるなどトラブルが見受けられました。
    また、何らかの原因で定義ファイルが更新されていないこともありましたが、VMware Carbon Black Cloudではそのようなことがないので、業務への影響が最小限となりました。

    利用ユーザーとしてはちょっとしたことですが、非常にありがたいです。

    続きを開く
開発・提供元の情報

ITreviewに参加しよう!