非公開ユーザー
その他製造業|社内情報システム(企画・計画・調達)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
WiFi統合管理ソリューションの先駆け
屋内アクセスポイントで利用
この製品の良いポイントは何でしょうか?
これまでICOM AP-50WやAP-8000をスタンドアロンで設定していましたが、2013年にAironetへと置き換えしました。併せてRADIUS認証機関を設置して、日本国内拠点にAironet子機をデータセンター内の親機による集中管理として、各拠点で共通のSSIDの提供、同一の認証を実現しました。以後統合管理のメリットを生かして、たとえばパスワードの一括変更、電波強度の自動調停、同一シリーズ子機の簡易プロビジョニングなどで従来よりも設置や運用の工数・コストを大幅に削減することが可能となりました。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
EOLが世代ごとにバラバラになってしまい、親機よりも先に追加可能な子機が販売完了、サポート終了となることで事実上短期の寿命となってしまいました。結局は親機の更新に伴い前台数の入れ替えを行うこととなるため、これまで削減できたコストや工数が相殺とは言わないまでも再度インパクトが発生してしまうことは難点です。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
導入時期がちょうど全社でのノートパソコン推進、WiFi搭載機種増加時期と重なったことがあり、デスクトップパソコン中心だった当社のIT環境に一気にポータビリティがもたらされました。RADIUS機関がDHCPも搭載していたことから各拠点バラバラ・手動設定だったIPアドレス管理も簡易化、これにより利用者はどの拠点に行ってもすぐに接続して作業できるという、いまとなっては当たり前の環境を最初に実現可能としてくれたソリューションとなりました。
結果として、組織を超えた人材の流動化や直接のコミュニケーションの増加により、部門横断的なプロジェクトの推進に寄与したり、または出張や他拠点での作業が可能なことは特に商品開発部隊が営業とのコミュニケーションを活発化し商品の機能・商品の競争力強化にもつながりました。