柳川 修一
アクセンチュア株式会社|ソフトウェア・SI|プロジェクトマネージャ|1000人以上|導入決定者|契約タイプ 有償利用
使い勝手は良いが工夫は必要
コラボレーションツールで利用
良いポイント
Confluenceは、「スペース」という枠の中でページを階層的に作ることができ、各ページは直感的に編集し情報を埋め込めるように作られているため、情報集約ツールとして利用しやすい。
スペース単位で権限設定でき、スペース間でページの移動も可能なので、個人向けのworkingスペースに一時的にドラフト情報を置き、全体公開のタイミングで公開用スペースに情報を移動させるような使い方もできる。
自由度が高いため各プロジェクトでどのように利用するか設計しておかないと情報が散乱してしまうが、利用目的とルールを明確にすれば強力な情報集約ツールとなりえる。とはいえ、ある程度使い慣れたメンバーじゃないと有効な使い方を設計できない取っつきにくさは多少ある。
改善してほしいポイント
標準のページテンプレートのほかに、カスタムテンプレートを作成できる仕組みがあるが、カスタムテンプレートに関してはプレビュー表示がないため名称からフォーマットを類推する必要があり、若干使いづらい。
また、ページに埋め込んだボタンオブジェクトにページテンプレートを紐づける等の作りこみをGUIで実施できるが、GUIを開かないと設定内容が確認できないため、作りこみ時の生産性が上がらない。開発しやすい仕組みの提供を期待したい。
なお、ページに情報を記述する際も、ビジュアルエディターがかなり使いづらいため、HTML等で直接記述できるようにしてほしい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
導入前はパワポやエクセルに情報を記載しファイル単位で情報管理していたが、WEBページ単位で情報管理できるようになり、情報アクセス性や検索性が格段に増した。