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DesignSpark Mechanical
3DCADソフトで利用
良いポイント
主に3Dプリント用データ・3D形状データの作成に使用しています。
UIが直感的にわかりやすく、かつ、理屈として納得できる形でデータを作成していける点が良いです。
・他のCADは操作や表示がしっくり来ず、データ作成以前の問題でしたが、このCADは大丈夫でした。
・基本はマウスクリック&ドラッグでデータを作成していきますが、明示的に線や面の数値を入力できるので、決まった形のもの、あるいは数値を検討しながら設計を進める場合に便利です。
回路基板も含む内部構造体(各種電子部品やネジなど)の形状を織り込み、外観筐体のデザイン・設計・データ出力に使用しています。
改善してほしいポイント
・稀に、solidが意図せずにsurfaceに変化してしまい、有効なモデルデータとして使えなくなることがあります(undoで戻せる時ばかりではないので、最悪は)。多くは、複雑な面・solidの加工操作を繰り返していき、細かいところに何かおかしな(矛盾したような)ゴミデータができてしまったあとに発生します。
・同じように、細かいおかしな部分が発生すると「solidどうしが有効な接触面を持たない」といったエラーにつながり、複数solidの結合ができなくなることが、割合多く発生します。この症状に陥った時には、最悪、原因部分を含むsolidを一旦捨て、新たなデータとして作り直さないといけなくなることもあります。
・3Dsolidから2D面を選ぶとき、中心点基準を任意に設定できない(自動的に決まってしまう)ので、面が意図したグリッドに乗らないことがよく発生します。あらかじめ基準ソリッドを作るなどして対応していますが、なにか良い解決方法・改善がはかられると、より使い勝手が良くなると思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
【電子ガジェットの筐体用】
・3Dでの設計なので、内部構造体をデータに入れ込むことで、構造の検討(形状やアタリの確認)が簡単にできるようになります。
・これまで試した3DCADの中で、UIが一番しっくり来たので使用しています。逆に、他の3DCADのUIは操作や視認の感覚がまったく合わなくて、データを作る以前の問題でした。このCADでは、面を起点に数値的にはっきりしたイメージをもってデータの作成ができます。
・設計自体は単品(員数1)でデザインしますが、実際に3Dプリントサービスに発注する際には、多面取りデータに加工して最終出力を生成することが多いです。その際の多面取りがし易かったり、単品データを修正すれば自動的に多面取りデータの内容も更新されるようにできるのが便利です。
【3D形状データの作成】
・このCADがあることで、現実には目の前に存在しないものであっても、CAD上で3D形状を作成することができます。そのスクリーンショットを使えば、プレゼンや販促の資料に3D形状イメージを載せることができるので、資料の説得性やわかりやすさの向上につながります。